PRIMECLUSTER 活用ガイド <メッセージ集> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版) |
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第6章 RMS に関するメッセージ | > 6.1 RMSメッセージ |
RMS はプロセス間通信で UNIX メッセージキューを使用します。admin キューは hvutil やhvswitch のようなユーティリティ間の通信に使われるキューの 1つです。このキューを開くときに問題が発生すると、このメッセージが出力されて、RMS が終了コード 3 で終了します。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
RMS は起動時に、動的変更を実行します。このフェーズで、RMS 構成定義ファイルにエラーが見つかると、RMS は終了コード 23 で終了します。
switchlog に上記のメッセージの前に出力されたエラーメッセージに基づいて、RMS 構成定義ファイルにエラーがないことを確認してください。
動的変更の実行中に、新しいリソースを親オブジェクトに追加して、リソースを Offline にできないときに、このメッセージが出力されます。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
Online スクリプトを実行して、新規リソースを Online 状態の親オブジェクトに追加する場合、そのリソースを Online にできないと、動的変更は中止されます。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
動的変更の実行中に、親を持たない(したがって、すべてのクラスタアプリケーションにリンクされていない)オブジェクト <object> を追加しようとすると、このメッセージが出力されて、動的変更が中止されます。
動的変更の実行中に追加するすべてのオブジェクトがクラスタアプリケーションにリンクされていることを確認してください。
既存のリソースと同じ名前の新規リソース <resource> を追加しようとすると、このメッセージが switchlog に書き込まれて、動的変更が中止されます。
新規リソースを追加するときに、その名前が他の既存のリソースと同じでないことを確認してください。
既存のリソースと同じ名前の新規リソース <resource> を追加しようとすると、このメッセージが出力されて、動的変更が中止されます。
新規リソースを追加するときに、その名前が他の既存のリソースと同じでないことを確認してください。
RMS リソースのグラフ全体で、親 - 子リンクのチェーンに循環部分があってはいけません。循環部分があると、動的変更が失敗し、上記のメッセージが switchlog に書き込まれます。
循環部分を削除してください。
リソースを削除すると、そのリソースの子で他の親を持たない子もすべて削除されます。したがって、リソースを削除して、削除したリソースの属性、またはそのリソースの子で他の親を持たない子の属性を変更すると、動的変更が中止され、上記のメッセージが switchlog に書き込まれます。
リソースの動的変更を実行するときに、変更するリソースが削除されていないことを確認してください。
子オブジェクトを削除しようとしたときに、その親オブジェクトが削除されていると、上記のメッセージが switchlog に書き込まれて、動的変更が中止されます。
オブジェクトを明示的に削除するときに、その親が削除されていないことを確認してください。親が削除されていると、その子も削除されていることになるからです。
リソース <resource> を削除しようとしたときに、その子が削除されていると、上記のメッセージが switchlog に書き込まれて、動的変更が中止されます。
リソースを明示的に削除するときに、その子が削除されていないことを確認してください。
すべてのリソースは、stateOnline、stateOffline、stateFaulted、stateUnknown、stateStandby のいずれかの状態である必要があります。リソース <resource> がこれらの状態のいずれでもない場合は、上記のメッセージが書込まれて、動的変更が中止されます。理論的に、このようなことはあり得ません。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
リソースの親がクラスタアプリケーションの場合、その親に子をリンクしたり、その親の子をリンク解除することはできません。これらの操作を実行しようとすると、上記のメッセージがswitchlog に書き込まれて、動的変更が中止されます。
クラスタアプリケーションにリソースをリンクしたり、クラスタアプリケーションからリソースをリンク解除してはいけません。
動的変更の実行中に、既存のリソースをリンクしようとしたときに、子オブジェクトのリンク先である親オブジェクト <parentobject> がリソースでない場合、動的変更が失敗して、このメッセージが出力されます。
2つのオブジェクトをリンクするときに、子オブジェクトの親がリソースであることを確認してください。
動的変更の実行中に、既存のリソースをリンクしようとしたときに、親オブジェクトにリンクされる子オブジェクト <childobject> がリソースでない場合、動的変更が失敗して、このメッセージが出力されます。
