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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.0 ユーザーズガイド

12.2.1 運用環境管理のコマンド

運用環境を管理するコマンドについて説明します。


12.2.1.1 管理者用ログインアカウント作成コマンド(scsetup)

名前

scsetup -管理者用ログインアカウントの作成


形式

/opt/FJSVssmgr/bin/scsetup

機能説明

運用管理サーバ管理者用ログインアカウントの作成と、CLI暗号化用鍵の作成を行います。

OSの管理者(root)で実行する必要があります。また、運用管理マネージャが停止している場合だけ実行できます。運用管理マネージャの停止は、「12.2.2.2 運用管理サーバデーモンの一括起動と停止」を参照してください。


オプション

ありません。


使用法

本コマンドは、対話形式でパラメーターを設定します。

Input a new CLI crypt key [length:4-56]: CLI暗号化用鍵
Are you sure? [y,n,q?] y
Input a new user name [length:1-16]: ユーザー名
Input a new password [length:1-16]: パスワード
Retype a new password [length:1-16]: パスワード再入力
Are you sure? [y,n,q?] y
CLI 暗号化用鍵

CLI暗号化用鍵を入力します(4 文字以上 56 文字以内)。日本語、英数字、記号、すべての全角、および半角文字列を使用できます。なお、CLI 暗号化用鍵は、ESC内部だけで利用するため、記憶する必要がありません。

ユーザー名

運用管理サーバ管理者用ログインアカウントのユーザー名を入力します(1 文字以上 16 文字以内)。先頭文字を英字とし、半角英数字、アンダースコア("_")、ピリオド(".")、およびハイフン("-")を使用できます。

パスワード

運用管理サーバ管理者用ログインアカウントのパスワードを入力します(1 文字以上 16 文字以内)。半角英数字、および記号は使用できますが、先頭文字に "{" は使用できません。

パスワード再入力

運用管理サーバ管理者パスワード確認のため、パスワードを再入力します。


使用例

# /opt/FJSVssmgr/bin/scsetup

12.2.1.2 SNMP Trap送信先IPアドレス変更コマンド(sanadmsh chtraprcvip)

名前

sanadmsh chtraprcvip - SNMP 送信先 IP アドレスの変更


形式

/opt/FJSVssmgr/bin/sanadmsh chtraprcvip -h
/opt/FJSVssmgr/bin/sanadmsh chtraprcvip -all -oldip xxx.xxx.xxx.xxx [-newip yyy.yyy.yyy.yyy]
/opt/FJSVssmgr/bin/sanadmsh chtraprcvip DeviceID -oldip xxx.xxx.xxx.xxx [-newip yyy.yyy.yyy.yyy]

機能説明

運用管理サーバのIPアドレス変更に伴い、本製品登録装置から SNMP Trap 送信先である運用管理サーバの旧IPアドレスを削除し、新IPアドレスを追加します。コマンドの実行には、OSの管理者(root)権限が必要です。

各装置の SNMP Trap 送信先設定を各装置の管理ソフトウェアなどでも変更できますが、本製品は、より簡単な方法の提供として、コマンドによる送信先の変更機能を提供します。


オプション

-h

コマンドの引数フォーマットのhelpを表示します。

-all

本製品で管理している全装置に対してSNMP Trap送信先設定処理を実施します。実行結果は、装置名と実行結果の順で標準出力されます。運用管理サーバが複数サブネットに接続されている場合など複数IPアドレスを持つ場合は、装置に正しいSNMP Trap送信先が設定されない場合があります。設定後、装置側のSNMP Trap送信先設定が正しい運用管理サーバのアドレスに設定されているか確認してください。

DeviceID

装置を限定してSNMP Trap送信先設定を実施します。以下の表に従い装置種別を指定し、その後で装置認識方法を指定します。

装置種別

装置認識方法(どれかを指定します)

-host
-storage
-library
-switch
-hub
-bridge

ip:xxx.xxx.xxx.xxx
sysname:装置に設定されているSNMPのSysName名
nickname:本製品で設定した装置管理名

-oldip xxx.xxx.xxx.xxx

運用管理サーバの旧IPアドレスを指定します。このIPアドレスを管理装置のSNMP送信先アドレスから削除します。

-newip yyy.yyy.yyy.yyy

運用管理サーバの新IPアドレスを指定します。このIPアドレスを管理装置のSNMP送信先アドレスに追加します。本オプションを省略した場合は、新規運用管理サーバのIPアドレスを自動設定しますが、複数のIPアドレスを持つ運用管理サーバの場合を考慮し入力することを推奨します。


