Webサービスは、以下のようにWebアプリケーションとして作成する方法とEJBアプリケーションとして作成する方法があります。
WebアプリケーションでWebサービスを提供する
簡単にWebサービスを作成したい場合や、Webサービスとしてのインタフェースを厳密に定義する必要があり、WSDLでインタフェース設計を行う必要がある場合には、この方法を選択します。
詳細は、"5.3.2 Webサービスを作成する"を参照してください。
EJBアプリケーションでWebサービスを提供する
提供する機能をEJBとしても利用したい場合や、アプリの構成としてEJBモジュールとして提供した方が開発や保守がしやすいなどの場合に、この方法を選択します。
詳細は、"5.3.3 Stateless Session BeanをWebサービス化する"を参照してください。
提供する形態が決定したら、プロジェクトを作成し、必要なライブラリをプロジェクトに設定してビルドできる環境を整えます。
プロジェクトの作成
WebアプリケーションとしてWebサービスを提供する場合は、新規プロジェクトウィザードから[Web] > [動的Webプロジェクト]を選択し、動的Webプロジェクトを作成します。
EJBアプリケーションとしてWebサービスを提供する場合は、新規プロジェクトウィザードから[EJB] > [EJBプロジェクト]を選択し、EJBプロジェクトを作成します。
詳細については、"2.3.1 Webアプリケーションを作成する環境を準備する"または"3.3.1 EJBを作成する環境を準備する"を参照してください。
クラスパスの設定
アプリケーションを作成するのに必要なライブラリなどがある場合には、クラスパスの設定を行う必要があります。クラスパスの設定は、プロジェクトのビルドパスで行います。
ビルドパスの設定の詳細については、"7.2.1.3 クラスパスを設定する"を参照してください。