2つのオブジェクトをリンクするときに、親オブジェクトの子がリソースであることを確認してください。
すでにリンクされている親 <parentobject> と子 <childobject> をリンクしようとすると、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
動的変更を実行するときに、リンクしようとする親と子がリンク済みでないことを確認してください。
動的変更の実行中に、2つの既存オブジェクト間で新しいリンクを作成するときに、障害のある子 <childobject> を、障害のない親 <parentobject> にリンクすることはできません。最初に、子を親と同じ状態にする必要があります。この操作を実行できない場合は、上記のメッセージが switchlog に書き込まれます。動的変更が中止されます。
障害の発生している子を親と同じ状態にしてから、子と親をリンクしてください。
動的変更の実行中に、2つの既存オブジェクトをリンクするときに、Online の親と Online でない子をリンクすることはできません。これらの親と子をリンクしようとすると、動的変更が中止されて、メッセージが switchlog に書き込まれます。
最初に、子 <childobject> を Online にしてから、オンラインの親 <parentobject> にリンクしてください。
2つの既存オブジェクトをリンクしようとしたときに、子の状態が Offline または Standby ではなく、親の状態が Offline または Standby の場合、これらのオブジェクトをリンクすることはできず、上記のメッセージが switchlog に書き込まれます。動的変更が中止されます。
まず、子を Offline または Standby にしてから、Offline または Standby の親にリンクしてください。
リンクされていないオブジェクト <parentobject> とオブジェクト <childobject> をリンク解除しようとすると、このメッセージが出力されて、動的変更が中止されます。
2つのノードをリンク解除する場合に、2つのオブジェクトが親子関係であることを確認してください。
どのクラスタアプリケーションとのリンクも残らないように子オブジェクト <childobject> をリンク解除することはできません。
子がまだクラスタアプリケーションとリンクされていることを確認してください。
動的変更では、いくつかの整合性チェックが行われます。整合性チェックで、以下のすべての条件が満たされていることを確認します。
これらの整合性チェックが失敗すると、このメッセージが出力されて、動的変更が中止されます。
FATAL メッセージと整合性チェックが失敗した詳しい理由も、switchlog に書き込まれます。
上記の整合性チェックが成功するようにしてください。
オブジェクト <object> を RMS リソースグラフから削除して、そのオブジェクトを親オブジェクトから(または親オブジェクトをそのオブジェクトから)リンク解除しようとすると、動的変更が中止され、上記のメッセージが switchlog に書き込まれます。
削除とリンク解除を同時にオブジェクトに対して実行しないようにしてください。
新規オブジェクトを既存の RMS 構成定義ファイルに追加するときは、既存のオブジェクト<parentobject> が新規オブジェクトの親である必要があります。そうでないと、動的変更が中止され、上記のメッセージが switchlog に書き込まれます。
追加する新規オブジェクトに対して指定した親が存在することを確認してください。
新規オブジェクトを既存の RMS 構成定義ファイルに追加するときに、指定した親オブジェクト <parentobject> がリソースでないと、動的変更が中止され、上記のメッセージが書き込まれます。動的変更が中止されます。
新規オブジェクトに対して指定した親オブジェクトがリソースであることを確認してください。
存在しない子オブジェクト <childobject> にリンクしようとすると、このメッセージが出力され、動的変更が中止されます。
リンク先の子オブジェクトが存在することを確認してください。
既存の RMS 構成定義ファイルに追加する新規オブジェクト <childobject> がリソースでないと、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
指定した子オブジェクトがリソースであることを確認してください。
重大なエラーです。このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
動的変更の実行中に、リソースではない新規オブジェクトを親オブジェクト <parentobject> として追加しようとすると、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
親オブジェクトとして追加するオブジェクトがリソースであることを確認してください。
動的変更の実行中に、指定した子オブジェクト <childobject> が存在しないと、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
指定した子オブジェクトが存在することを確認してください。
