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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.0 ユーザーズガイド

C.6 SNMP Trap XML定義ファイル説明

SNMP Trap XML 定義ファイルを用いて、障害監視方法をカスタマイズできます。このファイルは、マネージャ側とエージェント側で定義します。

マネージャ側の SNMP Trap XML 定義ファイル

障害管理する各装置(サーバノードを含む)から SNMP Trap を受信した時のアイコンステータス、イベントログと装置イベントのメッセージ、Systemwalker Centric Manager 連携、Shell/Bat連携、外部スクリプト連携の動作を定義できます。ストレージシステムの運用環境に応じて、マネージャ側でのこれらの処理をデフォルトから変更したい場合にカスタマイズしてください。

このファイルを作成することで、サポートレベル I の装置も、サポートレベル A および B と同等の障害監視を実現できます。

エージェント側のSNMP Trap XML定義ファイル

エージェントのサーバノードに対する障害監視方法を定義します。エージェントの障害監視方法をデフォルトから変更したい場合にカスタマイズしてください。


設定ファイルの反映方法

マネージャ側の設定ファイルは動的に本製品に読み込まれるため、特別な反映方法はありません。

エージェント側の設定ファイルは静的に本製品に読み込まれるため、反映のためにエージェントの再起動が必要です。


カスタマイズ

注意

  • XML 定義ファイルに誤りがある場合は、イベントログ、装置イベントに下記の形式でメッセージが出力されます。このとき、障害レベルは Information レベルで通知され、アイコンのステータスは変更されません。また、Systemwalker Centric Manager 連携・Shell/Bat連携も動作しません。

    メッセージ形式:"XML parse error (detected trap: (SNMP Trapデータ文字列))"
  • Systemwalker Centric Manager に通知されるときの swsag コードは、一部の装置を除き、すべて 4821 となります。

  • SNMP Trap 処理をカスタマイズする場合は、カスタマイズディレクトリ内の定義ファイルを編集するようにし、インストールディレクトリ内の定義ファイルを編集しないでください。

マネージャでのファイル名と格納場所

SNMP Trap XML 定義ファイルは、装置ごとに作成され、マネージャのインストール時、アップグレード時に以下のディレクトリに格納されます。

マネージャのOS種別

絶対パス名

Windows

$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥lib¥snmpth
($INS_DIR は、マネージャをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux

/opt/FJSVssmgr/lib/snmpth

カスタマイズする際は、上記ディレクトリの SNMP Trap XML 定義ファイルを以下のカスタマイズ用ディレクトリにコピーし、コピーしたファイルを編集してください。

マネージャのOS種別

絶対パス名(カスタマイズ用)

Windows

$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥snmpth
($ENV_DIR は、マネージャをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux

/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth

マネージャの動作は、以下のようになります。

  • カスタマイズ用ディレクトリに SNMP Trap XML 定義ファイルがある場合

    カスタマイズ用ディレクトリのファイル内容に従います。

  • カスタマイズ用ディレクトリに SNMP Trap XML 定義ファイルがない場合

    インストールディレクトリ内のファイル内容(デフォルト)に従います。

ファイル名は、装置のトラップに含まれるエンタープライズコードの"."を"_"に置き換えたものです。

表C.1 マネージャ導入時に存在する SNMP Trap XML 定義ファイル

装置種

ファイル名

SN200、Brocade、PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード

1_3_6_1_4_1_1588_2_1_1_1.xml

ETERNUS SN200 MDS、
Cisco MDS

1_3_6_1_4_1_9_9_117_2.xml
1_3_6_1_4_1_9_9_289_1_3.xml
1_3_6_1_4_1_9_9_302_1_3.xml
1_3_6_1_4_1_9_9_305_1_4_3.xml
1_3_6_1_4_1_9_9_91_2.xml

McDATA

1_3_6_1_4_1_289.xml

ETERNUS3000 モデル50

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_7.xml

ETERNUS3000 モデル600

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_6.xml

ETERNUS3000 モデル80, 100
ETERNUS4000 モデル80, 100

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_5.xml

ETERNUS3000 モデル200, 400

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_4.xml

ETERNUS3000 モデル300, 500, 700
ETERNUS VD800 (注3)

