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第5章 ビュー> 5.18 スタックトレースビュー

5.18.2 スタックトレースビューの表示内容

スタックトレースビューはスレッドとスタックトレースの一覧を階層表示します。

以下に階層表示されるエレメントを示します。

エレメント

アイコン

説明

ファイル

スタックトレースビューに表示されているファイルを表します。アイコンの右側にはファイル名、ファイル種別および、ファイルが格納されているパス名が表示されます。
ファイル種別はファイルの内容によって"FJVMログ"か"スレッドダンプ"が自動判別されます。どちらにも当てはまらないと判別された場合には"ファイル種別不明"となります。この場合はスレッドとスタックトレースの一覧は表示されません。

採取日時

このアイコンの右側にはFJVMログまたはスレッドダンプの採取日時が表示されます。
スレッドダンプファイルで1つのファイルにスレッドダンプが複数回採取されている場合には、このエレメントが複数個表示されます。

スレッド

スレッドを表します。アイコンの右側にはスレッド名と、システムスレッドか否かが表示されます。システムスレッドとは、ファイル内に"daemon"と記録されているスレッドのことを指します。システムスレッドは[システムスレッドの表示]がオンの場合にだけ表示されます。
右側のアイコンはスレッドがデッドロック状態にあることを表すものです。[モニタの表示]がオンになっていて、かつ、そのスレッドがデッドロック状態の場合にはこのアイコンが表示されます。

スタックトレース

スタックトレースを表します。アイコンの右側にはクラス名、メソッド名、対応するソースファイルの行番号および、ネイティブメソッドか否かが表示されます。行番号の情報がファイルに記録されていない場合には、行番号は"使用不可"と表示されます。
ソースファイルがワークスペース内で参照可能な場合には、このエレメントをダブルクリックするとそのソースファイルをエディタで開き、対応する行にジャンプします。

スレッドダンプにモニタの情報が記録されている場合には、[モニタの表示]をオンにすると以下のエレメントが表示されます。

エレメント

アイコン

説明

所有するモニタ

スレッドの子エレメントとして表示され、そのスレッドが所有しているモニタを表します。アイコンの右側にはモニタとなっているオブジェクトのクラス名とIDが表示されます。所有しているモニタが複数ある場合には、このエレメントが複数個表示されます。
モニタがデッドロック状態にある場合には右側のアイコンが表示されます。

モニタを待機中のスレッド

所有するモニタの子エレメントとして表示され、そのモニタを待機中のスレッドを表します。アイコンの右側にはスレッド名と、システムスレッドか否かが表示されます。待機中のスレッドが複数ある場合には、このエレメントが複数個表示されます。
スレッドがデッドロック状態にある場合には右側のアイコンが表示されます。

待機中のモニタ

スレッドの子エレメントとして表示され、そのスレッドが待機中のモニタを表します。アイコンの右側にはモニタとなっているオブジェクトのクラス名とIDが表示されます。
モニタがデッドロック状態にある場合には右側のアイコンが表示されます。

モニタを所有するスレッド

待機中のモニタの子エレメントとして表示され、そのモニタを所有しているスレッドを表します。アイコンの右側にはスレッド名と、システムスレッドか否かが表示されます。
スレッドがデッドロック状態にある場合には右側のアイコンが表示されます。

モニタのロック

スタックトレースの間に表示され、どの処理の間にモニタがロックされたかを表します。アイコンの右側にはモニタとなっているオブジェクトのクラス名とIDが表示されます。


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