ここでは、新しくTeamWARE Officeをインストールし、ディレクトリサーバを作成する場合について説明します。
[to config]コマンドの基本操作
"3.2 サーバソフトウェアのインストール"に示されている操作によりサーバソフトウェアのインストールが正常に完了したら、[to config]コマンドを使用してTeamWARE Officeサーバのセットアップを開始します。以下に、[to config]コマンドの基本操作を示します。
Solarisでの環境変数"LANG"の設定
[to config]コマンドの問い合わせメッセージは、環境変数"LANG"の設定により、日本語または英語で表示されます。
英語表示:
"LANG=eng"、"LANG=ja_JP.SJIS"を設定すると、[to config]コマンドの問い合わせメッセージは英語で表示されます。
日本語表示:
上記以外の値を設定した場合、[to config]コマンドの問い合わせメッセージは日本語で表示されます。通常、日本語で正しく表示させるために"LANG=ja"を指定します。
注意
環境変数"LANG"に日本語が正しく表示できる値が設定されていない場合、出力されるメッセージが文字化けする場合があります。お客様の環境に合わせて日本語が正しく表示できる環境変数"LANG"を設定してください。
X端末や、他のUNIXマシンからのリモートログインによる[to config]コマンドは使用できません。[to config]コマンドを行う場合は、以下の手順で行ってください。
ネットワークに接続しているパソコンから、telnetを起動(コマンドプロンプトから"telnet"と入力)します。
telnet画面の場合はメニューバーの"ターミナルの設定"により、エミュレーションを"VT-100漢字"、漢字コードセットを"日本語EUC "に設定します。コマンドプロンプト画面の場合はsetコマンドにより、TERMを"VT100"、CODESETを"japanese EUC"に設定します。
TeamWARE Office サーバに接続します。このとき、ログイン名にTeamWARE Officeシステム管理者用IDを指定してください。[to config]コマンドを起動します。
上記の設定で[to config]コマンドを使用する際に文字化けが発生した場合は、環境変数LANGに"eng" を設定して[to config]を再実行してください。この場合、出力されるメッセージは英語になります。
<Bシェルでの設定例>を以下に示します。
login: twu
Password: ********
$LANG=eng
$export LANG
$to config
Linuxでの環境変数"LANG"の設定
[to config]コマンドの問い合わせメッセージは、環境変数"LANG"の設定により、日本語または英語で表示されます。
英語表示:
"LANG=eng"、"LANG=ja_JP.SJIS"を設定すると、[to config]コマンドの問い合わせメッセージは英語で表示されます。
日本語表示:
"LANG=ja_JP.eucJP"を設定すると、[to config]コマンドの問い合わせメッセージは日本語で表示されます。
注意
環境変数"LANG"に日本語が正しく表示できる値が設定されていない場合、出力されるメッセージが文字化けする場合があります。お客様の環境に合わせて日本語が正しく表示できる環境変数"LANG"を設定してください。
X端末や、他のUNIXマシンからのリモートログインによる[to config]コマンドは使用できません。[to config]コマンドを行う場合は、以下の手順で行ってください。
ネットワークに接続しているパソコンから、telnetを起動(コマンドプロンプトから"telnet"と入力)します。
telnet画面の場合はメニューバーの"ターミナルの設定"により、エミュレーションを"VT-100漢字"、漢字コードセットを"日本語EUC "に設定します。コマンドプロンプト画面の場合はsetコマンドにより、TERMを"VT100"、CODESETを"japanese EUC"に設定します。
TeamWARE Office サーバに接続します。このとき、ログイン名にTeamWARE Officeシステム管理者用IDを指定してください。[to config]コマンドを起動します。
上記の設定で[to config]コマンドを使用する際に文字化けが発生した場合は、環境変数LANGに"eng" を設定して[to config]を再実行してください。この場合、出力されるメッセージは英語になります。
<Bシェルでの設定例>を以下に示します。
login: twu
Password: ********
$LANG=eng
$export LANG
$to config
入力内容の確認
[to config]コマンドは、ステップごとにすべての入力内容を確認し、セットアップ手順の各部分を完了してから、次のステップへ進む形式になっています。したがって、間違った入力やシステムのトラブルがある場合は、ただちにそのことがわかるようになっています。
省略可能なパラメータの入力
質問に対する標準設定値は、括弧でくくられた形で表示されます。この値でよければ、[ENTER]キーを押します。ほかの値に変更したい場合は、その値を入力してから[ENTER]キーを押します。
Windows Server®をお使いの場合
Windows Server® 2003をお使いの場合
Administrator資格を持ったユーザ名でシステムにログインし、コマンドプロンプトから[to config]コマンドを起動します。
Windows Server® 2008をお使いの場合
[to config]コマンドは、管理者用のコマンドプロンプトから実行してください。管理者用のコマンドプロンプトを起動する方法は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[TeamWARE Office Server]から、[TW Status]を選択します。管理者用コマンドプロンプトのウィンドウタイトルバーは、"管理者:TW STATUS"となっています。