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_8.xml

ETERNUS6000 モデル400, 500, 600, 700, 800, 900, 1000, 1100

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_10.xml

ETERNUS8000 モデル700, 900, 1100, 2100
ETERNUS4000 モデル300, 500

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_20.xml

ETERNUS8000 モデル800, 1200, 2200
ETERNUS4000 モデル400, 600

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_50.xml

ETERNUS2000 モデル50, 100, 200

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_30.xml

ETERNUS DX60、ETERNUS DX80

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_60.xml

ETERNUS SX300
ETERNUS SX300S

1_3_6_1_4_1_1123_1_205.xml
1_3_6_1_4_1_1123_4_300.xml

ETERNUS GR710

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_3.xml

ETERNUS GR720, GR730

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_1.xml

ETERNUS GR740, GR820, GR840

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_1_2.xml

ETERNUS LT120

1_3_6_1_4_1_11_2_3_9_7_1.xml
1_3_6_1_4_1_11_2_3_9_7_2.xml

ETERNUS LT130

1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_1.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_2.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_3.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_4.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_6.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_7.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_8.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_9.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_10.xml
1_3_6_1_4_1_3351_1_3_2_6_1_12.xml

ETERNUS LT160

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_3_1.xml

ETERNUS LT200

1_3_6_1_4_1_119_1_83_1_21.xml

ETERNUS LT210, LT220, LT230

1_3_6_1_4_1_119_1_83_1_1.xml
1_3_6_1_4_1_119_1_83_1_2.xml

ETERNUS LT250

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_3_5.xml

ETERNUS LT270

1_3_6_1_4_1_211_4_1_1_126_3_2.xml

テープ暗号化装置

1_3_6_1_4_1_2021_250_10.xml

Fibre Alliance MIB サポート装置
(SN200モデル255V, モデル250M, Brocade AP7420など)

1_3_6_1_3_94.xml

ETERNUS NR1000

1_3_6_1_4_1_789.xml

Edge

1_3_6_1_4_1_333_2_4_1.xml

性能管理からのイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_3.xml

Solaris OS版またはWindows版エージェントからのイベントでマルチパス関係

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2.xml (注1)

Solaris OS版エージェントからの Safe/PRIMECLUSTER GDS、GFS シリーズのイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_2.xml (注2)

Solaris OS版エージェントからのマルチパス関係のイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_21.xml (注2)

Windows版エージェントからのマルチパス関係のイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_5.xml (注2)

Windows版エージェントからの MPIO のイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_51.xml (注2)

Linux版エージェントからの ETERNUS/GR マルチパスドライバのイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_3.xml (注2)

Linux版エージェントからの PRIMECLUSTER GDS、GFS シリーズのイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_31.xml (注2)

HP-UX版エージェントからの LVM(PV-Links)のイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_4.xml (注2)

HP-UX版エージェントからの HBA ドライバのイベント

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_41.xml (注2)

Crossroads

提供されませんが、作成可能です。

注1: このファイルは「定義ファイルの形式」の「定義内容」のうち、動作定義(flag属性)のSystemwalker Centric Manager連携(ただし、Shell/Bat連携の制御だけでSystemwalker Centric Manager連携はできません)、および外部スクリプト連携1、外部スクリプト連携2のon/off設定だけ変更可能です。障害レベルおよびメッセージは変更できません。

注2: このファイルを更新する場合は、エージェントの同名ファイルと同じ内容に更新する必要があります。

注3: ETERNUS VD800 のディスクアレイ装置を示します。

上記以外の装置に対しても、装置のエンタープライズコードを基にXMLファイルを作成することにより、装置に対するSNMP Trap 処理が可能です。

エージェントでのファイル名と格納場所

SNMP Trap XML 定義ファイルの格納場所は、以下のとおりです。

エージェントのOS種別

絶対パス名

Windows

$ENV_DIR¥Agent¥etc¥snmpth
($ENV_DIR は、エージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux、
HP-UX

/etc/opt/FJSVssage/snmpth

エージェントは、起動時にこのファイルを読み込んで動作します。このため、変更した内容をエージェントに反映するには、エージェントの再起動が必要です。

ファイル名は、エージェントがマネージャに発行するトラップのエンタープライズコードの"."を"_"に置き換えたものです。

表C.2 エージェント導入時に存在する SNMP Trap XML 定義ファイル

サーバノード

ファイル名(注)

監視対象

Solaris OS

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_2.xml

Safe/PRIMECLUSTER GDS、GFSシリーズ

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_21.xml

ETERNUS/GRマルチパスドライバ

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_22.xml

EMC PowerPath

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_23.xml

HITACHI JP1/HiCommand Dynamic Link Manager

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_24.xml

Sun MPxIO

Windows

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_5.xml

ETERNUS/GRマルチパスドライバ

Linux

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_3.xml

ETERNUS/GRマルチパスドライバ

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_31.xml

PRIMECLUSTER GDS、GFSシリーズ

HP-UX

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_4.xml

PV-LINK(LVMの機能)