使用法

マネージャのIPアドレス変更処理実施後、このコマンドを実行します。一括で本製品が管理している装置全体に対して実施する方法と、対象装置を選択し実施する方法があります。

対象装置は、SNMP Trap送信設定が本製品から自動設定可能である装置です。

対象装置の監視状態が正常である必要があります。


使用例

12.2.1.3 SN200 (Brocade), BX600ファイバーチャネルスイッチブレード SNMP Trap テスト(swtraptest)

名前

swtraptest - SNMP Trap のテスト


形式

/opt/FJSVssmgr/bin/swtraptest ip-address

機能説明

本製品が正しくSNMP Trapを受信し、イベント表示、Systemwalker Centric Manager、Shell/Bat連携できるかを確認するためのコマンドです。

擬似的なファイバチャネルスイッチの SNMP Trap(FC Portフォルト)を作成し、運用管理サーバ自身に発行します。

ip-address には、Trapの設定を確認するファイバチャネルスイッチ装置のIPアドレスを指定します。

当該ファイバチャネルスイッチは本製品の管理対象装置であることが前提です。


オプション

ありません。


使用例

注意事項

ファイバチャネルスイッチ以外の装置のIPアドレスを入力した場合でも、本コマンドは動作します。
その場合、指定したIPアドレス装置のイベントとして動作します。


12.2.1.4 ETERNUS DX60/DX80,ETERNUS2000,ETERNUS3000,ETERNUS4000,ETERNUS6000, ETERNUS6000,GR SNMP Trapテスト(grtraptest)

名前

grtraptest - SNMP Trap のテスト


形式

/opt/FJSVssmgr/bin/grtraptest ip-address

機能説明

本製品が正しくSNMP Trapを受信し、イベント表示、Systemwalker Centric Manager、Shell/Bat連携できるかを確認するためのコマンドです。

運用管理サーバ内部でETERNUS DX60/DX80, ETERNUS2000, ETERNUS3000, ETERNUS4000, ETERNUS6000, ETERNUS8000, GR装置の擬似SNMP Trap(FANフォルト)を作成し、運用管理サーバ自身に発行します。

ip-address には、Trapの設定を確認するストレージ装置のIPアドレスを指定します。

当該ストレージは本製品の管理対象装置であることが前提です。


オプション

ありません。


使用例

注意事項

ETERNUS DX60/DX80, ETERNUS2000, ETERNUS3000, ETERNUS4000, ETERNUS6000, ETERNUS8000, GRシリーズ以外の装置のIPアドレスを入力した場合でも、本コマンドは動作します。
その場合、指定したIPアドレス装置のイベントとして動作します。


12.2.1.5 ホストアフィニティとゾーニング操作コマンド(storageadm zone)

名前

storageadm zone - ホストアフィニティとゾーニングの操作


形式

/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm zone add -storage cawwpn,affinitygroup -hba hbawwpn [-ipaddr ipaddr[,ipaddr]] [-update all] [-f [-s]]
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm zone delete -storage cawwpn,affinitygroup -hba hbawwpn [-ipaddr ipaddr[,ipaddr]] [-update all] [-s]
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm zone info [-ipaddr ipaddr[,ipaddr,...] [-check]] [-fast] [-csv] [-hex]

機能説明

ストレージ装置のホストアフィニティと、ファイバチャネルスイッチのゾーニングを設定、削除、表示を実施します。コマンドの実行には、OSの管理者(root)権限が必要です。

コマンドオペランドに、ストレージ装置の CA の WWPN とアフィニティグループと、設定する HBA の WWPN を指定することで、ストレージ装置のホストアフィニティと、ファイバチャネルスイッチのゾーニングを設定、削除します。また、設定されているホストアフィニティとゾーニングを表示します。

対象となるストレージ装置とファイバチャネルスイッチは、本製品の管理対象装置である必要があります。


オペランド

add

ホストアフィニティとゾーニングを設定します。

delete

ホストアフィニティとゾーニングを削除します。

info

ホストアフィニティとゾーニングを表示します。


オプション

add オペランド指定時に指定できるオプション
-storage cawwpn,affinitygroup

ホストアフィニティを設定するストレージ装置の、CA の WWPN とアフィニティグループ番号を指定します。

CA の WWPN は、16文字の16進数、または2文字ずつコロン(":")で区切った23文字の16進数で指定します。例えば、コロンで区切る場合は、11:11:11:11:11:11:11:11 のように記述します。
アフィニティグループ番号は、10進数または16進数で指定します。例えば、16番のアフィニティグループ番号の場合、10進数で指定するには -storage 1111111111111111,16 と記述し、16進数で指定するには -storage 1111111111111111,0x10 のように記述します。

