Interstage Studio ユーザーズガイド |
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付録D 旧資産からの移行 | > D.2 V7までの資産の移行に関する注意点 |
V7までのワークスペースを本バージョンのワークベンチで利用する場合には、ここに説明する注意点および、"プロジェクトの移行に関する注意点"の両方を参照ください。
ワークベンチの起動ダイアログボックスの環境設定でV7までのワークスペースを指定すると、そのワークスペースを開くときに、ワークスペースを更新するかどうかを確認するメッセージボックスが表示されます。[はい]を選択するとワークスペースの内部設定情報が更新され、本バージョンのワークベンチで使用可能になります。ワークスペースを更新したくない場合には[いいえ]を選択してください。ワークベンチはワークスペースを更新せずにそのまま終了します。
V7までのワークスペースを本バージョンのワークベンチで使用した場合、初めに開くパースペクティブはそのワークスペースで最後に使用していたものではなく、本バージョンにおけるデフォルトパースペクティブになります。必要に応じてパースペクティブを開き直してください。また、パースペクティブのカスタマイズ設定を行っていた場合にはその設定はすべて初期化されます。必要に応じて再度カスタマイズ設定を行ってください。
本バージョンのワークベンチでは自動ビルドのデフォルト設定がオンに変更になり、リソースが保存されるとインクリメンタルビルドが実行されます。ただしV7までのデフォルト設定(オフ)で使用していたワークスペースを本バージョンのワークベンチで開いた場合には、V7までの設定(オフ)がそのまま引き継がれます。自動ビルドをオンにするには、メニューバーから[ウィンドウ] > [設定]を選択し、[設定]ダイアログボックスの[一般] > [ワークスペース]の[自動的にビルド]をチェックしてください。
フォント、外観色、マージン、行番号の表示、強調表示など、V7までで行っていたエディタの設定は本バージョンのワークベンチには引き継がれません。必要に応じて再度設定し直してください。
V7までで作成していたJavaアプレット起動構成は本バージョンのワークベンチには引き継がれません。ワークスペースを開いてからJavaアプレット起動構成を再度作成し直してください。なお新しいJavaアプレット起動構成では、HTMLファイルを指定する代わりに[パラメタ]タブの[幅]および[高さ]にアプレットの表示サイズを指定してください。
V7までの[設定]ダイアログボックスで[EJB]の[EJB名前付け規約]の設定を行っていた場合、その設定は本バージョンのワークベンチには引き継がれません。ワークスペースを開いてから[EJB名前付け規約]を再度設定し直してください。
Interstage Apworks V5の[設定]ダイアログボックスで、[XML] > [エディタ]の[全般]タブにて[XML DOMパッケージ名]にカスタム設定を行っていた場合、その設定は本バージョンのワークベンチには引き継がれません。これはV6からXMLパッケージがDOMからSAXに変更されたためです。このような場合には、ワークスペースを開いてから[XML] > [エディタ]の[全般]タブにて[XML SAXパッケージ名]のカスタム設定をし直してください。
DBアクセスクラスウィザードおよびEnterprise Beanウィザードでは、JDBCドライバを使ってデータベースにアクセスした際に、そのJDBCドライバ名と接続先URLを履歴として保持し、次にウィザードを使用したときに同じ値を再利用できるようになっていますが、V7までで保持していた履歴情報は本バージョンのワークベンチには引き継がれません。これらのウィザードを使用する際には新たにJDBCドライバ名と接続先URLを入力し直してください。
Interstage Apworks V5.0L20またはV6.0L10で作成したワークスペースを本バージョンのワークベンチで使用する場合はテンプレートの初期化を行ってください。初期化しない場合、本バージョンで提供されるCOBOLのテンプレートが有効になりません。テンプレートの初期化は以下の手順で行ってください。
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