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Systemwalker Desktop Keeper V14g 運用ガイド 管理者編

2.9.4 その他の条件を設定する

情報漏洩予防診断のランキング表示の設定、レポート出力における週報開始曜日や、状況の改善/悪化を判断するための目安となる値の設定、エコ監査の設定などを行います。

その他の条件の設定については、変更後すぐに反映されます。

注意

条件の変更は、ログの移入中やログアナライザ機能、レポート出力ツールの使用中に実施しないでください

集計結果や診断結果、レポート出力結果に矛盾が出る場合やエラーの原因となる場合があります。


  1. 機能メニューの[動作設定]を選択します。
    →以下の画面が表示されます。

  2. 各項目に設定値を入力します。

    [情報漏洩予防診断設定]

    項目

    説明

    [違反操作ワーストランキング]

    • [表示]/[非表示]ラジオボタン
      情報漏洩予防診断画面に表示する違反操作ワーストランキングの表示/非表示を選択します。

    • [ランキング表示数]
      ランキング表示数を、1~99の範囲で指定します。

    • [赤色表示]
      TOP画面に表示される違反操作ワーストランキングで、警告表示(セルを赤く表示)するための、件数のしきい値を1~99999の数字で指定します。
      しきい値以上の件数を示すセルは赤く表示されます。

    [週報開始曜日設定]

    週報期間の開始日とする曜日を指定します。
    [日]を指定した場合、日~土曜日が週報期間となります。デフォルトの設定値は[日]です。
    ここでの設定値は、[レポート出力ツール]画面の[基本情報]タブの設定の[分析期間]([週報])に反映されます。

    [月報開始日設定]

    月報期間の開始日とする日付を指定します。
    [21]を指定した場合、21~翌月20日が月報期間となります。デフォルトの設定値は[21]です。
    設定が可能な日付は[1]~[28]です。
    ここでの設定値は、[レポート出力ツール]画面の[基本情報]タブの設定の[分析期間]([月報])に反映されます。

    [情報漏洩予防診断動作]

    [Desktop Log Analyzer互換で動作させる]にチェックした場合、情報漏洩予防診断のランキングから端末名などをクリックしたときの遷移先が目的別集計画面となり、Systemwalker Desktop Log Analyzerと同じ動作となります。
    詳細な説明は、以下のとおりです。デフォルトはチェックなしです。

    【本項目をチェックしない場合】

    [情報漏洩予防診断]画面で、[操作別集計結果]の件数をクリックすると、操作別ランキング表示されます。
    各ランキングの項目である、グループ名、端末名、端末+ユーザー名に表示されているリンクをクリックすると、ログビューアの[CT操作ログ - ログ検索]相当の画面に切り替わります。
    [CT操作ログ - ログ検索]画面では、ログアナライザで絞り込んだ期間、対象グループ/端末/ユーザ、操作が、検索入力項目として設定された状態で表示されます。また、この条件での検索結果が、すでにログ一覧に表示されています。
    つまり、情報漏洩の疑いが濃いとしてランキングされたユーザー名やPC名から、それらの具体的な操作内容(ログ)へと展開でき、情報漏洩調査をスムーズに移行できます。

    【本項目をチェックした場合】

    [情報漏洩予防診断]画面で、[操作別集計結果]の件数をクリックすると、操作別ランキングが表示されます。各ランキングの項目である、端末名、ユーザー名、端末+ユーザー名に表示されているリンクをクリックすると、目的別集計画面が表示されます。

    目的別集計画面で、絞込期間などの条件を手動で設定し、再集計します。ランキングされたユーザー名やPC名から、それらの具体的な操作内容(ログ)への展開はできません。

    [エコ監査設定]

    項目名

    説明

    [年度開始月設定]

    印刷量監査レポートで年度累計や年度目標を計算する場合に、基準とする年度開始月を指定します。
    1~12から選択できます。
    初期値は4です。

    [印刷量監査設定]

    [1ページあたりの印刷用紙代]

    印刷量監査レポートで、印刷料金を算出するための係数を円単位で指定します。
    小数点2桁で表示されます。
    0.01~99.99の値を指定できます。
    初期値は、0.60です。

    印刷用紙代は、以下の計算式で算出されます。
    印刷用紙代=印刷ページ数×1ページあたりの印刷料金

    [1ページあたりのCO2排出量]

    印刷量監査レポートで、CO2排出量を算出するための係数をg単位で指定します。
    小数点2桁で表示されます。
    0.01~99.99の値を指定できます。
    初期値は、5.16です。

    CO2排出量は、以下の計算式で算出されます。
    CO2排出量=印刷ページ数×1ページあたりのCO2排出量

    [監査の判定基準1]
    [監査の判定基準2]

    印刷量監査レポートで印刷上限値超過端末を出力する場合に、超過量(ページ)のパターン分けの基準とする値をページ単位で指定します。
    基準1は、2以上999999998以下の数値を設定できます。
    基準2は、3以上999999999以下の数値を設定できます。
    また、基準1<基準2である必要があります。
    初期値は、基準1が100、基準2が200です。

    ここでの設定値は、印刷量監査レポートの、「印刷上限値超過状況」シートの「超過量別端末の比率」と、「超過端末一覧」シートの「[▲]または[△]」に反映されます。


  3. [適用]ボタンをクリックします。