新規オブジェクトを RMS リソースグラフに追加するときに、この新規オブジェクトの子 <childobject> がリソースでないと、このメッセージが出力され、動的変更が中止されます。
新規オブジェクトを追加するときに、その子がリソースであることを確認してください。
存在しないまたはリソースではないオブジェクト <object> を削除しようとすると、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
存在しないオブジェクトを削除しないようにしてください。
動的再構成の間にリソースタイプのオブジェクト、userApplication、SysNode オブジェクトは削除できません。動的再構成の間に削除が許されるのは、リソース、アプリケーション、ノード(SysNode オブジェクト)のみです。
オブジェクトを削除する場合は、これ以外のオブジェクトを削除してください。
リソース <object> を既存の RMS リソースグラフに追加し、そのリソースが 2つの親オブジェクトの子としてリンクされ、一方の親が Online で、もう一方の親が Offline または Standby の場合に、このメッセージが出力されます。子オブジェクトを親と同じ状態にする必要があります。
追加するリソースの両方の親が同じ状態であることを確認してから、リソースを追加してください。
動的変更の実行中に、親リソース <parentobject> の状態 <state> が、stateOnline、stateOffline、stateFaulted、または stateUnknown でない場合は、動的変更が中止されます。
親リソースの状態が上記のいずれかであることを確認してください。
新規オブジェクト object をクラスタアプリケーション <userapplication> の子として追加し、その HostName 属性値がクラスタアプリケーション <userapplication> の既存の子の HostName 属性値と同じ場合に、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
クラスタアプリケーションに追加するオブジェクトの HostName 属性が一意な値であることを確認してください。
動的変更の実行中に、新しい子オブジェクト <childobject> をアプリケーション <userapplication> に追加するときに、このオブジェクトの HostName 属性が指定されていないとこのメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
クラスタアプリケーションの下の第 1 レベルオブジェクトに対して HostName 属性が指定されていることを確認してください。
親 <parentobject> と子 <childobject> の両方にディテクタが関連付けられていて、子の状態は Online ではないが、Online になる予定の親に子をリンクしようとした場合に、このメッセージが生成され、動的変更が中止されます。
親と子が同じ状態であることを確認してください。
Online の子 <childobject> を、Offline になる予定の親オブジェクトにリンクすることはできません。動的変更が中止されます。
親と子が同じ状態であることを確認してください。
異なるクラスタアプリケーション <userApplication1> および <userApplication2> に属する親リソースと子リソースを持つ新しい子オブジェクト <childobject> を追加しようとすると、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
新規リソースを追加するときに、その親リソースと子リソースが異なるクラスタアプリケーションに属していないことを確認してください。
既存の親を持たないオブジェクト <object> を作成しようとすると、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
オブジェクト <object> が既存のオブジェクトを親として持つことを確認してください。
オブジェクト <object> の HostName 属性の値が無効な場合に、このメッセージが出力されて、動的変更が中止されます。HostName 属性がない場合は、(ADM, 40) のメッセージが出力されます。
リソース<object> の HostName 属性を有効な SysNode の名前に設定してください。
異なるクラスタアプリケーション <userapplication1> および <userapplication2> に属する親オブジェクトに、新しい子オブジェクト <object> をリンクして追加しようとすると、このメッセージが生成されます。動的変更が中止されます。
新しい子リソースを追加するときに、その親リソースが異なるクラスタアプリケーションに属していないことを確認してください。
<parentobject> を親として持つノードを新規追加する場合、その <parentobject> が削除済みオブジェクトの子であるときは、新規オブジェクトを追加できません。オブジェクトを削除すると、その子が他の親を持たない場合は、子も自動的に削除されます。これにより動的変更が失敗します。
新規オブジェクトを追加するときに、その親が削除されていないことを確認してください。
