[HTTPHeader]セクションでは、HTTPプロトコルに関する情報を定義します。
MaxURILenキー
MaxURILenキーでは、TeamWARE Office Webサービスにアクセスするために利用するすべてのURLの最大長を指定します。
設定可能な値は、255~4096までの値です。
標準設定値は"512"です。
本キーは、"12.12 Interstage Application Serverを利用したシングルサインオン"を利用する場合に値を変更します。
UseAttachmentHeaderキー
Internet ExplorerからWebサービスを利用した場合に、添付ファイルの取り出し時にContent-Dispositionヘッダを送付するかしないかを指定します。
Content-Dispositionヘッダとは、ダウンロードされるファイルについての情報が設定されるもので、ファイルの名前が含まれています。ブラウザではContent-Dispositionヘッダが送られてきた場合、Content-Dispositionヘッダに含まれる名前でファイルを保存します。Content-Dispositionヘッダが送られてこない場合は、URLに含まれる名前でファイルを保存します。
UseAttachmentHeaderキーの指定に応じて、添付ファイルの取り出し時に、以下のように動作します。
0 | : | 添付ファイルの取り出し時にContent-Dispositionヘッダを送付しません。旧製品と同じ動作になります。(標準)
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1 | : | 添付ファイルの取り出し時にContent-Dispositionヘッダを送付します。
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ポイント
Content-Dispositionヘッダを送付しない場合、ファイル名はInternet Explorerによって17文字程度に切り詰められてしまいます。ファイル名の長さが17文字以上のファイルを扱うことが多い場合は、Content-Dispositionヘッダを送付する運用をお勧めします。
旧製品のように、テキストやイメージファイル、HTMLファイルを開くときに「ファイルのダウンロード」ダイアログの表示なしに直接表示されることを望まれる場合は、Content-Dispositionヘッダを送付しない運用をお勧めします。