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Systemwalker Network Manager 使用手引書

7.1.1 主な障害の内容

7.1.1.1 ノード障害

障害を監視するために使用するウィンドウをSystemwalker Network Managerではビュー監視ウィンドウと呼びます。ビュー監視ウィンドウの詳細については7.2.1 ネットワーク監視機能の基本画面を参照して下さい。
ノード障害を検出すると、ビュー監視ウィンドウから起動されるトポロジマップ上の該当ノードアイコンまたはビューノードアイコンの色、および関連ビュードメイン/ビューアイコンの色が変化します。また、音を鳴らしてユーザに知らせます。発生した障害内容を知るには、障害履歴の表示を行って確認して下さい。検出するノード障害には、二重化された電源片系障害やFAN障害などがあります。

参考

  • 障害マスク中のノードの場合は、障害を検出しても特に何も起こりません。

  • 承諾を必要としない障害レベルに設定されている障害の場合は、アイコンは点滅しませんので承諾操作は必要ありません。

また、不明障害か重度障害に指定されている障害が発生した場合、そのノードが登録されているビューのオーナユーザに対して、E-mailによる通知を行うことができます。オーナユーザのE-mailアドレスの設定方法については4.2.2.4 ユーザを登録するを参照して下さい。

7.1.1.2 ポート障害

ポート障害を検出すると、トポロジマップ上の該当ノードアイコンまたはビューノードアイコンの色、および関連ビュードメイン/ビューアイコンの色が変化します。また、音を鳴らしてユーザに知らせます。発生した障害内容を知るには、障害履歴の表示を行って確認して下さい。検出するポート障害には、ポートのリンク断などがあります。

参考

  • 障害マスク中のポートの場合は、障害を検出しても特に何も起こりません。

  • 承諾を必要としない障害レベルに設定されている障害の場合は、アイコンは点滅しませんので承諾操作は必要ありません。

注意

  • Windowsのノードに対してネットワークの設定変更(例えばネットワーク接続の状態変更やNICの抜き差しなど)を実施した場合、ポート状態が不明となったままとなります。このような場合は、以下の手順で復旧させて下さい。
    (1) 対象となるWindowsのノードを再起動して下さい。
    (2) (1)を実施してもポート状態不明が復旧しない場合は、ネットワークデータベース編集で対象となるリンクを一旦削除し、再度登録して下さい。

また、不明障害か重度障害に指定されている障害が発生した場合、そのノードが登録されているビューのオーナユーザに対して、E-mailによる通知を行うことができます。オーナユーザのE-mailアドレスの設定方法については4.2.2.4 ユーザを登録するを参照して下さい。

7.1.1.3 リンク障害

リンク障害を検出すると、トポロジマップの該当ビューリンクラインの色が変化し、音を鳴らしてユーザに知らせます。また、リンク障害に対しては、承諾操作は必要ありませんので、障害が発生してもアイコンは点滅しません。発生した障害内容を知るには、障害履歴の表示を行って確認して下さい。検出されるリンク障害には、トラフィックの閾値が超えた場合の障害などがあります。

参考

  • 障害マスク中のリンクの場合は、障害を検出しても特に何も起こりません。

  • リンク障害に対しては、E-mailによる通知を行うことはできません。

7.1.1.4 サービス障害

サービス障害を検出すると、ビュー監視ウィンドウから起動されるサービスマップの該当ビューサービスアイコンの色が変化し、また音を鳴らしてユーザに知らせます。発生した障害内容を知るには、障害履歴の表示を行って確認して下さい。検出されるサービス障害には、VLAN関係の障害があります。

参考

  • 障害マスク中のポートの場合は、障害を検出しても特に何も起こりません。

  • 承諾を必要としない障害レベルに設定されている障害の場合は、アイコンは点滅しませんので、承諾操作は必要ありません。