システム管理者、Directoryマネージャおよびユーザアカウントの所有者は、Directoryでユーザアカウントを変更できます。たとえば、ユーザアカウントの所有者を変更することなどが可能です。所有権は、ユーザアカウントを作成した人が所有していますが、[ユーザアカウントの変更]ウィンドウの[セキュリティ]ページで、ほかのユーザに譲渡できます。ただしこの場合は、新所有者が譲渡された所有権を適切に管理できるかどうか、確認する必要があります。たとえば、Calendarの利用資格がないユーザに対してCalendarマネージャの権限を譲渡することは避けるべきです。所有権を譲渡するには、以下のように操作します。
[共用ディレクトリ]ページで、変更したいエントリを表示させ、選択状態にします。
[エントリ]メニューから[変更]コマンドをクリックします。
[ユーザアカウントの変更]ウィンドウが表示されます。
[セキュリティ]ページをクリックします。
[所有者の変更]ボタンをクリックします。
[所有者を検索]ウィンドウが表示されます。
[所有者を検索]ウィンドウで譲渡したいエントリを表示させ、選択状態にして[OK]ボタンをクリックします。
[ユーザアカウントの変更]ウィンドウ([セキュリティ]ページ)に戻ります。
[OK]ボタンをクリックします。
注意
グループ内の各ユーザの詳細情報を変更する必要が生じたときは、1人1人のユーザアカウントを別々に変更しなければなりません。ユーザテンプレートに変更を加えても、以前に作成したユーザアカウントに影響はありません。1人1人のユーザアカウントを一括して変更する場合、Directoryユーティリティを使用すると便利です。Directoryユーティリティの詳細は、"付録B Directoryユーティリティ"を参照してください。
Directoryマネージャは、ユーザアカウントのメールのベースアドレスを変更することはできません。
TeamWARE Directoryアプリケーションでは、Taskサービスに関する設定を確認しながらユーザユーザアカウントを変更することができません。Taskサービスをご利用の場合は、WebブラウザからADMINメニューを利用するか、Directoryユーティリティを使ってユーザアカウントを変更してください。
ポイント
あるユーザをTeamWARE Officeシステムから一時的に使用できないようにする必要がある場合、[セキュリティ]ページの[アカウント使用不可能]チェックボックスをオンにして、ユーザアカウントを無効にすることができます。
参考
詳細については、以下に示す検索キーワードを使って、Directoryのオンラインヘルプを参照してください。
ユーザアカウント、変更