Solarisをお使いの場合
日本語表示できるtelnet端末などからTeamWARE Officeシステム管理者用IDを使用してログインし、[to config]コマンドを起動します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
| <日本語表示できるtelnet端末での実行:Bシェルでの実行例> |
[説明]
TeamWARE Officeシステム管理者用ID(twu)を使用してサーバにログインします。
TeamWARE Officeシステム管理者用IDのパスワードを入力します。
[to config]コマンドを日本語で使用するため、"LANG=ja"を設定します。
定義済みのLANG変数をエクスポートします。
[to config]コマンドを起動します。
Linuxをお使いの場合
日本語表示できるtelnet端末などからTeamWARE Officeシステム管理者用IDを使用してログインし、[to config]コマンドを起動します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
| <日本語表示できるtelnet端末での実行:Bシェルでの実行例> |
[説明]
TeamWARE Officeシステム管理者用ID(twu)を使用してサーバにログインします。
TeamWARE Officeシステム管理者用IDのパスワードを入力します。
[to config]コマンドを日本語で使用するため、"LANG=ja_JP.eucJP"を設定します。
定義済みのLANG変数をエクスポートします。
[to config]コマンドを起動します。
[to config]コマンドには、クイックモードとエキスパートモードという2つのモードがあります。クイックモードを使用すると、最小限の質問に答えるだけでセットアップを行うことができます。エキスパートモードを使用すると、セットアップパラメータのすべてを設定することができます。各モードで、どのセットアップパラメータを入力すべきかについては、"付録B セットアップパラメータ"を参照してください。
ポイント
本マニュアルでは、エキスパートモードで実行した例を掲載しています。なお、クイックモードで設定可能な項目については、表中に印("○"と"※")が付いています。"○"は設定/変更可能、"※"は設定のみ可能を示します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | エキスパートモードにしますか?[yes ] |
[説明]
クイックモードを選択する場合は、何も入力せず[ENTER]キーを押します。エキスパートモードを選択する場合は、"yes"と入力します。
UNIX系システムの場合は、セマフォ識別キー、使用するセマフォキーの数、アラートメッセージを出すディスク容量限界値、および、一時停止するディスク容量限界値を設定します。
通常は変更の必要はありません。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | 環境パラメータを変更しますか?[yes ] |
[説明]
環境パラメータを変更する場合、"yes"を入力します。
セマフォIDキーを定義します。標準設定では、400です。
セマフォIDキーの使用キー数を指定します。標準設定では、2000です。
利用可能なディスク容量の容量限界値を指定します。これを、ディスク容量警告レベルと呼びます。ディスクの空き容量がこれより少なくなると、TeamWARE Officeはシステム管理者宛てに警告を発信して、サーバの空きディスク容量を増やすよう指示します。標準設定では、100(MB)です。
ディスクの空き容量がなくなる前に、TeamWARE Officeを一時停止させる限界値を指定します。これを、ディスク容量一時停止レベルと呼びます。ディスクの空き容量が一時停止レベルに達すると、TeamWARE Officeサーバは自動的にサービスの処理を一時停止します。標準設定では、20(MB)です。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
システム管理者がディスクの空き容量を増やす作業を実施し、ディスクの空き容量がディスク容量警告レベルより増加すると、TeamWARE Officeサーバは自動的にサービスの処理を再開します。
Windows Server®の場合は、アラートメッセージを出すディスク容量限界値、および、一時停止するディスク容量限界値を設定します。
通常は変更の必要はありません。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | 環境パラメータを変更しますか?[yes ] |
[説明]
環境パラメータを変更する場合、"yes"を入力します。
利用可能なディスク容量の容量限界値を指定します。これを、ディスク容量警告レベルと呼びます。ディスクの空き容量がこれより少なくなると、TeamWARE Officeはシステム管理者宛てに警告を発信して、サーバの空きディスク容量を増やすよう指示します。標準設定では、100(MB)です。
ディスクの空き容量がなくなる前に、TeamWARE Officeを一時停止させる限界値を指定します。これを、ディスク容量一時停止レベルと呼びます。ディスクの空き容量が一時停止レベルに達すると、TeamWARE Officeサーバは自動的にサービスの処理を一時停止します。標準設定では、20(MB)です。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
システム管理者がディスクの空き容量を増やす作業を実施し、ディスクの空き容量がディスク容量警告レベルより増加すると、TeamWARE Officeサーバは自動的にサービスの処理を再開します。
サイト識別番号の定義
ディレクトリサーバの作成を指定します。このとき、サイト識別番号を入力します。サイト識別番号は、任意の9桁の数字を指定します。システム管理者は、このサイト識別番号が、エンタープライズ構成内の他サイトのサイト識別番号と重複しないように指定する必要があります。