削除済みのクラスタアプリケーションに属するオブジェクト <childobject> を削除しようとすると、このメッセージが出力されます。これは、クラスタアプリケーションを削除すると、その子もすべて自動的に削除されるからです。
削除済みのクラスタアプリケーションに属するオブジェクトを削除しないようにしてください。
削除済みのクラスタアプリケーションに属するオブジェクト <objectname> を削除しようとすると、このメッセージが出力されます。これは、クラスタアプリケーションを削除すると、その子もすべて(<objectname> を含む)削除されるためです。
オブジェクトを削除する前に、そのオブジェクトが削除中のクラスタアプリケーションに属していないことを確認してください。
新規オブジェクトの子孫であるオブジェクト <object> を削除しようとすると、このメッセージが出力されます。動的変更が中止されます。
オブジェクトを削除するときに、それが新規オブジェクトの子孫でないことを確認してください。
削除する予定の子 <childobject> にリンクしようとすると、このメッセージが出力され、動的変更が中止されます。
削除する予定の子オブジェクトにリンクしないようにしてください。
オブジェクト <object> を削除して、その子孫(親を削除したときに削除される)を、RMS リソースグラフに追加する新規リソースの親として使用すると、このメッセージが出力され、動的変更が中止されます。
削除したオブジェクトの子孫を新規リソースの親として使用しないようにしてください。
存在しないオブジェクト <object> の属性を変更しようとすると、このエラーが発生します。動的変更が中止されます。
既存のオブジェクトの属性を変更してください。
属性 <attribute> の値を無効なノード <object> に変更しようとすると、このメッセージが出力され、動的変更が中止されます。
属性 <attribute> の有効値を指定してください。
RMS はプロセス間通信用に Unix キューを内部で使用します。Admin キューは、RMS と他のユーティリティ(hvutil、hvmod、hvshut、hvswitch、hvdisp など)の通信に使われるキューの 1 つです。RMS がこのキューを作成できない場合は、RMS が終了コード 50 で終了します。
RMS を再起動してください。
-m オプションを指定して hvdisp を呼び出したときに、RMS が/opt/SMAW/SMAWRrms/locks/.rms.<pid> ファイルを書込み用に開くことができないと、このメッセージが出力されます。
ディレクトリ /opt/SMAW/SMAWRrms/locks/.rms. が存在していること、およびファイルが作成できること(適切な権限、ファイルシステムの空き領域、空き i ノード)を確認してください。これらの問題が 1つでも存在する場合は、必要な管理操作によって問題を解決してください。これらの問題が存在しないにもかかわらず、エラーが発生する場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
hvdisp コマンドの実行中に、ファイル file(/opt/SMAW/SMAWRrms/locks/.rms.<pid>) を書込み用に開くことができないと、その理由 errormsg の書込みが行われます。
ディレクトリ /opt/SMAW/SMAWRrms/ が存在していること、およびファイルが作成できること(適切な権限、ファイルシステムの空き領域、空き i ノード)を確認してください。これらの問題が 1つでも存在する場合は、必要な管理操作によって問題を解決してください。これらの問題が存在しないにもかかわらず、エラーが発生する場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
hvswitch、hvshut などのコマンドはローカルでない hvmod コマンドと並列に実行できないため、このメッセージが switchlog に書き込まれます。
hvswitch を実行する前に、userapplication で hvmod が実行中でないことを確認してください。
切替えを実行するときは、hvswitch コマンドの引数としてクラスタアプリケーションを指定する必要があります。リソース <resource> がクラスタアプリケーションでない場合に、このメッセージが出力されます。
"PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>" で、hvswitch の正しい使用方法を確認してください。
ShutdownScript 属性は SysNode の非表示属性です。この値は RMS BM が自動定義します。
ユーザが変更することはできません。
ShutdownScript 属性に定義済みの値を変更しないようにしてください。
このメッセージは、以下に示す状況で出力されます。
現在の RMS 構成定義ファイル(例: configname.us など)の中で使用している SysNode 名を指定してください。
現在停止状態の対象ノードに対してhvswitch コマンドが実行されました。
対象ノードを起動して切替え要求を再度実行するか、別のノードを選択してください。
hvshut -a を呼び出したときに、一部のノードが応答しないと、このメッセージが出力されます。
