エージェントの詳細設定ファイルとしてサーバノードの以下の場所に格納されています。
エージェントのOS種別 | 絶対パス名 |
---|---|
Windows | $ENV_DIR¥Agent¥etc¥Correlation.ini |
Solaris OS、 | /etc/opt/FJSVssage/Correlation.ini |
設定ファイルの反映方法
エージェント起動時にファイルを読み込み動作します。
当ファイルの内容を反映するためには、エージェントの再起動が必要です。
カスタマイズ
システムメッセージを監視する時間間隔を、秒(sec)単位で指定します。省略値は10秒です。
0(監視しない)~3600(1時間)
PollingTime=時間
Oracle を対象とした構成管理を実施する場合に指定します。インスタンス名が複数ある場合は、本パラメーターを複数指定してください。
インスタンス名、Oracleホームの絶対パス名は、必須パラメーターです。
ホスト名の指定は省略可能です。省略した場合は、エージェントの管理LANで指定されたサーバノード名を使用します。
リスナーポート番号の指定は省略可能です。省略した場合は、"1521"を使用します。
ホスト名を指定する場合、リスナーポート番号の指定は省略できません。
Oracle=インスタンス名;Oracleホームの絶対パス名;ホスト名:リスナーポート番号
Symfowareを対象に構成管理を実施する場合に指定します。RDBシステム名が複数ある場合は、本パラメーターを複数指定してください。なお、シングルRDB運用の場合は、本定義文の指定は必要ありません。
Symfoware=RDBシステム名
SQLServerを対象に構成管理を実施する場合に指定します。名前付きインスタンス名が複数ある場合は、本パラメーターを複数指定してください。
SQLServer=名前付きインスタンス名:キー名
名前付きインスタンス名は以下の形式で指定してください。
エージェントが動作しているコンピュータ名¥インスタンス名
キー名は、defusrコマンドで設定したキー名を指定してください。
インスタンス種別 | 認証方法 | 名前つきインスタンス名 | キー名 | 備考 |
---|---|---|---|---|
既定のインスタンス | Windows認証 | 省略 | 省略 | (注) |
SQL Server認証 | 省略 | :キー名 | ||
名前付きインスタンス | Windows認証 | 名前付きインスタンス名 | 省略 | |
SQL Server認証 | 名前付きインスタンス名 | キー名 |
注:既定のインスタンスだけを対象とする場合は、本定義を省略できます。名前付きインスタンスとあわせて対象とする場合は、以下のように“:”だけ指定します。
SQLServer=:
未接続のマルチパススライス情報を収集する場合に指定します。省略値はOFFです。
MultiPathSlice=ON or OFF
ON(未接続マルチパススライス情報を収集する)
OFF(未接続マルチパススライス情報を抑止する)
HBAの状態情報を収集しない場合に指定します。省略値はONです。
HBAStatus=ON or OFF
ON(HBAの状態情報を収集する)
OFF(HBAの状態情報を収集しない)
Solaris OS および Windows のESCエージェントとSSCエージェントが混在するような環境においてHBAの状態を統一したい場合などに、OFF を指定します。
指定されたHBAポートを画面から非表示にします。
非表示にするHBAのWWPN(World Wide Port Name)を指定します。複数のHBAを指定する場合には、本パラメーターを複数指定してください。
HBAMask=HBAのWWPN
物理結線がないHBAは警告表示されますが、HBAが運用上未使用などの理由で警告表示を回避したい場合などに使用します。
すでに表示されているHBAを指定した場合はHBAが通信不可状態で表示されますので、6.1.11 CA,HBA(FCアダプタ)アイコンの登録削除を参照してHBAのアイコンを削除してください。