-hba hbawwpn

ホストアフィニティとゾーニングに設定する HBA の WWPN を指定します。

HBA の WWPN は、16文字の16進数、または2文字ずつコロン(":")で区切った23文字の16進数で指定します。例えば、コロンで区切る場合は、22:22:22:22:22:22:22:22 のように記述します。

-ipaddr ipaddr[,ipaddr]

ストレージ装置またはファイバチャネルスイッチの、IPアドレスを指定します。両装置のIPアドレスを指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。IPアドレスの指定は、順不同です。

ストレージ装置のIPアドレスを指定した場合、-storage オプションで指定したストレージ装置の CA のアフィニティグループ番号にホストアフィニティを設定できる状態であるかを確認します。設定できる状態の場合だけ、ストレージ装置にホストアフィニティを設定します。設定できない状態の場合は、コマンドが異常終了します。

ファイバチャネルスイッチのIPアドレスを指定した場合、-storage オプションで指定したストレージ装置の CA と接続しているファイバチャネルスイッチが属するファブリック内(カスケード接続しているすべてのファイバチャネルスイッチ)に -hba オプションで指定した HBA WWPN とのゾーニングを設定できる状態であるかを確認します。設定できる状態の場合だけ、ファイバチャネルスイッチにゾーニングを設定します。設定できない状態の場合は、コマンドが異常終了します。

両装置のIPアドレスを指定した場合は、それぞれの装置にホストアフィニティまたはゾーニングを設定できる状態であるかを確認します。両装置とも設定できる状態の場合だけ、ホストアフィニティおよびゾーニングを設定します。どちらか一方でも設定できない状態の場合は、コマンドが異常終了します。

-update all

設定完了後に本製品が管理している情報を最新の情報に更新する場合に指定します。"all" だけ指定可能です。本オプションを省略した場合、本製品が管理している情報が更新されません。情報を更新する場合は、info オペランドを -fast オプションなしで実行してください。

本オプションは、設定数の少ない場合に有効です。複数の設定をまとめて実施したあとに情報を更新する場合は、info オペランドが有効です。

-f

ゾーニングが設定されていない状態のファイバチャネルスイッチに、強制的に WWPN ゾーニングを設定する場合に指定します。

本オプションを指定する場合は、ファイバチャネルスイッチのセキュリティ設定を確認してください。WWPN ゾーニングを設定する場合だけ、指定してください。

なお、以下の場合に本オプションを指定すると、本オプションを省略したときと同じ動作になります。

  • -ipaddr オプションで、ストレージ装置だけ指定した場合

  • ゾーニングを設定する対象のファイバチャネルスイッチに、既にゾーニングが設定されている場合

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
本オプションは、-f オプションを指定した場合だけ、指定できます。

delete オペランド指定時に指定できるオプション
-storage cawwpn,affinitygroup

ホストアフィニティを削除するストレージ装置の、CA の WWPN とアフィニティグループ番号を指定します。

CA の WWPN は、16文字の16進数、または2文字ずつコロン(":")で区切った23文字の16進数で指定します。例えば、コロンで区切る場合は、11:11:11:11:11:11:11:11 のように記述します。
アフィニティグループ番号は、10進数または16進数で指定します。例えば、16番のアフィニティグループ番号の場合、10進数で指定するには -storage 1111111111111111,16 と記述し、16進数で指定するには -storage 1111111111111111,0x10 のように記述します。

-hba hbawwpn

ホストアフィニティとゾーニングを削除する HBA の WWPN を指定します。

HBA の WWPN は、16文字の16進数、または2文字ずつコロン(":")で区切った23文字の16進数で指定します。例えば、コロンで区切る場合は、22:22:22:22:22:22:22:22 のように記述します。

-ipaddr ipaddr[,ipaddr]

ストレージ装置またはファイバチャネルスイッチの、IPアドレスを指定します。両装置のIPアドレスを指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。IPアドレスの指定は、順不同です。

ストレージ装置のIPアドレスを指定した場合、-storage オプションで指定したストレージ装置の CA のアフィニティグループ番号からホストアフィニティを削除できる状態であるかを確認します。削除できる状態の場合だけ、ストレージ装置からホストアフィニティを削除します。削除できない状態の場合は、コマンドが異常終了します。

ファイバチャネルスイッチのIPアドレスを指定した場合、-storage オプションで指定したストレージ装置の CA と接続しているファイバチャネルスイッチが属するファブリック内(カスケード接続しているすべてのファイバチャネルスイッチ)に -hba オプションで指定した HBA WWPN とのゾーニングを削除できる状態であるかを確認します。削除できる状態の場合だけ、ファイバチャネルスイッチからゾーニングを削除します。削除できない状態の場合は、コマンドが異常終了します。