リモートノードにログインします。RMS がまだ稼動している場合は、hvutil -f <userapplication> を実行して、クラスタアプリケーションを停止します。この操作により正しく終了しない場合は、switchlog と<userapplication> ログを参照して、問題の原因を調べてください。すべてのクラスタアプリケーションが正しく停止したら、強制シャットダウン hvshut -f で RMS 自体をシャットダウンします。その後で RMS のサポートに問題を報告してください。
hvshut -a を呼び出したノード上でアプリケーションがビジー状態であるため、そのノードをまだシャットダウンできません。
実行中のアクション(切替え、動的再構成など)が終了するのを待ってください。
RMS 内部の整合性チェック機能で、RMS 構成定義ファイルに関する重大な問題が見つかると、このメッセージが出力されます。RMS 設定ウィザードで RMS 構成定義ファイルを設定した場合は、このメッセージが出力されません。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
属性 <attribute> は定数で、RMS 構成定義ファイルでのみ設定可能です。
<object> 内で <attribute> を変更しないようにしてください。
アサートしているオブジェクトに対して動的変更を実行すると、このメッセージが switchlog に書き込まれます。
アサートが終了してから変更を行ってください。
<userapplication> の PriorityList に、アプリケーションの子の HostName 属性のノード名がすべて含まれるように設定します。
PriorityList 内でノード名が重複しないようにしてください。
親 PriorityList の属性に含まれていないノード名が、1つ以上の子の HostName 属性で指定されています。
アプリケーション <userapplication> の PriorityList に、アプリケーションの子の HostName 属性に記載されたノード名がすべて含まれるように設定します。PriorityList 内でノード名が重複しないようにしてください。
<userapplication> が、属性 MaxControllers (<maxcontroller>) で指定されている数より多くの親コントローラを使用すると、このメッセージが出力されて、動的変更が中止されます。
アプリケーションが使用する親コントローラの数を、MaxControllers 属性で指定されている数より少なくするか、MaxControllers を大きな値に変更してください。
SysNode の状態が、Unknown、Offline、Wait、または Faulted の場合に、この SysNode またはSatNode を実行中の RMS 構成から削除しようとすると、このメッセージが switchlog に書込まれます。
そのノード上で RMS をシャットダウンして、削除を実行してください。
動的変更の実行中に、ローカル SysNode <sysnode> を削除しようとしました。
動的変更に 'delete SysNode;' (SysNode はローカルSysNode) が含まれないようにしてください。
動的変更の一部で指定した名前 <sysnode> が、既知のノード名として有効でない場合に、このメッセージが switchlog に書き込まれます。
ネットワークアドレスに有効なノード名を指定してください。
動的変更の実行時間が長すぎると、このメッセージが出力されます。
ノード間のネットワーク接続が機能していることを確認してください。また、新規追加リソースのスクリプトの実行時間が長すぎないこと、または動的変更で追加する新規ノードが多すぎないこと、または変更ファイルが大きすぎたり複雑すぎたりしないことを確認してください。
制御されるアプリケーション <userapplication> のコントローラ <controller> の Resource 属性にアプリケーションの名前が残っている間は、そのアプリケーションを削除できません。
削除したアプリケーションの名前をコントローラの Resource 属性から削除するか、同じ名前の新規アプリケーションを追加するか、制御されるアプリケーションとともにコントローラを削除するか、コントローラの NullDetector 属性 を1 に変更してください。
このメッセージが出力されるのは、ローカル変更ではローカル属性の変更だけが認められているからです。
ローカルでない変更を行うか、別の属性を変更してください。
特定のオブジェクトの属性は同じ変更ファイル内で 1 回しか変更できません。オブジェクト<%object> の属性 <attribute> を 2 回以上変更すると、このメッセージが出力される場合があります。
各オブジェクトの属性を 1 回だけ変更してください。
既存のノード <sysnode> を他のノード <othersysnode> に改名しようとした場合に、以下の条件のいずれかに当てはまるとこのメッセージが出力されます。
別の有効なノード名を選択してください。
コントローラオブジェクトによってコントロールされ、削除される予定のリソース名を変更しようとすると、このメッセージが表示されます。
削除されるアプリケーションがコントローラによって制御されていないことを確認してください。