1_3_6_1_4_1_211_4_1_3_21_2_41.xml

HBA ドライバ

注: このファイルを更新する場合は、マネージャの同名ファイルと同じ内容に更新する必要があります。

定義ファイルの形式
定義内容

定義ファイルには、トラップの Specific Trap Type ごとに、以下の項目について動作を定義します。

項目

内容

動作定義

画面に状態変化の通知を表示する/しない

装置イベントを出力する/しない

イベントログを出力する/しない

Systemwalker Centric Manager連携、Shell/Bat連携を行う/行わない

外部スクリプト連携1を行う/行わない

外部スクリプト連携2を行う/行わない

障害レベル

アイコンステータスおよび各イベント、Systemwalker Centric Manager連携通知のレベル

(Information/Warning/Error)

メッセージ

イベントおよび Systemwalker Centric Manager 連携に出力するメッセージ

ノード階層

タグのノード階層は以下のようになります。

タグと属性の種類
SNMPTrapControl タグ

属性名

内容

name

装置名

ver

この定義ファイルの Version

ExternalScript1 タグ、ExternalScript2 タグ(オブション)

外部スクリプト連携を利用するときにスクリプト名を定義します。ExternalScript1 タグが外部スクリプト連携1、ExternalScript2 タグが外部スクリプト連携2 になります。

ここで定義したスクリプトは、TrapType タグや Convert タグの flag 属性で該当する連携 bit を on にすることで実行されます。

ExternalScript1 タグ、ExternalScript2 タグは、TrapType タグ定義よりも前行に定義する必要があります。

属性名

内容

name

実行するスクリプト名(フルパス指定)

TrapType タグ

Specific Trap Type 単位にそのトラップの解析動作を定義します。このタグで定義しない Type のトラップは、解析処理を行わず破棄されます。

属性名

内容

type

"ST" + Specific Trap Type 番号(10進数)

flag

イベント、Systemwalker Centric Manager連携、スクリプト連携の動作を、2進数6bitで定義します。

0 は off、1 は on と解釈されます。

bit5 … 外部スクリプト連携2
bit4 … 外部スクリプト連携1
bit3 … Systemwalker Centric Manager 連携、Shell/Bat 連携 (注1)
bit2 … イベントログ出力
bit1 … 装置イベント出力
bit0 … 状態変化の通知

例えば、Systemwalker Centric Manager 連携だけを on にするには、001000 と記述します。

level

アイコンステータス(注2)、イベント、および Systemwalker Centric Manager への通知レベルを定義します。

I … Information
W … Warning
E … Error

msg

イベント、Systemwalker Centric Manager 連携、および外部スクリプト連携で表示するメッセージを定義します。メッセージには、以下のパラメーターを含めることができます。

%d … 10進数
%x … 16進数
%s … 文字列

パラメーターを含めた分、ARG タグを定義する必要があります。

% に続く文字が d、x、s 以外の場合、その % はそのまま表示されます。

注1: エージェントのイベントは Systemwalker Centric Manager に通知されないため、エージェントの定義ファイルでは Shell/Bat 連携の制御だけとなります。

注2: アイコンステータスは「最新の情報への更新」処理や装置ポーリング機能によっても変更されるため、本定義の指定とは異なる結果になる場合があります。

ARG タグ

ARG タグは、TrapType タグの msg 属性内で指定したパラメーターとトラップデータ内の Variable Binding のインデックスの対応を定義します。この ARG タグは、msg 属性内で指定したパラメーターと同じ数分定義する必要があります。

属性名

内容

index

TrapTypeタグのmsg属性値に含まれるパラメーターのインデックス番号(0~)

VBIndex

トラップデータ内のVariable Bindingのインデックス番号(0~)

Convert タグ(オプション)

Convert タグは、トラップの INTEGER タイプのデータ値に対する文字列表現を定義します。このタグの定義は必須ではありません。例えば、トラップデータ値0がステータスOKを示す場合、<Convert val="0" name="OK"/> と定義することで、イベントメッセージに"0"ではなく"OK"という文字列を表示できます。

また、flag属性、level属性(オプション)の指定によって、TrapType タグの level 属性で指定した障害レベルを変更して通知できます(msg 属性に複数の ARG があり、それぞれの Convert タグに flag 属性または level 属性がある場合は、最後の ARG の Convert タグの指定が採用されます)。

