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Systemwalker Network Manager 使用手引書

2.8.3 分散構成・運用管理サーバ(エージェント)IPアドレス変更

分散構成で運用中の場合の運用管理サーバ(エージェント)のIPアドレス変更手順について説明します。

1.   IPアドレス変更を行う運用管理サーバ(エージェント)のコンソール上に、スーパーユーザでログインして下さい。

2.  運用管理サーバ(エージェント)を停止します。以下のコマンドを実施して下さい。

# /opt/FJSVipm/bin/stopipm

3.  運用管理サーバのコンソール上に、スーパーユーザでログインして下さい。

4.  運用管理サーバを停止します。以下のコマンドを実施して下さい。

# cd /opt/systemwalkerNM
# ./stopnm

5.  /etc/hostsファイルを修正します。運用管理サーバ(エージェント)のIPアドレスを正しく変更して下さい。

注意

  • Solarisの場合、/etc/inet/ipnodesファイルにIPアドレスが定義されている場合は、こちらのファイルにもIPアドレスの設定を反映して下さい。

6.  運用管理サーバを再起動します。以下のコマンドを実行して下さい。

[Solarisの場合]

# /usr/sbin/shutdown -y -i6

[Linuxの場合]

# /sbin/shutdown -r now

7.  SLMサーバ定義の修正を行います。5.3.5 SLMサーバの定義を参照して、SLMサーバ定義を修正して下さい。

8.  運用管理サーバ(エージェント)のコンソール上に、スーパーユーザでログインして下さい。

9.  /etc/hostsファイルを修正します。運用管理サーバ(エージェント)のIPアドレスを正しく変更して下さい。

注意

  • Solarisの場合、/etc/inet/ipnodesファイルにIPアドレスが定義されている場合は、こちらのファイルにもIPアドレスの設定を反映して下さい。

Solarisの場合

10.  /etc/netmasksファイルを修正します。運用管理サーバ(エージェント)のネットワークマスクの値を正しく変更して下さい。

Linuxの場合

10.  /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xxxファイルを修正します。xxxはIPアドレスを変更する対象のデバイス名です。例えば、eth0デバイスのIPアドレスを変更する場合は、ifcfg-eth0のファイルを修正します。運用管理サーバのIPアドレスやネットワークマスクの値を正しく変更して下さい。

11.  環境ファイルを修正します。2.2.4.1.1 ipmproperty.iniファイルの修正を参照して、運用管理サーバ(エージェント)のipmproperty.iniファイルを修正して下さい。

12.  運用管理サーバ(エージェント)を再起動します。以下のコマンドを実行して下さい。

[Solarisの場合]

# /usr/sbin/shutdown -y -i6

[Linuxの場合]

# /sbin/shutdown -r now