エラーメッセージ
【V10.0L21/10.1以前の場合】
ソケット接続に失敗しました。(詳細コード:10104) |
【V11.0L10/11.0以降の場合】
ソケット接続に失敗しました。(詳細コード:10104) |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:10.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Systemwalker Event Agent
Windows版:V10.0L20以降
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
確認ポイント
システム監視設定[接続先設定]で指定したサーバ側で、サービス/プロセスの動作状況を確認します。
接続先のサーバがWindowsサーバの場合
接続先のサーバ側で、サービス"Systemwalker MpOpgui"(V10.0L10以前の場合は"SystemWalker MpOpgui")は動作していますか。
接続先のサーバがUNIXサーバの場合
接続のサーバ側で、プロセス"mpstartsv"は動作していますか。
原因
接続先のサーバ側で、確認ポイントに示したサービスまたはプロセスが動作していないことが原因です。
これらが動作していない原因としては、以下が考えられます。
接続先のサーバがWindowsサーバの場合
サービス"Systemwalker MpOpgui"(V10.0L10以前の場合は"SystemWalker MpOpgui")のスタートアップの種類が[手動]または[無効]になっている。
接続先のサーバがUNIXサーバの場合
Systemwalker Centric Managerが10.0/V10.0L10以前の場合
Systemwalker Centric Managerのインストール後にOSをリブートした実績が無い。
Systemwalker Centric Managerの起動スクリプト(注1)を起動抑止した実績がある場合
起動抑止解除後に、OSのリブートまたは以下の[起動手順]に示す手順を行なった実績が無い。
※プロセス"mpstartsv"はコマンド"scentricmgr"では起動しません。
(注1)対象の起動スクリプトを以下に示します。
[Solaris版]
/etc/rc2.d/S73opagt.syslog |
[Linux版]
5.2の場合
/etc/rc2.d/S04opagt.syslog /etc/rc3.d/S04opagt.syslog /etc/rc5.d/S04opagt.syslog |
V10.0L10の場合
/etc/rc2.d/S00opagt.syslog /etc/rc3.d/S00opagt.syslog /etc/rc5.d/S00opagt.syslog |
V10.0L20以降の場合
/etc/rc2.d/S11opagt.syslog /etc/rc3.d/S11opagt.syslog /etc/rc5.d/S11opagt.syslog |
[HP版]
/sbin/rc2.d/S200opagt.syslog |
[AIX版]
/opt/FJSVsagt/etc/script/S73opagt.syslog |
(/etc/inittabファイルに上記を呼び出すためのエントリ行が登録されています)
[起動手順]
プロセス"mpstartsv"を起動します。
上記の(注1)に示した起動スクリプトを、引数"start"を指定して手動で実行する方法(Solaris 10では使用不可)の他、以下の方法があります。
[Solaris版]
/opt/systemwalker/bin/stropasyslog (10.1以降の場合) |
[Linux版]
sh /opt/FJSVsagt/etc/init.d/opagt.syslog start または |
[HP版]
sh /opt/FJSVsagt/sbin/init.d/opagt.syslog start または |
[AIX版]
sh /opt/FJSVsagt/etc/script/opagt.syslog start または |
syslogdにHUPシグナルを通知する。
ps -ef | grep syslogd |
対処方法
接続先のサーバがWindowsサーバの場合
接続先のサーバ上で、サービス"Systemwalker MpOpgui"を起動してください。
接続先のサーバがUNIXサーバの場合
接続先のサーバ上で、原因の[起動手順]に従って、プロセス"mpstartsv"を起動してください。