本製品を使用しているシステムで問題が発生した場合は、「D.1 調査資料の採取方法」を参照して調査用の資料を採取してください。
バックアップ先のディレクトリを『退避場所』とし、以下の手順でバックアップします。なお、クラスタ環境の場合は、「9.1.1.2.2 Solaris OS 版マネージャのバックアップ(クラスタ環境)」を参照してください。
マネージャを停止します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl stop
装置管理情報をバックアップします。
通常のバックアップ作業の場合は「装置管理情報のバックアップ」を実施してください。旧版からバージョンアップを行う場合は「旧版からのバージョンアップ」を実施してください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/
装置管理情報のバックアップには、cimbackup.shを使用します。cimbackup.shの詳細については、「付録G バージョンアップツール」を参照してください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/logr
cimbackup.shのあるディレクトリに移動し、cimbackup.shを以下の様に実行します。
# ./cimbackup.sh 退避場所/logr
必須ファイルをバックアップします。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0 # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -Rp /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0/ # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/ # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/ # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/ # cp -p /var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/
サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
性能管理機能に関するファイルをバックアップします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf/
最大使用メモリをカスタマイズするファイルをバックアップします。
最大使用メモリをカスタマイズしていない場合は、バックアップ不要です。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /opt/FJSVssmgr/bin/manager.ini 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin/
その他のカスタマイズ可能なファイルをバックアップします。
カスタマイズしていないファイル、および存在しないファイルは、バックアップ不要です。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/traprm.sh 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/VscCommitScript 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/FJSVssvsc.ini 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/
SNMP Trap XML 定義ファイルをバックアップします。
SNMP Trap XML 定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、SNMP Trap XML 定義ファイル 1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/
装置ポーリング設定ファイルをバックアップします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、装置ポーリング設定ファイル DP_config.xml をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/DP_config.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/
ポーリングサービス設定ファイルをバックアップします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイル pollingService.xml をカスタマイズしていた場合は、以下の手順でバックアップしてください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/pollingService.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/
マネージャを再起動します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl start
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて停止します。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
プライマリノードで、「9.1.1.2.1 Solaris OS 版マネージャのバックアップ」の手順2、3、4、6、7、8を実施します。
両ノードで、「9.1.1.2.1 Solaris OS 版マネージャのバックアップ」の手順5を実施します。
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて起動します。
バックアップ先のディレクトリを『退避場所』とし、以下の手順でバックアップします。なお、クラスタ環境の場合は、「9.1.1.2.4 Linux 版マネージャのバックアップ(クラスタ環境)」を参照してください。
マネージャを停止します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl stop
装置管理情報をバックアップします。
通常のバックアップ作業の場合は「装置管理情報のバックアップ」を実施してください。旧版からバージョンアップを行う場合は「旧版からのバージョンアップ」を実施してください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/
装置管理情報のバックアップには、cimbackup.shを使用します。cimbackup.shの詳細については、「付録G バージョンアップツール」を参照してください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/logr
cimbackup.shのあるディレクトリに移動し、cimbackup.shを以下の様に実行します。
# ./cimbackup.sh 退避場所/logr
必須ファイルをバックアップします。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0 # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -Rp /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0/ # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/ # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/ # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/ # cp -p /var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/
サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
性能管理機能に関するファイルをバックアップします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf/
最大使用メモリをカスタマイズするファイルをバックアップします。
最大使用メモリをカスタマイズしていない場合は、バックアップ不要です。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /opt/FJSVssmgr/bin/manager.ini 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin/
その他のカスタマイズ可能なファイルをバックアップします。
カスタマイズしていないファイル、および存在していないファイルは、バックアップ不要です。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/traprm.sh 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/VscCommitScript 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/FJSVssvsc.ini 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/
SNMP Trap XML 定義ファイルをバックアップします。
SNMP Trap XML 定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、SNMP Trap XML 定義ファイル 1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/
装置ポーリング設定ファイルをバックアップします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、装置ポーリング設定ファイル DP_config.xml をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/DP_config.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/
ポーリングサービス設定ファイルをバックアップします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイル pollingService.xml をカスタマイズしていた場合は、以下の手順でバックアップしてください。
バックアップディレクトリを作成します。
# mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/pollingService.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/
マネージャを再起動します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl start
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて停止します。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
プライマリノードで、「9.1.1.2.3 Linux 版マネージャのバックアップ」の手順2、3、4、6、7、8を実施します。
両ノードで、「9.1.1.2.3 Linux 版マネージャのバックアップ」の手順5を実施します。
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて起動します。
バックアップ先ディレクトリを『退避場所』とし、以下の手順でバックアップします。
参考
手順内での表記について
$BAK_DIR は、バックアップ先ディレクトリです。
$INS_DIR は、マネージャをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。
$ENV_DIR は、マネージャをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。
$TMP_DIR は、マネージャをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。
マネージャを停止します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを停止します。
装置管理情報をバックアップします。
通常のバックアップ作業の場合は「装置管理情報のバックアップ」を実施してください。旧版からバージョンアップを行う場合は「旧版からのバージョンアップ」を実施してください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥opencimom¥logr
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥opencimom¥logr | $BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥opencimom¥logr |
装置管理情報のバックアップには、cimbackup.batを使用します。cimbackup.batについては、「付録G バージョンアップツール」を参照してください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥logr
コマンドプロンプトで、cimbackup.batのあるディレクトリに移動し、cimbackup.batを以下の様に実行します。
cimbackup.bat "$BAK_DIR¥logr"
必須ファイルをバックアップします。
サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVtrccb¥2.0
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥ac
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥db
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥sr
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥vsccompose
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVtrccb¥2.0 | $BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVtrccb¥2.0 |
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥ac | $BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥ac |
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥db | $BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥db |
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥sr | $BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥sr |
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥vsccompose | $BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥vsccompose |
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥systemevent.csv | $BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current |
性能管理機能に関するファイルをバックアップします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf.conf | $BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf | $BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf |
カスタマイズ可能なファイルをバックアップします。
カスタマイズしていないファイル、および存在していないファイルは、バックアップ不要です。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥bin
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥bin¥manager.ini | $BAK_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥bin |
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥sanma.conf | $BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current |
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥ssmgr.conf | |
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥trapop.bat | |
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥traprm.bat | |
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥VscCommitScript.bat | |
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥FJSVssvsc.ini |
SNMP Trap XML 定義ファイルをバックアップします。
SNMP Trap XML 定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、SNMP Trap XML 定義ファイル 1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥snmpth
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥snmpth¥1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml | $BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥snmpth |
装置ポーリング設定ファイルをバックアップします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、装置ポーリング設定ファイル DP_config.xml をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥devicepolling
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥devicepolling¥DP_config.xml | $BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥devicepolling |
ポーリングサービス設定ファイルをバックアップします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイル pollingService.xml をカスタマイズしていた場合は、以下の手順でバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥polling
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥polling¥pollingService.xml | $BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥polling |
マネージャを再起動します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを開始します。
「9.1.1.2.1 Solaris OS 版マネージャのバックアップ」でバックアップした資源を、以下の手順でリストアします。
マネージャを再インストールしてリストアする場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』の「4.1 [Solaris OS版]マネージャ」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。
旧版のマネージャからのアップグレードの場合は、各手順の注意事項に従ってください。
クラスタ環境の場合は、「9.1.1.3.2 Solaris OS 版マネージャのリストア(クラスタ環境)」を参照してください。
マネージャを停止します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl stop
装置管理情報をリストアします。
通常のリストア作業の場合は「装置管理情報のリストア」を実施してください。旧版からバージョンアップを行う場合は「旧版からのバージョンアップ」を実施してください。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/*
ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/* /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/
装置管理情報のリストアには、cimrestore.shを使用します。cimrestore.shの詳細については、「付録G バージョンアップツール」を参照してください。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/*
cimrestore.shのあるディレクトリに移動し、cimrestore.shを以下の様に実行します。
# ./cimrestore.sh 退避場所/logr
必須ファイルをリストアします。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/*
以下のリストア先ファイルを削除します。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -Rp 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/* /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/ # cp -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv /var/opt/FJSVssmgr/current/
サブディレクトリやファイルがない場合は、リストア不要です。
性能管理機能に関するファイルをリストアします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、このリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、このリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/*
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/
最大使用メモリをカスタマイズするファイルをリストアします。
最大使用メモリをカスタマイズしていない場合は、リストア不要です。
ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin/manager.ini /opt/FJSVssmgr/bin/
その他のカスタマイズ可能なファイルをリストアします。
カスタマイズしていないファイル、存在していないファイルは、リストア不要です。
ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/traprm.sh /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/VscCommitScript /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/FJSVssvsc.ini /etc/opt/FJSVssmgr/current/
SNMP Trap XML 定義ファイルをリストアします。
SNMP Trap XML 定義ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。
SNMP Trap XML 定義ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.6 SNMP Trap XML定義ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
装置ポーリング設定ファイルをリストアします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
装置ポーリング設定ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
ポーリングサービス設定ファイルをリストアします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
マネージャを再起動します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl start
「9.1.1.2.2 Solaris OS 版マネージャのバックアップ(クラスタ環境)」でバックアップした資源を、以下の手順でリストアします。
マネージャを再インストールしてリストアする場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』の「付録A 運用管理サーバの高可用化」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて停止します。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
プライマリノードで、「9.1.1.3.1 Solaris OS 版マネージャのリストア」の手順2、3、4、6、7、8を実施します。
両ノードで、「9.1.1.3.1 Solaris OS 版マネージャのリストア」の手順5を実施します。
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて起動します。
「9.1.1.2.3 Linux 版マネージャのバックアップ」でバックアップした資源を、以下の手順でリストアをします。
マネージャを再インストールしてリストアする場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』の「4.2 [Linux版]マネージャ」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。
旧版のマネージャからのアップグレードの場合は、各手順の注意事項に従ってください。
クラスタ環境の場合は、「9.1.1.3.4 Linux 版マネージャのリストア(クラスタ環境)」を参照してください。
マネージャを停止します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl stop
装置管理情報をリストアします。
通常のリストア作業の場合は「装置管理情報のリストア」を実施してください。旧版からバージョンアップを行う場合は「旧版からのバージョンアップ」を実施してください。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/*
ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/* /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/
装置管理情報のリストアには、cimrestore.shを使用します。cimrestore.shの詳細については、「付録G バージョンアップツール」を参照してください。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/*
cimrestore.shのあるディレクトリに移動し、cimrestore.shを以下の様に実行します。
# ./cimrestore.sh 退避場所/logr
必須ファイルをリストアします。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/*
以下のリストア先ファイルを削除します。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -Rp 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/* /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/ # cp -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv /var/opt/FJSVssmgr/current/
サブディレクトリやファイルがない場合は、リストア不要です。
性能管理機能に関するファイルをリストアします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、このリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、このリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/*
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/
最大使用メモリをカスタマイズするファイルをリストアします。
最大使用メモリをカスタマイズしていない場合は、リストア不要です。
ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin/manager.ini /opt/FJSVssmgr/bin/
その他のカスタマイズ可能なファイルをリストアします。
カスタマイズしていないファイル、および存在していないファイルは、リストア不要です。
ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/traprm.sh /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/VscCommitScript /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/FJSVssvsc.ini /etc/opt/FJSVssmgr/current/
SNMP Trap XML 定義ファイルをリストアします。
SNMP Trap XML 定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
SNMP Trap XML 定義ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.6 SNMP Trap XML定義ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
装置ポーリング設定ファイルをリストアします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
装置ポーリング設定ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
ポーリングサービス設定ファイルをリストアします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
マネージャを再起動します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl start
「9.1.1.2.4 Linux 版マネージャのバックアップ(クラスタ環境)」でバックアップした資源を、以下の手順でリストアします。
マネージャを再インストールしてリストアする場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』の「付録A 運用管理サーバの高可用化」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて停止します。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
