装置ユニットを選択して、メニューから[操作]-[AffinityGroup操作]、またはポップアップメニューから[AffinityGroup操作]を選択し、AffinityGroup操作画面を起動します。以下にAffinityGroup操作画面を示します。なお、AffinityGroup操作は、ETERNUS3000、ETERNUS6000、ETERNUS4000 モデル80, モデル100 では操作できません。
AffinityGroupをストレージに設定することで、アクセスパス管理機能によってアクセスパスを設定できるようになります。アクセスパス管理は、「6.3 アクセスパス管理」を参照してください。
AffinityGroup操作画面の構成について以下に説明します。
AffinityGroup操作画面起動時に選択していた装置ユニットに構成されているLogicalVolume一覧が表示されます。
TPP番号が表示されます。LogicalVolumeが割り当てられていないTPPは表示されません。
RAIDGroup番号が表示されます。LogicalVolumeが割り当てられていないRAIDGroupは表示されません。
LogicalVolume番号が表示されます。
LUN Concatenationが行われているLogicalVolumeは、LogicalVolume番号に続いて、「(通し番号/LogicalVolume連結総数)」が表示されます。
例
0x0008(1/2)と表示されている場合
LogicalVolume番号が 0x0008、通し番号が 1、LogicalVolume連結総数が 2 となります。
LogicalVolumeの容量が表示されます。単位は、MBです。
AffinityGroupへの割り当て状況によって、文字色が以下のとおりになります。
文字色 | 意味 |
---|---|
黒 | 割り当て済み |
青 | 割り当て未 |
橙 | 複数のAffinityGroupまたはLUNMappingに割り当てられている。(LogicalVolumeの共用) |
LUN Concatenationが行われているLogicalVolumeは、「当該容量/総容量」で表示されます。
AffinityGroup操作画面起動時に選択していた装置ユニットに構成されているAffinityGroup、および LUNMappingの一覧が表示されます。
AffinityGroup番号が10進数で表示されます。AffinityGroupの連結が行われている場合は、連結されているAffinityGroupのすべての番号をカンマで区切って表示されます。
LUNMappingの場合は、ポート名が表示されます。
AffinityGroupおよびLUNMappingに付けられている別名が表示されます。
同一行のLogicalVolumeビューのLogicalVolumeに割り当てられているLUN番号が、AffinityGroupごと、およびLUNMappingごとに、10進数で表示されます。
当該LogicalVolumeの状態によって、セル色が以下のとおりになります。
セル色 | 意味 |
---|---|
白 | LUN番号の編集が可能です。 かつ、当該LogicalVolumeが複数の、AffinityGroup、または、LUNMappingに割り付けられていない(複数のLUN番号が割り付けられていない)。 |
黄 | LUN番号の編集が可能です。 かつ、当該LogicalVolumeが複数の、AffinityGroup、または、LUNMappingに割り付けられている(複数のLUN番号が割り付けられている)。 |
灰 | LUN番号の編集ができません。 以下に該当する場合、LUN番号の編集はできません。
|
AffinityGroup操作画面の操作手順を以下に説明します。
AffinityGroup操作画面の<AffinityGroup追加>ボタンを押します。
AffinityGroup追加ダイアログが表示されますので、グループ番号とグループ名を入力してください。グループ名は省略可能です。
<OK>ボタンを押します。
以下の場合、AffinityGroupの追加はできません。
作成可能最大数までAffinityGroupが作成されている場合
LUNを割り付けたい(または、LUN番号を変更したい)、LogicalVolumeの行とAffinityGroupのカラムが交わるセルにフォーカスします。
割り付けたいLUN番号を入力します。
LUNを割り付けたい、複数LogicalVolumeの行とAffinityGroupのカラムが交わる複数セルを選択します。
右クリックで表示されるポップアップメニューから[自動割付]を選択します。
LUNの自動割付けは、当該AffinityGroup内で割り付けられていない最も小さいLUN番号から昇順にLUN番号が割り付けられます。
LUNの割付けを解除したい、LogicalVolumeの行とAffinityGroupのカラムが交わるセルにフォーカスします。
デリートキー、または、バックスペースを押します。
LUNがないAffinityGroupは作成できません。
LUNの割付けを解除したい、複数LogicalVolumeの行とAffinityGroupのカラムが交わる複数のセルをドラッグします。
右クリックで表示されるポップアップメニューから[割付解除]を選択します。
LUNがないAffinityGroupは作成できません。
変更するAffinityGroup番号、または、AffinityGroup名を選択した状態で、<AffinityGroup変更>ボタンを押します。または、ポップアップメニューから[AffinityGroup変更]を選択します。
AffinityGroup変更ダイアログが表示されますので、グループ番号、および、グループ名を入力してください。
<OK>ボタンを押します。
以下の場合、AffinityGroup番号の変更はできません。
ホストアフィニティが設定されているAffinityGroup
以下の場合、AffinityGroup番号、および、AffinityGroup名の変更はできません。
サポートしていないRAIDGroupに割り付けられているLogicalVolumeが割り付けられているAffinityGroup
サポートしていないLogicalVolumeが割り付けられているAffinityGroup
連結されているAffinityGroup
LUNMapping
削除するAffinityGroup番号、または、AffinityGroup名を選択した状態で、<AffinityGroup削除>ボタンを押します。または、ポップアップメニューから[AffinityGroup削除]を選択します。
AffinityGroup削除の確認ダイアログが表示されますので、よければ<OK>ボタンを押してください。
以下の場合、AffinityGroupの削除はできません。
サポートしていないRAIDGroupに割り付けられているLogicalVolumeが割り付けられているAffinityGroup
サポートしていないLogicalVolumeが割り付けられているAffinityGroup
連結されているAffinityGroup
ホストアフィニティが設定されているAffinityGroup
LUNMapping
作成、または、修正した内容を設計画面に反映する場合は、<実行>ボタンを押してください。AffinityGroup操作画面終了後の設計画面で、実行ボタンを押した単位で元に戻す/やり直しができます。
AffinityGroup操作画面を終了させる場合は、<終了>ボタンを押してください。<実行>ボタンを押す前に<終了>ボタンを押した場合は、作成または、修正した内容を設計画面に反映させずに終了します。