属性名

内容

val

トラップ内の INTEGER タイプのデータ数値(10進数)

flag(オプション)

イベント、Systemwalker Centric Manager 連携、スクリプト連携制御(2進数6bit)

値は「TrapType タグ」を参照

level(オプション)

障害レベル'I' or 'W' or 'E'

TrapTypeタグよりも優先される

name

val に対応する文字列

定義に存在しない値を受信した場合は、そのまま数値表現で表示されます。

MSG タグ

MSG タグは、サーバノードエージェントが監視する監視キーワードを定義します。このMSGタグは、サーバノードエージェントにだけ有効です。

Windows版エージェントの場合:id属性,src属性,type属性で監視します(key属性は無視されます)。

Windows版以外のエージェントの場合:key属性で監視します(id属性、src属性、type属性は無視されます)。

属性名

内容

key

監視する監視キーワード(Windows版以外のエージェントの場合必須)

id

監視するイベントのイベントID(Windows版エージェントの場合必須)

src

監視するイベントのソース名(Windows版エージェントの場合必須)

line

VALタグを使用する(監視イベントの部分文字列を通知情報に追加する)場合、監視イベントの行数をline属性に指定する。1行の場合、またはWindowsの場合はline属性を省略できる。

type

監視するイベントログの種類を指定する。(Windows版エージェントの場合だけ有効)

System:システムログを監視する(省略値)

Application:アプリケーションログを監視する

監視キーワードを変更したい場合は、このキーワードを変更します。

監視キーワードには、正規表現を指定することもできます。

新たに監視する監視キーワードを追加したい場合は、TrapTypeタグ以降を追加します。この時、Specific Trap Type 番号が重複しないように指定してください。

VAL タグ(オプション)

VAL タグは、監視イベントから文字列を抽出して通知情報に追加する方法を定義します。このVALタグはサーバノードエージェントにだけ有効です。

属性名

内容

ref

通知する情報に追加する値を( )で指定する。()内は正規表現で指定。

DTDによるID属性指定

SNMP Trap 制御では TrapType タグの type 属性を ID 属性としてサーチするため、XML 定義ファイルに以下の DTD の記述が必要です。

<!DOCTYPE SNMPTrapControl[
<!ATTLIST TrapType type ID #REQUIRED>
]>
定義ファイルサンプル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE SNMPTrapControl
<!ATTLIST TrapType type ID #REQUIRED>
]>
<SNMPTrapControl name="SW3800" ver=1.0">
  <TrapType type="ST1" flag="111111" level="E" msg="Faulty reason: %d">
    <ARG index="0" VBIndex="0">
      <Convert val="0" flag="000110" level="I" name="sw-ok"/>
      <Convert val="1" name="sw-faulty"/>
    </ARG>
  </TrapType>
  <TrapType type="ST2" flag="000111" level="E" msg="%s: is currently in state %d">
    <ARG index="0" VBIndex="4"/>
    <ARG index="1" VBIndex="0">
      <Convert val="1" name="unknown"/>
      <Convert val="2" name="faulty"/>
      <Convert val="3" name="below-min"/>
      <Convert val="4" flag="000110" level="I" name="nominal"/>
      <Convert val="5" name="above-max"/>
      <Convert val="6" name="absent"/>
    </ARG>
  </TrapType>
</SNMPTrapControl>

ETERNUS3000シリーズ、GRシリーズの予兆監視トラップの抑止方法

ETERNUS3000シリーズ、GRシリーズの予兆監視トラップのイベントを抑止したい場合は、該当XML定義ファイルについて下記の箇所を変更してください。

type属性が"ST5"のTrapTypeタグについてflag属性を"000000"に変更。

<TrapType type="ST5" flag="000000" level="W" swsag="4405" msg="%d(0x%x) %d">

ファイバチャネルスイッチSN200,BrocadeシリーズのFCポートOnline/Offlineトラップの抑止方法

SN200,BrocadeシリーズのFCポートOnline/Offlineトラップを抑止したい場合は、該当XML定義ファイルについて下記の箇所を変更してください。

type属性が"ST3"の<ARG index="1" VBIndex="0">内の Convertタグの val="1"およびval="2"について、flag属性を"000000"に変更。

<Convert val="1" flag="000000" level="I" swsag="4203" name="Online"/>
<Convert val="2" flag="000000" level="I" swsag="4203" name="Offline"/>