対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:10.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Systemwalker Event Agent
Windows版:V10.0L20以降
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
エラーメッセージ
MpAosfB: ERROR: 3005: システム関数でエラーが発生しました。システム関数名:recv 理由:No such file or directory |
確認ポイント
Systemwalkerのコード系と異なるコード系のメッセージに対し、アクションを実行していませんか。
Systemwalker Centric Manager の文字コードは、10.0以降の場合、自動的に OS の文字コードと同じものになります。5.2以前の場合は、SystemWalker/CentricMGRのインストール時に、文字コードを指定します。
以下のような場合に、Systemwalkerのコード系と異なるコード系のメッセージが発生します。
シスログにSystemwalkerのコード系と異なるコード系でメッセージが出力された場合
監視対象のログファイルに、Systemwalkerのコード系と異なるコード系でメッセージが書き込まれた場合
対処方法
Systemwalkerのコード系と発生メッセージのコード系を一致させてください。
メッセージのコード系を修正することができない場合は、以下の方法で回避できます。
メールアクションの場合
“イベントの内容を送信する”のチェックを外してください。
音声通知アクションの場合
“イベント内容の通知”のチェックを外してください。
アクション定義において“%MSG”を使用している場合
アクション定義から“%MSG”を削除してください。
対処2
確認ポイント
アクション実行中の時間帯を確認し、その時間にネットワークが切断、または不安定な状態になっていたことはないか確認してください。
切断される原因としては、以下のような場合があります。
アクション実行先ホストがハングした。
アクション実行先ホストの電源が落ちた。
アクション定義ホストとアクション実行先ホスト間のLANケーブルが故障した。
アクション定義ホストとアクション実行先ホスト間のHUBの電源が落ちた/故障した。
アクション定義ホストとアクション実行先ホスト間で、ネットワークトラブルが発生した。
原因
サーバとクライアントのネットワークに異常が発生したため、サーバ側が管理しているアクションの状態に不整合が発生することがあります。
対処方法
ネットワークの状態を復旧した後で、サーバ側のSystemwalker Centric Managerを再起動してください。
対処3
エラーメッセージ
MpAosfB: エラー: 3016:アクション実行サーバが起動されていません。ホスト名:xxxx |
確認ポイント
[アクション環境設定]ダイアログボックスの[アクション実行先]タブで指定したホストがアクション実行可能なホストか確認してください。
原因
アクション実行先に設定されているホストが存在しない、もしくはアクションを実行できる状態ではないため、アクションが実行されません。
対処方法
アクションを実行するホストが起動しているか確認し、起動していない場合は、起動してください。
アクション実行サービス(Systemwalker MpAosfX)がインストールされているか確認し、インストールされていない場合は、インストールしてください。
運用管理サーバ、部門管理サーバ、および業務サーバの場合は、Systemwalker Centric Managerインストール時に自動的にインストールされます。クライアント、運用管理クライアントの場合は、インストール時のオプションで[アクション実行]を選択してください。
アクション実行サービス(Systemwalker MpAosfX)が起動しているか確認し、起動していない場合は、起動してください。サービス起動後、[アクション管理]画面より異常終了したアクションを実行してください。
アクション実行に必要なポート(6961/tcp)に対する通信が許可されているか確認し、通信が許可されていない場合は、許可するように設定してください。
ポート番号6961を使用しているアプリケーションがないか確認してください。ポート番号6961を使用しているアプリケーションがある場合、別のポートに移動するなどの方法で重複しないよう対処してください。