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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.0 ユーザーズガイド

7.1.1 性能情報の種類

管理できる情報は、以下のとおりです。各装置で設定可能な性能監視間隔は、「7.2.3 監視間隔設定」を参照してください。

注意

  • ETERNUS6000 で RAID Consolidation を行っている場合、RAIDGroup のレスポンスタイムを表示できません。

  • ETERNUS8000、ETERNUS4000(モデル80, 100 を除く)において、V11L40 より前のファームウェア版数では LUN Concatenation で作成した LogicalVolume(LUN) やその LogicalVolume を含む RAIDGroup の性能情報は、表示できません。

  • ETERNUS ディスクアレイ装置のメインフレームボリュームおよび MVV, SDV に関する性能情報は未サポートです。また、SDV を含む RAIDGroup の性能情報の値は保証できません。

  • ETERNUS6000 の CA 性能情報は、FC-CA ポートまたは FC-RA ポートの性能情報を表示します。また、REC,ROPC 実行時の性能情報は、FC-RA ポートが Initiator 側、Target 側のどちらに設定されている場合も、Write 性能情報として表示します。

  • ETERNUS8000、ETERNUS4000(モデル80, 100 を除く)の CA 性能情報は、FC-CA ポートまたは FC-RA ポートの性能情報を表示します。また、REC、ROPC 実行時の性能情報は、以下の情報を表示します。

    • FC-RA ポートが Initiator 側の場合、 Read 性能情報として表示します。

    • FC-RA ポートが Target 側に設定されている場合、 Write 性能情報として表示します。

  • 稼働 Disk 数、消費電力、温度の性能情報は、ストレージ性能管理の詳細設定ファイル perf.conf に設定することで、性能管理できます。設定方法は、「C.4 perf.confパラメーター説明」を参照してください。

  • ETERNUS 4000 モデル400, 600 と ETERNUS8000 モデル800, 1200, 2200 に対する CM 負荷(CPU 使用)率では、CPU と ROE の使用率を表示します。その他の ETERNUS ディスクアレイ装置では、ROE の使用率を表示できません。なお、ROE を搭載していないディスクアレイ装置では、ROE が担当する暗号処理と RAID5 および RAID6 のパリティ生成処理を CM および CM-CPU が実施します。

  • ETERNUS8000、ETERNUS4000(M80,M100 除く)において、Thin Provisioning 機能で作成した Thin Provisioning Pool を構成する RAIDGroup、Thin Provisioning ボリュームの性能情報は、表示できません。