両装置のIPアドレスを指定した場合は、それぞれの装置にホストアフィニティまたはゾーニングを削除できる状態であるかを確認します。両装置とも削除できる状態の場合だけ、ホストアフィニティおよびゾーニングを削除します。どちらか一方でも削除できない状態の場合は、コマンドが異常終了します。

-update all

設定完了後に本製品が管理している情報を最新の情報に更新する場合に指定します。"all" だけ指定可能です。本オプションを省略した場合、本製品が管理している情報が更新されません。情報を更新する場合は、info オペランドを -fast オプションなしで実行してください。

本オプションは、削除数が少ない場合に有効です。複数の削除をまとめて実施したあとに情報を更新する場合は、info オペランドが有効です。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

info オペランド指定時に指定できるオプション
-ipaddr ipaddr[,ipaddr,…]

指定したIPアドレスのファイバチャネルスイッチのゾーニング情報、またはストレージ装置の CA に設定されているホストアフィニティ情報を表示します。複数のストレージ装置の情報およびファイバチャネルスイッチの情報を表示する場合は、IPアドレスをカンマ(",")で連結して指定します。

省略した場合は、本製品に登録されているすべてのストレージ装置とファイバチャネルスイッチの情報を表示します。

-check

-ipaddr オプションで指定した装置が、本製品に登録されているストレージ装置またはファイバチャネルスイッチであるかを確認します。また、情報を表示できる状態であるかを確認します。情報が表示できる状態の場合だけ、指定された装置の情報を表示します。情報が表示できない状態の場合および表示する対象の装置ではない場合は、コマンドが異常終了します。

本オプションは、-ipaddr オプションを指定した場合に指定できます。

-fast

本製品が管理する既存の情報からストレージ装置とファイバチャネルスイッチの情報を表示する場合に指定します。省略した場合は、本製品が管理する情報を最新の情報に更新したあと、ストレージ装置とファイバチャネルスイッチの情報を表示します。

本オプションは、add オペランドまたは delete オペランドで、-update all オプションを指定して実行したあとに、情報を表示する場合に有効です。

-csv

ストレージ装置とファイバチャネルスイッチの情報をCSV形式で表示します。本オプションを省略した場合は、表形式で表示します。

-hex

ストレージ装置とファイバチャネルスイッチの情報を16進数形式で表示する場合に指定します。本オプションを指定した場合、ストレージ装置のアフィニティグループ番号が16進数形式で表示されます。


使用例

注意事項

12.2.1.6 性能情報の操作コマンド(storageadm perfdata)

名前

storageadm perfdata - 性能情報の操作


形式

/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm perfdata export outdirname -ipaddr ipaddr [-date start_time[-end_time]]

機能説明

ストレージ装置およびファイバチャネルスイッチの性能情報を出力します。コマンドの実行には、OSの管理者(root)権限が必要です。

コマンドオペランドに、性能情報を操作したい装置のIPアドレスと日付を指定することで、ストレージ装置、ファイバチャネルスイッチの性能情報をCSV形式で出力します。

対象となるストレージ装置とファイバチャネルスイッチは、本製品の管理対象装置であり、かつ、性能監視を実施中もしくは実施していた必要があります。

サポート装置は、以下のとおりです。

出力するCSVファイルの詳細は、以下のとおりです。

ファイバチャネルスイッチのポート情報

項目

説明

ファイル名

PORT.csv

ヘッダー行

  • ETERNUS SN200 series の場合
    Date,PortX - Tx Throughput, PortX - Rx Throughput, PortX - CRC Error, ...

  • ETERNUS SN200 MDS series の場合
    Date,PortX - Tx Throughput, fcX/X - Rx Throughput, fcX/X - CRC Error, ...

データ行

date,port0s,port0r,port0e, ... ,portNs,portNr,portNe

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。(date 以降には、port数分の情報が出力されます)
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
port0s : date 時点の Port0 の送信データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
port0r : date 時点の Port0 の受信データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
port0e : date 時点の Port0 の CRC エラー数(10進数表記。単位はカウント)
portNs : date 時点の PortN の送信データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
portNr : date 時点の PortN の受信データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
portNe : date 時点の PortN の CRC エラー数(10進数表記。単位はカウント)

ストレージ装置の CM 性能情報

ETERNUS DX60/DX80, ETERNUS2000, ETERNUS4000 モデル300/500, ETERNUS8000 モデル700/900/1100/2100の場合

項目

説明

ファイル名

CM.csv

ヘッダー行

Date, CM0xXX:CPUX - CPU Use Rate, CM0xXX:CPUX - Copy Remain, ...

