Interstage Studio ユーザーズガイド |
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第8章 デバッグ | > 8.2 COBOLアプリケーションのデバッグ | > 8.2.3 CORBAサーバアプリケーションのデバッグ |
Interstage Application Serverで動作するCORBAサーバアプリケーションをデバッグするには、CORBAワークユニット起動構成が使用できます。CORBAワークユニット起動構成は以下のことを実行します。
以下にデバッグを開始するまでの手順を示します。
Interstageの管理に必要なサービス(基盤サービス)が起動されていない場合、[CORBAワークユニット名]にCORBAワークユニットの一覧が正しく表示されません。このような場合には基盤サービスを起動してからCORBAワークユニット起動構成を作成してください。
基盤サービスの起動にはInterstage基盤サービス操作ツールを使用します。ツールを起動するには、スタートメニューから [Interstage] > [Studio] > [Interstage基盤サービス操作ツール]を選択してください。
CORBAワークユニット起動構成を用いたデバッグでは、ローカルのInterstage Application Serverへの接続に必要なサービスが停止している場合にはそれらのサービスの起動を行います。Windows VistaなどのUser Account Control(UAC)機能を持つOSでは、サービスの起動を行う際に管理者権限への昇格を求めるダイアログボックスが表示されます。その場合には表示に従って管理者権限への昇格を行ってください。
依存ビューまたは構造ビューでCORBAサーバプロジェクトを選択し、メニューバーから[実行] > [デバッグ] > [CORBAワークユニット]を選択することにより、デフォルトの設定でデバッガを起動することができます。
CORBAワークユニット起動構成のメインタブ以外の設定項目については、COBOLアプリケーション起動構成と同様です。
デバッグするCORBAサーバアプリケーションは、デバッグ情報を付加してビルドされている必要があります。詳細は、"ターゲットオプションの設定"を参照してください。
.deploymentファイルの設定
CORBAワークユニットでは、デバッグを行う前に資産を自動的に配備することができますが、配備時に必要な情報は.deploymentファイルに記述されているものを使用します。.deploymentファイルの内容を以下に示します。
タグ |
説明 |
---|---|
implementation-repository-id |
インプリメンテーションリポジトリIDを指定します。 |
interface-repository-id |
インタフェースリポジトリIDを指定します。 |
binding-name |
ネーミングサービス登録名を指定します。 |
workunit-name |
CORBAワークユニット名を指定します。 |
.deploymentファイルは[CORBAサーバアプリケーション生成ウィザード]の実行時に、ウィザードで指定されたモジュール名とインタフェース名の情報をもとに生成されます。
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