[MAIL]セクションでは、メールデータベースリストア処理機能を設定します。メールデータベースリストア処理とは、TeamWARE Officeサーバ運用中のハードエラー、電源断などのトラブル発生後のサーバの自動リカバリ時に、メールデータベースのリストア処理する機能です。ただし、インストール直後はこの機能は設定されていません。
設定例を以下に示します。
<設定例>
[MAIL] mail_database_restore = 1 |
mail_database_restoreには、0/1/2のレベルが設定できます。to.iniファイルにこの設定がない場合には、0が設定されたとみなされます。
レベルの説明を以下の表に示します。
レベル | 説明 |
---|---|
レベル0 | 「メールデータベースリストア処理」は動作しません。 |
レベル1 | 送信メール受信メールのリンク関係のチェックを行い、異常のあるメールの修復対処を行います。 |
レベル2 | 送信メール受信メールのリンク関係のチェックのみ行います。 |
ポイント
メールデータベースリストア処理は、コマンドで起動することもできます。
詳細については、"N.2 tomrstrツール"を参照してください。
注意
メールデータベースリストア処理の時間は、データベースサイズに依存します。サイズの大きいデータベースでは、かなりの実行時間を必要とします。以下を実行時間の目安としてください。
(実行時間を計測したハードウェア条件)
-CPU:Celeron 667 MHz
-メモリ:128 MB
(計測例)
データベース:120 MB
インデックス:37 MB
⇒実行時間:約125 秒
データベース:600 MB
インデックス:115 MB
⇒実行時間:約450秒