サイト識別番号を重複させない方法の例を以下に示します。
電話番号を指定
サイトを管理しているセンタの電話番号を指定します。たとえば、0987-65-4321の場合、987654321となります。同一センタ内に複数のサイトを作成する場合、重複しない電話番号を各サイトに割り当てます。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
| サーバはまだセットアップされていません.アプリケーションサーバ、またはディレクト |
|
[説明]
ディレクトリサーバを作成するため、"yes"を入力します。
サイト識別番号を入力します。他サイトのサイト識別番号と重複しないよう注意してください。
注意
一度指定したサイト識別番号は、変更することができないため、重複しないように注意してください。エンタープライズ構成内でサイト識別番号が重複すると、そのサイト間ではメッセージルータを用いたメール交換や、ディレクトリ情報の交換ができなくなります。
新しく作成するTeamWARE Officeサイトに名前を付け、ローカル時間と協定世界時(UTC)との時差を指定します。また、ディレクトリサーバに名前を付け、サーバのパスワードを設定します。さらに、Directoryサービスに名前を付けます。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
| サーバセットアップパラメータ (ディレクトリサーバ) |
|
[説明]
UNIX系システムでのビリングイベントログ、監査イベントログ保存先の定義
ビリングイベントログ、監査イベントログの保存先パス名を指定します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | ビリングイベントログファイルのパス名を入力してください. |
[説明]
ビリングイベントログファイルのパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/billing
監査イベントログファイルのパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/audit
Windows Server®でのビリングイベントログ、監査イベントログ保存先の定義
ビリングイベントログ、監査イベントログの保存先パス名を指定します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | ビリングイベントログファイルのパス名を入力してください. |
[説明]
ビリングイベントログファイルのパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/billing
監査イベントログファイルのパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/audit
UNIX系システムでのDirectoryデータベース格納用パス名の定義
Directoryデータベースファイルを格納するパス名を定義します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | Directory サービスデータベースのデータファイル用のパス名を入力してください. |
[説明]
Directory サービスデータベースのデータファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/database
Directory サービスデータベースのインデックスファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/database
Directory サービスデータベースの添付ファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>/database
注意
Directory用データベースファイルは1度作成すると、別のディレクトリに移動することはできません。そのため、選択したディレクトリには十分な空き容量を確保しておいてください。
Directory サービスデータベースは、ローカルディスクに作成してください。
パス名には、ピリオド"."を使用しないでください。
データベース用パスは最低でも2階層以上を設定してください。
例) /to/database
Windows Server®でのDirectoryデータベース格納用パス名の定義
Directoryデータベースファイルを格納するパス名を定義します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | Directory サービスデータベースのデータファイル用のパス名を入力してください. |
[説明]
Directory サービスデータベースのデータファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>¥database
Directory サービスデータベースのインデックスファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>¥database
Directory サービスデータベースの添付ファイル用のパス名を英数字で入力します。標準設定のままでよければ、[ENTER]キーを押します。標準設定では、以下のパス名になります。
<インストール先ディレクトリ>¥database
注意
Directory用データベースファイルは1度作成すると、別のディレクトリに移動することはできません。このため、選択したディレクトリには十分な空き容量を確保しておいてください。
Directory サービスデータベースは、ローカルディスクに作成してください。
パス名には、ピリオド"."を使用しないでください。
データベース用パスは最低でも2階層以上を設定してください。
例) C:¥teamware¥server¥database
