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TeamWARE Office 200X V3.0L10 管理者ガイド

G.1.2 個人情報の移動手順

他サイトへの個人情報の移動は、以下の手順で行います。サービスごとの作業の詳細については、それぞれ、"G.2 ディレクトリのユーザ定義の移動"、"A.2 メール資源の移動"および"A.3 個人カレンダー資源の移動"を参照してください。

  1. サービスの個人資源の移出(メール資源、個人カレンダー資源)
    移動元サイトで、TeamWARE Directory以外のサービスについて、個人資源の情報を移出します。

  2. ディレクトリの個人定義の移出
    移動元サイトで、TeamWARE Directoryサービスの個人定義を移出します。この作業は、サービスの個人資源がある場合には、必ず1.の完了後に行ってください。

  3. ディレクトリの個人定義の移入
    移動元サイトで移出したTeamWARE Directoryサービスの個人定義を移動先サイトのディレクトリに移入します。

  4. サービスの個人情報の移入(メール資源、個人カレンダー資源)
    移動元サイトで、TeamWARE Directory以外のサービスについて、個人資源の情報を移入します。

注意

  • UNIX系システムを使用している場合、インストールで設定したオペレーティングシステム上のTeamWARE Officeシステム管理者ユーザ(インストール時のデフォルトはtwu)を使用してください。

  • Windows Server®を使用している場合、TeamWARE Officeのシステム管理者のユーザを使用してください。

  • このユーティリティはTeamWARE Officeデータベースのバックアップツールとして使用することはできません。また、そのような用途で使用した場合の保証はできません。バックアップにはバックアップ専用のユーティリティを使用してください。

  • このユーティリティは、エンタープライズ構成でのサイト間のユーザの移動のみをサポートします。

  • このユーティリティは、Directoryユーティリティで使用するデータとの互換性はありません。

  • 移動元サイトまたは移動先サイトにおいて、"個人カレンダー利用許可のデフォルト定義機能"を有効にしている場合、移動の前後で個人カレンダーの利用許可が変わる場合があります。移動先での利用許可はディレクトリユーティリティで確認することができます。
    "個人カレンダー利用許可のデフォルト定義機能"については、"F.7.6 個人カレンダー利用許可のデフォルト定義機能"を参照してください。
    ディレクトリユーティリティで個人カレンダーの利用許可をリストする方法については、"B.1.3 ローカルユーザ情報のリスト"を参照してください。