データ行

date,CM00u,CM00r, ... ,CMNNu,CMNNr

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。(date 以降には、CM 数分の情報が出力されます)
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
CM00u : date 時点の CM0x00:CPU0(注)の CPU 使用率(10進数表記。単位は %)
CM00r : date 時点の CM0x00:CPU0(注)の CM コピー残量(10進数表記。単位は GB)
CMNNu : date 時点の CM0xNN:CPUN(注)の CPU 使用率(10進数表記。単位は %)
CMNNr : date 時点の CM0xNN:CPUN(注)の CM コピー残量(10進数表記。単位は GB)

注: ETERNUS2000 の場合、CPU番号は出力されません。

ETERNUS4000 モデル400/600, ETERNUS8000 モデル800/1200/2200 の場合

項目

説明

ファイル名

CM/nnnn.csv
nnnn は、16進数表記の CM 番号。以下の例のように、0000 から始まり、装置に搭載される最も若い CM CPU 番号から昇順で振られる。
CM0x0 CPU0 は 0000
CM0x0 CPU1 は 0001
CM0x1 CPU0 は 0002
CM0x1 CPU1 は 0003

CM0x7 CPU0 は 000E
CM0x7 CPU1 は 000F)

ヘッダー行

Date, CM0xXX:CPUX - CPU Use Rate, CM0xXX:CPUX(ROE) - CPU Use Rate, CM0xXX:CPUX - Copy Remain

データ行

date,cpu,roe,remain

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
cpu : date 時点の CM0xXX:CPUX の CPU 使用率(10進数表記。単位は %)
roe : date 時点の CM0xXX:CPUX の ROE 使用率(10進数表記。単位は %)
remain : date 時点の CM0xXX:CPUX の CM コピー残量(10進数表記。単位は GB)

ストレージ装置の LogicalVolume 性能情報

項目

説明

ファイル名

LogicalVolume/nnnn.csv
nnnn は、16進数表記の LogicalVolume 番号)

ヘッダー行

Date, LogicalVolume0xXXXX - Read IOPS, LogicalVolume0xXXXX - Write IOPS, LogicalVolume0xXXXX - Read Throughput, LogicalVolume0xXXXX - Write Throughput, LogicalVolume0xXXXX - Read Response Time, LogicalVolume0xXXXX - Write Response Time, LogicalVolume0xXXXX - Read Cache Hit Rate, LogicalVolume0xXXXX - Write Cache Hit Rate, LogicalVolume0xXXXX - Prefetch Cache Hit Rate,

データ行

date,read,write,through-r,through-w,resp-r,resp-w,hit-r,hit-w,fetch

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
read : date 時点の Read 回数(10進数表記。単位は IOPS)
write : date 時点の Write 回数(10進数表記。単位は IOPS)
through-r : date 時点の Read データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
through-w : date 時点の Write データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
resp-r : date 時点の Read レスポンスタイム(10進数表記。単位は msec)
resp-w : date 時点の Write レスポンスタイム(10進数表記。単位は msec)
hit-r : date 時点の Read キャッシュヒット率(10進数表記。単位は %)
hit-w : date 時点の Write キャッシュヒット率(10進数表記。単位は %)
fetch : date 時点の Read Pre-fetch キャッシュヒット率(10進数表記。単位は %)

ストレージ装置の RAIDGroup 性能情報

項目

説明

ファイル名

RAIDGroup/nnnn.csv
nnnn は、16進数表記の RAIDGroup 番号)

ヘッダー行

Date, RAIDGroup0x0xXXXX - Read IOPS, RAIDGroup0x0xXXXX - Write IOPS, RAIDGroup0x0xXXXX - Read Throughput, RAIDGroup0x0xXXXX- Write Throughput, RAIDGroup0x0xXXXX - Read Response Time, RAIDGroup0x0xXXXX - Write Response Time, RAIDGroup0x0xXXXX - Read Cache Hit Rate, RAIDGroup0x0xXXXX - Write Cache Hit Rate, RAIDGroup0x0xXXXX - Prefetch Cache Hit Rate,

データ行

date,read,write,through-r,through-w,resp-r,resp-w,hit-r,hit-w,fetch

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
read : date 時点の Read 回数(10進数表記。単位は IOPS)
write : date 時点の Write 回数(10進数表記。単位は IOPS)
through-r : date 時点の Read データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
through-w : date 時点の Write データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
resp-r : date 時点の Read レスポンスタイム(10進数表記。単位は msec)
resp-w : date 時点の Write レスポンスタイム(10進数表記。単位は msec)
hit-r : date 時点の Read キャッシュヒット率(10進数表記。単位は %)
hit-w : date 時点の Write キャッシュヒット率(10進数表記。単位は %)
fetch : date 時点の Read Pre-fetch キャッシュヒット率(10進数表記。単位は %)

ストレージ装置の Disk 性能情報

項目

説明

ファイル名

Disk/nnnn.csv
nnnn は、16進数表記の DE 番号)

ヘッダー行

Date, DE0xXX:SlotX - busy time, ...

