[RESTRICTION]セクションでは、同時処理要求数を制御する[toactive]コマンドと同等の機能を設定できます。[toactive]コマンドについての詳細は、"付録O [toactive]コマンド"を参照してください。
本セクションは、テキストエディタを使用して設定します。
設定例を以下に示します。
<設定例>
[RESTRICTION] |
mode
toactive機能を有効とするか、しないかのフラグです。
<設定形式>
mode = フラグ |
フラグ
toactive機能を有効とする場合は"on"、有効としない場合は"off"を指定してください。
<設定例>
mode = on |
limit
toactive機能の対象サービス、同時処理要求数、リトライ数、待ち時間を指定します。指定内容の詳細については、"付録O [toactive]コマンド"を参照してください。
<設定形式>
limit = 対象サービス 同時処理要求数 リトライ数 待ち時間 |
対象サービス
抑止対象のサービスを指定します。
同時処理要求数
そのサービスで許容する同時処理要求数の最大値を指定します。
リトライ数
要求のリトライ回数を指定します。
待ち時間
自動的に要求をリトライする場合、リトライする間隔を秒単位で指定します。
<設定例>
limit = mail 20 30 1 |
[to.ini]ファイルで同時処理要求数が制御されているときに、[toactive disable]コマンドおよび[toactive enable]コマンドを実行すると、[to.ini]ファイルの設定が無効となり、入力したコマンドが有効となります。
本製品を新規インストールした場合は、省略値として[to.ini]ファイルに以下の値が設定されます。
[RESTRICTION] |
注意
[to.ini]ファイルに誤った値を指定しても、エラーメッセージは出力されません。設定した値とおりに動作しているかは、[toactive status]コマンドを実行して確認してください。