エラーメッセージ
サーバ環境定義画面はクライアント(%1)により使用中のため、起動できません。 |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V10.0L20以降
Solaris版:10.1以降
HP-UX版:11.0以降
AIX版:11.0以降
Linux版:V10.0L20以降
Systemwalker Event Agent
Windows版:V10.0L20以降
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
確認ポイント
起動しようとした画面と同じ画面を、別のWindows端末(注)で表示していませんか。
注)エラーメッセージの(%1)の部分に表示されたコンピュータ名を持つ、Windows端末を指します。
原因
起動しようとした画面と同じ画面が、既に別のWindows端末(注)で表示されているためです。
エラーメッセージにある各画面は、複数のWindows端末から同じサーバに接続して同時に起動することはできません。
注)エラーメッセージの(%1)の部分に表示されたコンピュータ名を持つ、Windows端末を指します。
対処方法
別のWindows端末で表示されている画面を終了してから、再度起動してください。
対処2
確認ポイント
エラーメッセージの(%1)の部分に表示されたコンピュータ名を持つWindows端末において、起動しようとした画面と同じ画面を表示していないのに、エラーメッセージが表示されていますか。
原因
画面の接続先となるサーバにおいて、画面からの接続状況を管理する情報が、何らかの理由により残存している状態が考えられます。この情報は、サーバ側で画面とのTCP/IP切断を検知した場合にクリアされます。
しかし、ネットワーク不調や、画面を表示した状態でWindows端末の電源を強制的に切断した場合等に、稀にサーバ側で画面とのTCP/IP切断を検知しないことがあります。
対処方法
画面の接続先となるサーバ側で以下の操作を実施後、再度、画面を起動してください。
<接続先のサーバがWindowsサーバである場合>
接続先のサーバ上で、サービス"Systemwalker MpOpgui"を再起動してください。
<接続先のサーバがUNIXサーバである場合>
接続先のサーバ上で、以下の手順でプロセス"mpstartsv"を再起動してください。
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。
/opt/systemwalker/bin/stpopasyslog |
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。
/opt/systemwalker/bin/stropasyslog |
以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。
ps -ef | grep syslogd |
注意
上記手順1~3の実施により、syslog連携機能も同時に再起動されます。そのため、3の手順が完了するまでの間に発生したsyslogd経由のメッセージは、監視できません。
syslog連携機能を停止している間にsyslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合がありますが、3の手順を完了することで復旧しますので、そのメッセージは無視してください。