データ行

date,Disk0, ... ,DiskN

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。(date 以降には、Disk 数分の情報が出力されます)
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
Disk0 : date 時点の Disk0 のディスク使用率(10進数表記。単位は %)
DiskN : date 時点の DiskN のディスク使用率(10進数表記。単位は %)

ストレージ装置の CA/CM Port 性能情報

項目

説明

ファイル名

Port/nnnn.csv
nnnn は、16進数表記の CA/CM Port 番号。以下の例のように、0000 から始まり、装置に搭載される最も若い CA/CM Port 番号から昇順で振られる。
CM0x0 CA0x0 Port0 は 0000
CM0x0 CA0x0 Port1 は 0001

CM0x7 CA0x3 Port2 は 007E
CM0x7 CA0x3 Port3 は 007F)

ヘッダー行

  • CA Port の場合

    Date, CM0xX:CA0xX:PortX - Read IOPS, CM0xX:CA0xX:PortX - Write IOPS, CM0xX:CA0xX:PortX - Read Throughput, CM0xX:CA0xX:PortX - Write Throughput

  • CM Port の場合

    Date, CM0xX:PortX - Read IOPS, CM0xX:PortX - Write IOPS, CM0xX:PortX - Read Throughput, CM0xX:PortX - Write Throughput

データ行

date,read,write,through-r,through-w

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
read : date 時点の Read 回数(10進数表記。単位は IOPS)
write : date 時点の Write 回数(10進数表記。単位は IOPS)
through-r : date 時点の Read データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)
through-w : date 時点の Write データ転送量(10進数表記。単位は MB/S)

ストレージ装置の稼働 Disk 数性能情報

項目

説明

ファイル名

ACTIVE_DISK.csv

ヘッダー行

Date, Total Disks, Active Disks

データ行

date,total,active

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
total : date 時点の装置全体の搭載ディスク数(10進数表記。単位は Disk)
active : date 時点の装置全体の稼働ディスク数(10進数表記。単位は Disk)

ストレージ装置の消費電力性能情報(ETERNUS DX60/DX80のみ)

項目

説明

ファイル名

SYSTEM_POWER_CONSUMPTION.csv

ヘッダー行

Date, System Power Consumption

データ行

date, power

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
power: date 時点の装置全体の使用電力(10進数表記。単位は W)

ストレージ装置の温度性能情報(ETERNUS DX60/DX80のみ)

項目

説明

ファイル名

SYSTEM_TEMPERATURE.csv

ヘッダー行

Date, System Temperature

データ行

date, temperature

各フィールドに出力される情報は、以下のとおりです。
date : 性能情報取得時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss 形式)
temperature: date 時点の装置の吸気温度(10進数表記。単位は ℃)


オペランド

export

指定した日付の性能情報をCSV形式で出力します。

outdirname

性能情報を出力するディレクトリを指定します。
性能情報は、outdirname ディレクトリ配下に、以下の構成で出力されます。


オプション

-ipaddr ipaddr

性能情報を出力する装置のIPアドレスを指定します。

出力対象となる装置は、以下の条件を満たす必要があります。

  • 性能情報を出力するストレージ装置、ファイバチャネルスイッチ、およびファイバーチャネルスイッチブレードは、本製品に登録されており、かつ性能監視対象である、以下のどれかの装置。

    • ETERNUS DX60/DX80, ETERNUS2000, ETERNUS4000(M80,100 除く), ETERNUS8000

    • 性能監視をサポートしているファイバチャネルスイッチおよびファイバーチャネルスイッチブレード

性能監視の設定方法は、「7.2.2 性能管理指示」を参照してください。

-date start_time[-end_time]

出力する性能情報の開始時刻と終了時刻を、それぞれ YYYYMMDDhhmm 形式で指定します。開始時刻と終了時刻は、以下のように、ハイフン("-")で連結する必要があります。
YYYYMMDDhhmm-YYYYMMDDhhmm

