ここでは、旧バージョン(Interstage Apworks、Interstage Studio)のワークベンチで開発した資産の移行について説明します。
旧バージョン・レベルで作成したワークスペースやプロジェクトを利用するには、以下の手順に従ってください。移行に関する注意点については次節以降を参照してください。
旧バージョン・レベルで作成したワークスペースを利用する
Java EEワークベンチの起動ダイアログボックスの環境設定で旧バージョン・レベルのワークスペースを指定して、Java EEワークベンチを起動します。ワークスペースおよび、その中に格納されているプロジェクトがJava EEワークベンチで利用可能となります。
旧バージョン・レベルで作成したプロジェクトを利用する
ワークスペース全体ではなくワークスペース内の個々のプロジェクトを移行したい場合には、以下の手順でインポートすることができます。
インポートするプロジェクトを、エクスプローラなどを用いてワークスペースフォルダにコピーします。
メニューバーから[ファイル] > [インポート]を選択し、[既存プロジェクトをワークスペースへ]を選択します。
[プロジェクトのインポート]画面で、[ルートフォルダの選択]に1.でプロジェクトをコピーしたワークスペースフォルダを指定します。
[プロジェクト]の欄にインポート可能なプロジェクトの一覧が表示されます。インポートしたいプロジェクトがチェックされていることを確認し、[終了]をクリックします。
注意
旧バージョンのプロジェクトのうち、本バージョンのJava EEワークベンチに移行できるものは次のとおりです。
Webアプリケーションプロジェクト(*1)
Enterprise JavaBeansプロジェクト(*1)
エンタープライズアプリケーションプロジェクト
*1: Apcoordinatorを利用しているプロジェクトの場合は移行できません。
ポイント
いくつかのワークスペースおよびプロジェクト設定は[旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]コマンドを用いて自動的に更新することができます。詳しくは"B.5 ワークスペースおよびプロジェクトの自動更新"を参照してください。