Interstage Studio ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第8章 デバッグ> 8.1 Javaアプリケーションのデバッグ> 8.1.3 アプレットのデバッグ

8.1.3.2 Webブラウザを使用したアプレットのデバッグ

Webブラウザで実行されるJavaアプレットは、リモートJavaアプリケーション起動構成を使用してデバッグします。以下に、アプレットをデバッグする手順について説明します。

  1. アプレットをデバッグモードで起動するため、JBKプラグインに以下の設定をします。
    1. 「JBKインストールフォルダ\classes\jbkplugin.properties」ファイルを開きます。
    2. 「jbk.plugin.vmoption」キーの値に以下のJVMデバッグパラメタを指定します。
      <JDK/JRE 1.4の場合>
       jbk.plugin.vmoption=-Xrs -Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=nnnn
      
      <JDK/JRE 5.0の場合>
       jbk.plugin.vmoption=-Xrs -agentlib:jdwp=transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=nnnn

      注)address=nnnn の nnnn には、被デバッグプログラムとデバッガが通信するために使用するポート番号を指定します。利用可能なポート番号についてはシステム管理者にお問い合わせください。

  2. Webブラウザでアプレットを実行するJBKプラグイン用のHTMLファイルを作成します。Webブラウザでアプレットを実行するためのHTMLファイルの記述方法およびJBKプラグインの設定方法については、"J Business Kit オンラインマニュアル"の"付録"の"JBKプラグイン"を参照してください。
  3. Webブラウザで、作成したHTMLファイルを開きます。
  4. メニューバーから[実行] > [構成およびデバッグ]を選択し、[構成およびデバッグ]ダイアログボックスを開きます。
  5. 左のペインで[リモートJavaアプリケーション]を選択し、ダブルクリックします。
  6. [接続]タブで以下の設定をします。
    1. [プロジェクト]にデバッグするアプレットのプロジェクト名を指定します。
    2. [ホスト]にWebブラウザを実行するマシン名を指定します。
    3. [ポート]に被デバッグプログラムと通信するポート番号(「jbkplugin.properties」ファイル内の「jbk.plugin.vmoption」キーで指定したポート番号)を指定します。
  7. [デバッグ]をクリックして、デバッグを開始します。

リモートJavaアプリケーション起動構成の詳細については、"Java開発ユーザガイド"の"タスク"の"実行およびデバッグ"を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2007-2009 FUJITSU LIMITED