ハイフン("-")と終了時刻を省略すると、コマンド実行時刻が終了時刻となります。

本オプションを省略した場合は、コマンド実行時刻の30分前が開始時刻、コマンド実行時刻が終了時刻となります。


使用例

注意事項

12.2.1.7 ディスク制御コマンド(storageadm spindle)

名前

storageadm spindle - ディスクの制御


形式

/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm spindle start -ipaddr ipaddr {-raid RAIDグループ番号[,RAIDグループ番号,...] | -server} [-sync [-time timeout]]
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm spindle stop -ipaddr ipaddr {-raid RAIDグループ番号[,RAIDグループ番号,...] | -server} [-sync [-time timeout]] [-s] [-f]
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm spindle info -ipaddr ipaddr [{-raid RAIDグループ番号[,RAIDグループ番号,...] | -server}]

機能説明

ストレージ装置のRAIDのディスク回転を起動または停止します。コマンドの実行には、OSの管理者(root)権限が必要です。

状態表示時にストレージ装置を指定した場合は、RAIDを構成しているディスクの回転状態を表示します。
サーバを指定した場合は、サーバが使用するストレージ装置のRAIDグループ番号とボリューム番号を表示します。

コマンドオペランドにストレージ装置のIPアドレスおよびRAIDグループ番号を指定することで、ストレージ装置のRAIDを構成しているディスクの回転を起動または停止します。

サーバのIPアドレスを指定することで、そのサーバが使用しているストレージ装置のディスクの回転を起動または停止します。

対象となるストレージ装置およびサーバは、本製品の管理対象装置である必要があります。


オペランド

start

ストレージ装置のRAIDグループを構成するディスクを起動します。

stop

ストレージ装置のRAIDグループを構成するディスクを停止します。

info

ストレージ装置のRAIDグループのエコモード情報を表示します。または、サーバが使用しているストレージ装置の情報を表示します。


オプション

start オペランド指定時に指定できるオプション
-ipaddr ipaddr

ストレージ装置またはサーバの、IPアドレスを指定します。

-raid RAIDグループ番号[,RAIDグループ番号,...]

起動対象のRAIDグループ番号を、16進数で指定します。複数のRAIDグループ番号を指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
-ipaddr オプションにストレージ装置のIPアドレスを指定した場合に、本オプションを指定します。

-server

サーバが使用しているストレージ装置のディスクの回転を起動する場合に本オプションを指定します。
-ipaddr オプションにサーバのIPアドレスを指定した場合に、本オプションを指定します。

-sync

本オプションを指定すると、処理が完了する、または -time オプションでの指定時間が経過するまで復帰しません。

-time timeout

-sync オプションを指定した場合のタイムアウト値(単位は秒)を、1 から 86400 までの範囲で指定します。本オプションを省略した場合のタイムアウト値は 600 秒です。

stop オペランド指定時に指定できるオプション
-ipaddr ipaddr

ストレージ装置またはサーバの、IPアドレスを指定します。

-raid RAIDグループ番号[,RAIDグループ番号,...]

停止対象のRAIDグループ番号を、16進数で指定します。複数のRAIDグループ番号を指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
-ipaddr オプションにストレージ装置のIPアドレスを指定した場合に、本オプションを指定します。

-server

サーバが使用しているストレージ装置のディスクの回転を停止する場合に本オプションを指定します。
-ipaddr オプションにサーバのIPアドレスを指定した場合に、本オプションを指定します。

-sync

本オプションを指定すると、処理が完了する、または -time オプションでの指定時間が経過するまで復帰しません。

-time timeout

-sync オプションを指定した場合のタイムアウト値(単位は秒)を、1 から 86400 までの範囲で指定します。本オプションを省略した場合のタイムアウト値は 600 秒です。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。

-f

関連するRAIDグループのディスクを強制的に停止します。

info オペランド指定時に指定できるオプション
-ipaddr ipaddr

ストレージ装置またはサーバの、IPアドレスを指定します。

-raid RAIDグループ番号[,RAIDグループ番号,...]

