トポロジビューは、ネットワークデータベース内に定義された監視対象機器を任意に抽出し管理することができます。トポロジビューはビュー定義ウィンドウより作成されます。
以下にビュー定義機能の基本画面の起動方法および項目内容について説明します。
1. メインメニューから【管理情報定義】を選択すると、管理情報定義メニューが表示されるので【ビュー定義】を選択します。
2. これによりビュー定義機能の基本画面となるビュー定義ダイアログが表示されます。
項目 | 内容 |
---|---|
登録ビュー一覧 | 登録されているすべてのビューを一覧で表示。 |
・ビュー名 | 登録されているすべてのビューの名称を表示。 |
・説明 | ビューに対する説明を表示。 |
・種別 | ビューの種別を表示。 |
【登録...】ボタン | ビューを新規登録します。 |
【変更...】ボタン | ビュー定義ダイアログで選択しているビューのビュー情報を変更します。 |
【削除】ボタン | ビュー定義ダイアログで選択しているビューを削除します。 |
ポイント
本節で説明している機能はすべてこのビュー定義ダイアログから展開します。
ビュー定義ダイアログを表示するまでの手順は共通操作となります。
3. 【閉じる】ボタン(または右上の【×】ボタン)クリックするとビュー定義ダイアログは閉じられます。
以下にL2ビューの登録方法を説明します。
1. ビュー定義ダイアログの【登録...】ボタンをクリックします。
2. ビュー登録ダイアログが表示されます。
項目 | 内容 |
---|---|
ビュー名 | ビューの名称を入力。 |
種別 | ビューの種別(トポロジL2/トポロジL3/サービス)を選択。 |
L2ビュー | L2ビューの名称を表示。 |
・【設定...】ボタン | L3ビュー登録時にL2ビューを設定します。 |
利用者 | ビューを使用する利用者の名称を表示。 |
・【設定...】ボタン | 利用者を設定します。 |
所有グループ一覧 | ビューの所有グループを一覧で表示。 |
・グループ名 | ビューを所有するグループの名称を表示。 |
・【設定...】ボタン | 所有グループを追加します。 |
オーナユーザ一覧 | ビューのオーナユーザ情報を一覧で表示。 |
・オーナ名 | ビューのオーナユーザの名称を表示。 |
・【設定...】ボタン | オーナユーザを追加/削除します。 |
説明 | ビューに対する説明を入力。 |
3. 各入力域に以下の内容を設定します。
ビュー名‥‥‥ビューの名称を入力。
種別‥‥‥‥‥ビューの種別を選択。L2ビューを選択。
利用者‥‥‥‥利用者表示域の右にある【設定...】ボタンをクリックすると利用者設定ダイアログが表示され、ビューに関連付ける利用者を選択することができます。利用者の関連付けが必要無い場合は、利用者設定は行わなくても構いません。利用者設定ダイアログの説明および操作方法については6.2.1.1.5 利用者を選択するを参照して下さい。
所有グループ一覧‥‥‥所有グループ一覧の右にある【設定...】ボタンをクリックすると所有グループ選択ダイアログが表示され、ビューの所有グループを選択することができます。ここで選択されたグループには、ビューを参照する権限が与えられます。所有グループ選択ダイアログの説明および操作方法については6.2.1.1.6 所有グループを選択するを参照して下さい。所有グループ一覧は、ビューを参照できるグループを設定します。
オーナユーザ一覧‥‥‥オーナユーザ一覧の右にある【設定...】ボタンをクリックするとオーナユーザ選択ダイアログが表示され、ビューのオーナユーザを選択することができます。ここで選択されたユーザには、ビューを編集する権限が与えられます。オーナユーザ選択ダイアログの説明および操作方法については6.2.1.1.7 オーナユーザを選択するを参照して下さい。オーナユーザ一覧は、ビューを編集できるオーナを設定します。L3ビューの場合は、L2ビューから自動的に作成するため、設定する必要はありません。
説明‥‥‥‥‥ビューに対する説明を入力。
4. 【OK】ボタンをクリックすると、ビュー情報の登録が行われ、ビュー登録ダイアログが閉じられます。
5. ビュー定義ダイアログの登録ビュー一覧には登録されたビューが追加表示されます。
6. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、ビュー情報の登録は行われずビュー登録ダイアログが閉じられます。
L3ビューをビューの種別として選択する場合、すでに登録されているL2ビューを指定するので、あらかじめL2ビューを登録しておく必要があります。
以下にL3ビューを登録時に指定するL2ビューの指定方法を説明します。
1. ビュー定義ダイアログの【登録...】ボタン(または登録ビュー一覧からビューを1つ選択し【変更...】ボタン)をクリックすると、ビュー登録ダイアログが表示されます。
2. ビュー登録ダイアログでビュー名、種別、利用者、所有グループ一覧を設定します。項目の設定方法については6.2.1.1.2 L2ビューを定義するを参照して下さい。