ユーザがコントローラ <controller> でリソース <resource> をコントロールしようとしたが、そのリソースと関連するユーザアプリケーションが削除される予定の場合に、このメッセージが出力されます。
コントローラの Resource 属性が、削除されるアプリケーションと関連していないことを確認してください。
全ノードで RMS が起動したことを示します。
情報のメッセージのため、対処不要です。
全ノードの RMS を起動する操作 (hvshut -a) が実行されましたが、ノード <sysNode> の状態が<State> であるため、操作を無視しました。
情報のメッセージのため、対処不要です。
'-a' オプションで RMS を起動して、内部エラーのためリモートノード上で RMS を起動できない場合に、このメッセージが出力されます。重大な内部エラーです。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。当面の回避策としては、再度操作を行うか、各ノードの RMS を手動で起動してください。
コマンド <startupcommand> が失敗したので、RMS をリモートノード上で起動できないときに、このメッセージが出力されます。
一部のノードにアクセスできないとき、またはネットワークがダウンしているときに、このエラーが発生します。
ネットワーク、リモート先のノードに問題が無いか確認し、原因を回避してから再度操作を行ってください。
コントローラノードがコントロールするアプリケーションが見つからず、そのアプリケーションがノード上で稼動しているときに、このメッセージが出力されます。
変更ファイルを訂正して、コントローラが既存のアプリケーションだけをコントロールするようにしてください。
コントローラオブジェクト <controller> の Resource 属性を <oldresource> から <newresource> に変更しようとして、<newresource> にリストされている 1つ以上のアプリケーションが既存のアプリケーションでない場合、またはアプリケーションの状態がコントローラの状態と矛盾する場合、またはリスト内の要素が重複している場合に、このメッセージが出力されます。
リソース <newresource> にリストされているアプリケーションが、2 回以上書かれていないことまたは無効であることを確認してください。
アプリケーションをコントローラでコントロールする必要があり、コントローラの AutoRecover 属性が 1 に設定されている場合は、アプリケーションの属性 PreserveState および AutoSwitchOver をそれぞれ 1 と 0 に設定する必要があります。
アプリケーションの属性 PreserveState および AutoSwitchOver を確認してください。
AutoSwitchOver に Shutdown 属性が設定されているため、RMS 停止により userApplication<appli> が次の優先度のノードへ切り替わろうとしていることを示します。
情報のメッセージのため、対処不要です。
切替先のホスト <hostname> でシャットダウン処理が進行中のため、<appli> の切替え要求は受け付けられませんでした。
切替え先のノードのシャットダウンが完了後、そのノードを再起動してから、userApplication をそのノードへ切り替えてください。
クラスタ内の SysNode オブジェクト数の合計が、上限値を超えています。
クラスタ内の SysNode オブジェクト数の合計が maxhost を超えないように設定してください。
クラスタアプリケーション <userapplication> の RMS 構成定義ファイルに指定された SysNode 名の長さの累計が、上限値を超えています。
SysNode 名の長さが、制限値以下になるように設定してください。
ノード <Sysnode> で hvshut -l を実行したことを示します。
情報のメッセージのため、対処不要です。
ノード <Sysnode> で hvshut -a を実行したことを示します。
情報のメッセージのため、対処不要です。
hvshut コマンドがタイムアウトしたことを示しています。
RMS の環境変数である RELIANT_SHUT_MIN_WAIT を適切な値に設定してください。
RMS のシャットダウン中に userApplication が Offline 状態への移行に失敗しました。この場合、AutoSwitchOver 属性に ShutDown オプションが指定されていても、切替え要求は取り消されます。
RMS のシャットダウンが完了し、切替え要求が取り消されていることを確認してください。その後、userApplication の切替えを手動で行ってください。また、Offline 状態への移行に失敗した原因についてはログを確認してください。
SatNode satnode の rKind が他の SatNode の rKind と異なっています。
すべての SatNode の rKind が同じであることを確認してください。
エントリ attr は一意でなければなりません。
エントリ attr が一意であることを確認してください。
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