状態表示対象のRAIDグループ番号を、16進数で指定します。複数のRAIDグループ番号を指定する場合は、カンマ(",")で区切って指定します。
-ipaddr オプションにストレージ装置のIPアドレスを指定した場合に、本オプションを指定します。

本オプションを省略した場合は、指定したストレージ装置のすべてのRAIDグループ情報を表示します。

-server

サーバのIPアドレスを指定して、そのサーバが使用しているストレージ装置のRAIDグループのエコモード情報およびボリューム番号を表示する場合に本オプションを指定します。
-ipaddr オプションにサーバのIPアドレスを指定した場合に、本オプションを指定します。


使用例

注意事項

12.2.1.8 仮想化スイッチアクセスパス設定コマンド(storageadm virtualzone)

名前

storageadm virtualzone - 仮想化スイッチに関連するホストアフィニティとゾーニングの操作


形式

/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm virtualzone add -storage cawwpn,affinitygroup -ipaddr ipaddr [-update all] [-f [-s]]
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm virtualzone add -hba hbawwpn -vt vtwwpn [-update all] [-f [-s]]
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm virtualzone delete -storage cawwpn,affinitygroup -ipaddr ipaddr [-s] [-update all]
/opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm virtualzone delete -hba hbawwpn -vt vtwwpn [-s] [-update all]

機能説明

仮想化スイッチ(仮想ターゲットおよび仮想イニシエータ)に関連するストレージ装置のホストアフィニティと、ファイバチャネルスイッチのゾーニングを追加、削除を実施します。

コマンドの実行には、OSの管理者(root)権限が必要です。

対象となるストレージ装置とファイバチャネルスイッチは、本製品の管理対象装置である必要があります。ファイバチャネルスイッチは、ETERNUS VS900 モデル300、SN200 モデル540 バーチャリゼーションブレードに対応します。


オペランド

add

ホストアフィニティとゾーニングを追加します。

delete

ホストアフィニティとゾーニングを削除します。


オプション

add オペランドまたは delete オペランド指定時に指定できるオプション
-storage cawwpn,affinitygroup

ホストアフィニティを設定するストレージ装置の、CA の WWPN とアフィニティグループ番号を指定します。

CA の WWPN は、16文字の16進数、または2文字ずつコロン(":")で区切った23文字の16進数で指定します。例えば、コロンで区切る場合は、11:11:11:11:11:11:11:11 のように記述します。
アフィニティグループ番号は、10進数または16進数で指定します。例えば、16番のアフィニティグループ番号の場合、10進数で指定するには -storage 1111111111111111,16 と記述し、16進数で指定するには -storage 1111111111111111,0x10 のように記述します。

-ipaddr ipaddr

ホストアフィニティとゾーニングに設定する仮想イニシエータが属する仮想化スイッチのIPアドレスを指定します。

-hba hbawwpn

ゾーニングに設定する HBA の WWPN を指定します。

HBA の WWPN は、16文字の16進数、または2文字ずつコロン(":")で区切った23文字の16進数で指定します。例えば、コロンで区切る場合は、22:22:22:22:22:22:22:22 のように記述します。

-vt vtwwpn

ゾーニングに設定する仮想ターゲットのWWPNを指定します。

仮想ターゲットの WWPN は、16文字の16進数、または2文字ずつコロン(":")で区切った23文字の16進数で指定します。例えば、コロンで区切る場合は、22:22:22:22:22:22:22:22 のように記述します。

add オペランド指定時に指定できるオプション
-update all

設定完了後に本製品が管理している情報を最新の情報に更新する場合に指定します。"all" だけ指定可能です。本オプションを省略した場合、本製品が管理している情報が更新されません。情報を更新する場合は、storageadm zone info コマンドを -fast オプションなしで実行してください。

本オプションは、追加数の少ない場合に有効です。複数の設定をまとめて実施したあとに情報を更新する場合は、storageadm zone info コマンドが有効です。

-f

ゾーニングが設定されていない状態のファイバチャネルスイッチに、強制的に WWPN ゾーニングを設定する場合に指定します。

本オプションを指定する場合は、ファイバチャネルスイッチのセキュリティ設定を確認してください。WWPN ゾーニングを設定する場合だけ、指定してください。

なお、以下の場合に本オプションを指定すると、本オプションを省略したときと同じ動作になります。

  • ゾーニングを設定する対象のファイバチャネルスイッチに、既にゾーニングが設定されている場合

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。
本オプションは、-f オプションを指定した場合だけ、指定できます。

delete オペランド指定時に指定できるオプション
-update all

設定完了後に本製品が管理している情報を最新の情報に更新する場合に指定します。"all" だけ指定可能です。本オプションを省略した場合、本製品が管理している情報が更新されません。情報を更新する場合は、storageadm zone info コマンドを -fast オプションなしで実行してください。

本オプションは、削除数の少ない場合に有効です。複数の削除をまとめて実施したあとに情報を更新する場合は、storageadm zone info コマンドが有効です。

-s

確認メッセージを出力せずに、処理を継続します。


使用例

注意事項

関連項目

ホストアフィニティとゾーニング操作コマンド(storageadm zone)