Interstage Studio ユーザーズガイド
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第6章 ビルド> 6.3 ビルドツール > 6.3.4 リンカ

6.3.4.1 リンクオプションの設定

リンクする際のオプションを設定することができます。

+リンクオプションを設定する

以下の手順で[リンクオプション]ページを表示し、リンクオプションを設定します。

  1. 依存ビューまたは構造ビューからCOBOLプロジェクトまたはCORBAサーバプロジェクトを選択します。
  2. メニューバーから[ファイル] > [プロパティ]を選択するか、コンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。[プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左のペインから[ビルド]を選択すると[ビルド]ページが表示されます。
  4. [リンクオプション]タブを選択すると[リンクオプション]ページが表示されます。

項目

説明

ライブラリ/オブジェクトファイル

設定されているライブラリ/オブジェクトファイルの一覧が表示されます。

追加

リンクするライブラリ/オブジェクトファイルを追加します。
クリックすると[リンクオプションの変更]ダイアログボックスが表示され、ライブラリを選択します。
[参照]をクリックすると[選択]ダイアログボックスが表示され、ファイルが選択できます。
ライブラリファイルは複数追加することができます。

変更

選択したライブラリファイルを変更します。

削除

選択したライブラリファイルを削除します。

すべて削除

[ライブラリ/オブジェクトファイル]に表示されているライブラリ/オブジェクトファイルをすべて削除します。

上へ

選択したライブラリファイルのリンク順序を変更します。

下へ

選択したライブラリファイルのリンク順序を変更します。

Cランタイムライブラリ名

リンク時に結合するCランタイムライブラリのファイル名を指定します。
Cランタイムライブラリ名を省略すると"LIBC.lib"が結合されます。

DLLエントリオブジェクト

COBOLで作成されたオブジェクトファイルだけでダイナミックリンクライブラリを作成するか、他言語で作成されたオブジェクトファイルと一緒にダイナミックリンクライブラリを作成するかを指定します。

 

COBOL単体用

COBOLで作成されたオブジェクトファイルだけでダイナミックリンクライブラリを作成します。

他言語間結合用

他言語で作成されたオブジェクトファイルと一緒にダイナミックリンクライブラリを作成します。

その他のオプション

追加のリンクオプションを入力します。2つ以上のオプションを指定する場合は、区切り文字としてスペースを挿入します。

リンクオプションを指定するダイアログボックスで[参照]を選択し、[プロジェクトから選択]ダイアログボックスからファイルを選択した場合、パスの区切り文字は"\"ではなく"/"となりますが、ビルドには問題ありません。

その他のオプションに指定できるリンクオプションを以下に示します。リンクオプションの詳細については"NetCOBOL 使用手引書"を参照してください。

指定形式

説明

/DEF:モジュール定義ファイル名

モジュール定義ファイルを指定します。

/EXPORT:外部参照名

外部参照情報を生成します。

/OUT:filename

メイン出力ファイルの名前を指定します。

/STACK:スタックサイズ

スタックサイズの変更を指定します。
省略した場合のスタックサイズは1Mバイトになります。スタックサイズはバイト単位で指定してください。

/MAP:filename

マップファイルを生成する場合に指定します。


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