PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.2 - Linux for Itanium 版 -
目次 前ページ次ページ

第4章 コマンド

4.3 clorapass - 監視用パスワードの登録

■実行ユーザー

スーパーユーザー

■形式

/opt/FJSVclora/sbin/clorapass

■機能説明

本コマンドは PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が使用する Oracle の system ユーザーのパスワードを登録します。ディテクタは Oracle インスタンスの監視のために system ユーザーを使って接続を行います。このためディテクタは system ユーザーのパスワードを必要とします。
パスワードが設定されていなければ、ディテクタは system ユーザーのパスワードとして"manager" を使用します。
本コマンドは、任意の1ノードで実行してください。

■パラメータ

なし

■終了ステータス

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了


クラスタ運用中に Oracle system ユーザーパスワードを変更する場合は、"3.3 クラスタ運用中の Oracle system ユーザーパスワード変更手順" を参照してください。


スケーラブル運用の場合、Oracle system ユーザーのパスワードはインスタンス別に登録する必要があります。例えば、DB_NAME=ora、ORACLE_SID=ora1、ORACLE_SID=ora2 の場合、本コマンドを2回実行し、ora1 と ora2 に対してパスワードを登録してください。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2009