Directoryサービスのデータベースに対するキャッシュサイズを設定します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | Directory サービスデータベースのインデックスキャッシュサイズをキロバイト単位で入力し |
[説明]
注意
キャッシュサイズが大きいと、それだけデータへのアクセスが速くなります。しかし、値を大きくし過ぎるとメモリ不足が発生しますので、メモリの空き容量を確認して値を決定してください。ただし、一般的な運用では、特にこの値を変更する必要はありません。大規模なデータベースをもつセンタなどでは、この値の変更を検討してください。
Directoryサービスの監査イベントログを記録するかどうかを設定します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
1 | Directory サービスの監査イベントログの記録を指定することができます。 |
[説明]
Directoryサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。
"yes"を指定した場合、Directoryサービスに関するすべての種類の監査イベントログが記録されます。
"no"を指定した場合、Directoryサービスに関するすべての種類の監査イベントログは記録されません。
監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨します。また、定期的なメンテナンスをおこなってください。メンテナンスを実施しないと、ディスク容量不足の原因となります。)
監査イベントログの詳細については、"TeamWARE Office 管理者ガイド"の"14.7.2 監査イベントログ"を参照してください。
TeamWARE Officeシステム管理者のパスワードの定義
TeamWARE Officeのシステム管理者用パスワードを指定します。
セットアッププログラムはTeamWARE Officeシステム管理者用として以下のユーザを登録します。
ユーザ名 : ADMIN_サイト名
ログイン名 : ADMIN
パスワード : 以下の操作で指定した文字列
パスワードは、8~48文字の印刷可能なASCII文字で入力します。これは省略不可能で、標準設定のパスワードはありません。また、パスワードは大文字と小文字が区別されます。このパスワードは、システム管理者としてログインして、ほかのユーザアカウント、サーバ、サービスなどを追加、変更、または削除する場合に必要となります。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
1 | システム管理者のパスワードを設定してください:[******** ] | ※ |
[説明]
TeamWARE Officeシステム管理者のパスワードを入力します。
確認のため、TeamWARE Officeシステム管理者のパスワードを再入力します。
組織情報の詳細情報の定義(Linuxの場合のみ)
Linuxの場合は、組織情報の詳細情報を定義します。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
1 | 国名:[jp ] | ※ |
[説明]
国名を3文字以内の半角英小文字で指定します。通常、日本では“jp”を指定します。
組織名を指定します。組織名は、半角で64文字、全角で32文字以内で指定します。
ディレクトリサービスが管理するエリア名を指定します。エリア名は、半角で55文字、全角で27文字以内で指定します。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。“no”を入力すると、再び定義処理を実行できます。
Windows Server®、またはSolarisの場合は、エンタープライズを構成するサイトタイプを指定します。
注意
Linuxでは、エンタープライズシステム構成での運用はできません。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
| サイトタイプ: |
|
[説明]
エンタープライズ階層の詳細情報の定義
Windows Server®、またはSolarisの場合は、エンタープライズ階層の詳細情報を定義します。
注意
Linuxでは、エンタープライズシステム構成での運用はできません。
サイトタイプでエンタープライズマスターを選択した場合
サイトタイプで"エンタープライズマスター"を選択した場合の操作を以下に示します。
[説明]
国名を3文字以内の半角英小文字で指定します。
省略した場合は、国名は設定されません。通常、日本では"jp"を指定します。
組織名を指定します。組織名は、半角で64文字、全角で32文字以内で指定します。
エンタープライズマスターが管理するエリア名を指定します。
エリア名は、半角で55文字、全角で27文字以内で指定します。
エンタープライズディレクトリを有効にするか無効にするかを指定します。省略値は無効です。
エンタープライズディレクトリとして、外部LDAPサーバを使用するか、内部LDAPサーバを使用するかを指定します。
外部LDAPサーバを使用することを推奨します。
自サイトLDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。
更新用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。
更新用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。
更新用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。
更新用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。
更新用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。
