Interstage Studio ユーザーズガイド
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第8章 デバッグ> 8.1 Javaアプリケーションのデバッグ

8.1.2 リモートデバッグ

ネットワークで接続された別のコンピュータなどで、デバッグモードで起動されたJavaプログラムに接続し、デバッグすることができます。リモートデバッグは、すでにデバッグモードで起動されているプログラムに対してデバッガが接続するという点を除き、通常のJavaプログラムのデバッグ操作と基本的に同じです。したがって、ローカルコンピュータで動作するアプリケーションをデバッグすることもできます。

ワークベンチでは、以下のアプリケーションのリモートデバッグをサポートします。

上記の各アプリケーションにおいて、基本的なリモートデバッグの方法は同じです。異なるのは、プログラムをデバッグモードで起動するために指定する、以下のJava VM起動オプションをどのように指定するかです。ただし、IJServer起動構成を使用する場合、J2EEアプリケーションのデバッグではJava VM起動オプションを指定する必要はありません。IJServer起動構成が自動的に必要なVM起動オプションを設定してIJServerを起動します。

<JDK/JRE 1.4の場合>
 -Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=nnnn

<JDK/JRE 5.0の場合>
 -agentlib:jdwp=transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=nnnn

注)address=nnnn の nnnn には、被デバッグプログラムとデバッガが通信するために使用するポート番号を指定します。利用可能なポート番号についてはシステム管理者にお問い合わせください。

各アプリケーションでのJava VM起動オプションの指定方法については、各アプリケーションのデバッグ方法の記述を参照してください。

リモートデバッグの操作方法については、"Java開発ユーザガイド"の"タスク"の"実行およびデバッグ"を参照してください。


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