3. 種別から“トポロジL3ビュー”を選択し、L2ビュー表示域の右にある【設定...】ボタンをクリックします。
4. L2ビュー選択ダイアログが表示されます。
5. L2ビュー選択一覧から指定したいL2ビューを選択し、【OK】ボタンをクリックするとL2ビュー選択ダイアログが閉じられ、ビュー登録(またはビュー変更ダイアログ)のL2ビュー表示域に、選択したL2ビューの名称が表示されます。
6. ビュー選択ダイアログで【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、ビューの選択は行われず、ビュー登録ダイアログに戻ります。
7. ビュー登録ダイアログで【OK】ボタンをクリックすると、L3ビューが登録されます。
注意
すでに設定されているL2ビューは他のL3ビューには指定できません。
監視対象機器に異なるセグメントのポートIPアドレスが複数ある場合(たとえばルータなど)、ビュードメイン(サブネット)への配置は行いません。
L2ビューでメモ、アイコン座標の更新を行った場合、L3ビューにメモ、アイコン座標の反映は行いません。
ビュー編集を終了せずに同一のオブジェクト(ノード、リンク、エッジ、エッジグループ、リンクグループ、ドメイン)の削除→登録を行った場合、L3ビューにメモ、アイコン座標の反映は行いません。
以下にサービスビューの登録方法について説明します。
1. ビュー定義ダイアログの【登録...】ボタンをクリックします。
2. ビュー登録ダイアログが表示されます。ダイアログの説明および操作方法については「6.2.1.1.2 L2ビューを定義する」の表6.3 ビュー登録ダイアログ項目一覧を参照して下さい。
3. 各入力域に以下の内容を入力ます。
ビュー名‥‥‥ビューの名称を入力。
種別‥‥‥‥‥ビューの種別を選択。サービスビューを選択。
利用者‥‥‥‥利用者表示域の右にある【設定...】ボタンをクリックすると利用者設定ダイアログが表示され、ビューに関連付ける利用者を選択することができます。利用者の関連付けが必要無い場合は、利用者設定は行わなくても構いません。利用者設定ダイアログの説明および操作方法については6.2.1.1.5 利用者を選択するを参照して下さい。
所有グループ一覧‥‥‥所有グループ一覧の右にある【設定...】ボタンをクリックすると所有グループ選択ダイアログが表示され、ビューの所有グループを選択することができます。ここで選択されたグループには、ビューを参照する権限が与えられます。所有グループ選択ダイアログの説明および操作方法については6.2.1.1.6 所有グループを選択するを参照して下さい。
オーナユーザ一覧‥‥‥オーナユーザ一覧の右にある【設定...】ボタンをクリックするとオーナユーザ選択ダイアログが表示され、ビューのオーナユーザを選択することができます。ここで選択されたユーザには、ビューを編集する権限が与えられます。オーナユーザ選択ダイアログの説明および操作方法については6.2.1.1.7 オーナユーザを選択するを参照して下さい。
説明‥‥‥‥‥ビューに対する説明を入力。
4. 【OK】ボタンをクリックすると、ビュー情報の登録が行われ、ビュー登録ダイアログが閉じられます。
5. ビュー定義ダイアログの登録ビュー一覧には登録されたサービスビューが追加表示されます。
6. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、ビュー情報の登録は行われずビュー登録ダイアログは閉じられます。
グローバルビューやサービスビューでは、ビューの利用者を選択することができます。利用者を選択した場合、ビュー監視ウィンドウの表示メニューから利用者表示を選択することで選択したビューの利用者を表示することができます。利用者は選択しなくても問題はありません。
以下にビューを使用する利用者の選択方法について説明します。
注意
利用者を選択するにはあらかじめ利用者が登録されている必要があります。利用者登録の詳細は4.2.4 利用者を登録するを参照して下さい。
1. ビュー定義ダイアログの【登録...】ボタンをクリックし、表示されるビュー登録ダイアログの利用者表示域の右にある【設定...】ボタンをクリックします。
参考
すでに登録されているビューに利用者の設定を行う場合、ビュー定義ダイアログで変更を行いたいビューを選択し【変更...】ボタンをクリックすることでビュー変更ダイアログが表示されます。表示されたビュー変更ダイアログの利用者表示域の右にある【設定...】ボタンをクリックします。
2. 利用者選択ダイアログが表示されます。
3. 利用者選択一覧から利用者を選択します。【解除】ボタンをクリックすると利用者を解除することができます。
4. 【OK】ボタンをクリックすると利用者選択ダイアログが閉じられ、ビュー登録(またはビュー変更ダイアログ)の利用者表示域に、選択した利用者の名称が表示されます。利用者の解除を行った場合は、利用者表示域はブランクとなります。
5. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、利用者の選択は行われず、利用者選択ダイアログは閉じられます。
ビューを所有するグループを選択するときの操作方法について説明します。
1. ビュー定義ダイアログの【登録...】ボタンをクリックし、表示されるビュー登録ダイアログの所有グループ一覧の右にある【設定...】ボタンをクリックします。
参考
すでに登録されているビューの所有グループの変更を行う場合、ビュー定義ダイアログで変更を行いたいビューを選択し【変更...】ボタンをクリックすることでビュー変更ダイアログが表示されます。表示されたビュー変更ダイアログの所有グループ一覧域の右にある【設定...】ボタンをクリックします。
2. 所有グループ選択ダイアログが表示されます。
3. 選択グループ一覧からビューを所有させるグループを選択し【<<追加】ボタンをクリックすると、選択グループ一覧で選択したグループが所有グループ一覧に移動します。
4. 所有グループを外したい場合は所有グループ一覧から外したいグループを選択し【削除>>】 ボタンをクリックします。
5. 【OK】ボタンをクリックすると所有グループ選択ダイアログが閉じられ、ビュー登録(またはビュー変更ダイアログ)の所有グループ一覧に所有グループとして追加したグループの名称が表示されます。
6. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、所有グループの設定は行われず、所有グループ選択ダイアログが閉じます。
以下にビューのオーナユーザの選択方法について説明します。
1. ビュー定義ダイアログの【登録】ボタンをクリックし、表示されるビュー登録ダイアログのオーナユーザ一覧の右にある【設定...】ボタンをクリックします。
参考
すでに登録されているビューのオーナユーザの変更を行う場合、ビュー定義ダイアログで変更を行いたいビューを選択し【変更...】ボタンをクリックすることでビュー変更ダイアログが表示されます。表示されたビュー変更ダイアログのオーナユーザ一覧域の右にある【設定...】ボタンをクリックします。
2. オーナユーザ選択ダイアログが表示されます。
3. 所有グループコンボボックスからオーナユーザに設定したいユーザが所属するグループを選択します。
4. 選択ユーザ一覧からユーザを選択し【<<追加】ボタンをクリックします。選択ユーザ一覧で選択したユーザがオーナユーザ一覧に移動します。このとき、ビュー所属オーナユーザ一覧にもユーザが追加表示されます。ビュー所属オーナユーザ一覧には、該当ビューに対するすべてのオーナユーザが表示されます。
5. さらにオーナユーザとして設定したいユーザがある場合は、「3.」~「4.」を繰り返します。オーナユーザの設定を外したい場合はオーナユーザ一覧からユーザを選択し【削除>>】ボタンをクリックします。
6. 【OK】ボタンクをリックするとオーナユーザ選択ダイアログが閉じられ、ビュー登録(またはビュー変更ダイアログ)のオーナユーザ一覧に設定したオーナユーザの名称が表示されます。
7. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、オーナユーザの設定は行われず、オーナユーザ選択ダイアログが閉じられます。
以下にビュー情報の変更方法について説明します。
1. ビュー定義ダイアログの登録ビュー一覧から変更したいビューを1つ選択し【変更...】ボタンをクリックします。
注意
グローバルビューは変更できません。
2. ビュー変更ダイアログが表示されます。ダイアログの説明および操作方法は「6.2.1.1.2 L2ビューを定義する」の表6.3 ビュー登録ダイアログ項目一覧を参照して下さい。
3. 現在のビューの内容が表示されるので、変更したい内容に書き換えます。
注意
“種別”は変更できません。
4. 【OK】ボタンをクリックすると、ビュー情報の変更が行われ、ビュー変更ダイアログが閉じられます。ビュー定義ダイアログの登録ビュー一覧には変更された内容が反映されます。
5. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、ビュー情報の変更は行われずビュー変更ダイアログが閉じられます。
ビューの削除を行うとネットワークデータベースに登録されているビュー情報が削除されます。
注意
グローバルビューは削除できません。
削除するビューがL2ビューの場合、同時に関連したL3ビューも削除されます。
以下にビューの削除方法について説明します。
1. ビュー定義ダイアログの登録ビュー一覧から削除するビューを選択します。
2. 【削除】ボタンをクリックします。
3. 削除確認のダイアログが表示されます。
4. 【OK】ボタンをクリックすると、ビューの削除が行われ、削除確認ダイアログが閉じられます。選択されたビューは登録ビュー一覧からも削除されます。
5. 【キャンセル】ボタン(または右上の【×】ボタン)をクリックすると、ビューの削除は行われず削除確認ダイアログが閉じられます。