更新用外部LDAPサーバを検索用外部LDAPサーバとしても使用するか否かを指定します。
検索用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。
検索用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。
検索用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。
検索用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。
検索用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。
設定が正しければ、[ENTER]キーを押します。
エンタープライズ構成を変更する場合は、"Yes"を指定します。
処理を終了するため、"9"を指定します。
注意
外部LDAPサーバのセットアップについては、"TeamWARE Office 管理者ガイド"の"付録S 外部LDAPサーバの管理"を参照してください。
Windows Server® 2008では内部LDAPサーバは使用できません。
サイトタイプでエリアメンバーを選択した場合
サイトタイプで"エリアメンバー"を選択した場合の操作を以下に示します。
[説明]
国名を3文字以内の半角英小文字で指定します。
省略した場合は、国名は設定されません。通常、日本では"jp"を指定します。
組織名を指定します。組織名は、半角で64文字、全角で32文字以内で指定します。
エンタープライズマスターが管理するエリア名を指定します。
エリア名は、半角で55文字、全角で27文字以内で指定します。
エンタープライズディレクトリとして、外部LDAPサーバを使用するか、内部LDAPサーバを使用するかを指定します。
外部LDAPサーバを使用することを推奨します。
マスターサイト内部LDAPサーバのホスト名を指定します。
このホスト名は、hostsファイルに定義されている必要があります。
マスターサイト内部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。
マスターサイトがWindowsシステムか、それ以外かを指定します。
本製品では、複数エリアエンタープライズ環境はサポートしていないため、"no"を指定します。
自サイト内部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。
0~65535の範囲(ただし、636は除く)で指定します。
更新用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。
更新用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。
更新用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。
更新用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。
更新用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。
更新用外部LDAPサーバを検索用外部LDAPサーバとしても使用するか否かを指定します。
検索用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。
検索用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。
検索用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。
検索用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。
検索用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。
設定が正しければ、[ENTER]キーを押します。
エンタープライズ構成を変更する場合は、"Yes"を指定します。
処理を終了するため、"9"を指定します。
注意
外部LDAPサーバのセットアップについては、"TeamWARE Office 管理者ガイド"の"付録S 外部LDAPサーバの管理"を参照してください。
Windows Server® 2008では内部LDAPサーバは使用できません。
ディレクトリサーバのトランスポートを定義します。
説明 | 操作方法 |
---|---|
| ======================================================= |
[説明]
オプションのセットアップで、トランスポートを選択するため、"1"を入力します。
標準ソフトウェアパッケージに入っているトランスポートプロトコルはTCP/IPです。変更する必要がないため、[ENTER]キーを押します。
コネクションタイムアウト時間を指定できます。通常は、特に変更の必要がないため、[ENTER]キーを押します。
インタフェースアダプター番号を指定できます。通常は、特に変更の必要がないため、[ENTER]キーを押します。
サーバのコンピュータ名には、IPアドレス、hostsファイルで定義したホスト名またはDNS完全修飾ドメイン名を指定できます。通常は、システム標準設定のコンピュータ名でよいため、何も入力せず[ENTER]キーを押します。ただし、LANボードを2枚実装している運用形態などでは、設定に注意が必要です。詳細については、"TeamWARE Office 管理者ガイド"を参照してください。
トランスポートの設定が完了したら、"0"を入力してトランスポートの設定を終了します。
設定したトランスポートを選択し、番号を入力します。
入力した値に間違いがなければ、[ENTER]キーを押します。
ここまでで、新規サイトのセットアップとDirectoryサービスのセットアップが完了しました。続いてサービスのセットアップを行います。詳細については、"4.2 サービスの追加"の"追加するサービスの選択"以降を参照してください。