プライマリノードで、「9.1.1.3.3 Linux 版マネージャのリストア」の手順2、3、4、6、7、8を実施します。
両ノードで、「9.1.1.3.3 Linux 版マネージャのリストア」の手順5を実施します。
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャが属しているクラスタサービスをすべて起動します。
「9.1.1.2.5 Windows 版マネージャのバックアップ」でバックアップした資源を、以下の手順でリストアします。
マネージャを再インストールしてリストアする場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』の「4.3 [Windows版]マネージャ」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。
旧版のマネージャからのアップグレードの場合は、各手順の注意事項に従ってください。
参考
手順内での表記について
$BAK_DIR は、バックアップ先ディレクトリです。
$INS_DIR は、マネージャをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。
$ENV_DIR は、マネージャをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。
$TMP_DIR は、マネージャをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。
マネージャを停止します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを停止します。
装置管理情報をリストアします。
通常のリストア作業の場合は「装置管理情報のリストア」を実施してください。旧版からバージョンアップを行う場合は「旧版からのバージョンアップ」を実施してください。
エクスプローラなどで、以下のリストア先ディレクトリ配下のファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥opencimom¥logr
エクスプローラなどで、以下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥opencimom¥logr | $TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥opencimom¥logr |
装置管理情報のリストアには、cimrestore.batを使用します。cimrestore.batの詳細については、「付録G バージョンアップツール」を参照してください。
エクスプローラなどで、以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥opencimom¥logr
コマンドプロンプトで、cimrestore.batのあるディレクトリに移動し、cimrestore.batを以下の様に実行します。
cimrestore.bat "$BAK_DIR¥logr"
必須ファイルをリストアします。
エクスプローラなどで、以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないてください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
$ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVtrccb¥2.0
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥ac
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥db
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥sr
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥vsccompose
エクスプローラなどで、以下のリストア先ファイルを削除します。
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥systemevent.csv
エクスプローラなどで、以下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVtrccb¥2.0 | $ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVtrccb¥2.0 |
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥ac | $TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥ac |
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥db | $TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥db |
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥sr | $TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVtrccb¥2.0¥sr |
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥vsccompose | $TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥vsccompose |
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥systemevent.csv | $TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current |
サブディレクトリやファイルがない場合は、リストア不要です。
性能管理機能に関するファイルをリストアします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。
エクスプローラなどで、以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
なお、このリストア先ディレクトリ自体は削除しないてください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
$TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf.conf | $ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf | $TMP_DIR¥Manager¥var¥opt¥FJSVssmgr¥current¥perf |
カスタマイズ可能なファイルをリストアします。
カスタマイズしていないファイル、存在していないファイルは、リストア不要です。
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥bin¥manager.ini | $INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥bin |
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥sanma.conf | $ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current |
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥ssmgr.conf | |
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥trapop.bat | |
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥traprm.bat | |
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥VscCommitScript.bat | |
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥FJSVssvsc.ini |
SNMP Trap XML 定義ファイルをリストアします。
SNMP Trap XML 定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
エクスプローラなどで、SNMP Trap XML 定義ファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥snmpth¥*.xml | $ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥snmpth |
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.6 SNMP Trap XML定義ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
装置ポーリング設定ファイルをリストアします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしたファイルがない場合は、この手順は不要です。
エクスプローラなどで、装置ポーリング設定ファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥devicepolling¥DP_config.xml | $ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥devicepolling |
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
ポーリングサービス設定ファイルをリストアします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしたファイルがない場合は、この手順は不要です。
エクスプローラなどで、ポーリングサービス設定ファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥polling¥pollingService.xml | $ENV_DIR¥Manager¥etc¥opt¥FJSVssmgr¥current¥polling |
注意
旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。
マネージャを再起動します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを開始します。