Interstage Application Server 運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
性能監視ツールは、業務サーバ上で動作する以下のアプリケーションやコンテナの性能情報を採取します。
注) IJServerタイプのIJServer(Web + EJB[1VM])およびIJServer(Webのみ)の性能情報は採取できません。
IJServer(Web + EJB[別VM])の場合、EJBアプリケーションが動作するJava VMの情報のみ採取できます。
性能監視ツールは、以下の機能をサポートしています。
指定したオブジェクトの性能情報を、性能ログファイルに蓄積する機能です。蓄積した性能情報は、レポート出力コマンドを使用して、CSV形式で出力できます。
Systemwalker Centric Managerなどのネットワーク管理マネージャ(※1)のMIB(※2)監視機能を利用することにより、指定したオブジェクトの性能情報をリアルタイムに表示および監視できます。ネットワーク管理マネージャを使用して、性能情報を表示、監視することをリアルタイム監視と呼びます。
※1) ネットワーク管理マネージャ
監視サーバ上で性能情報の表示および監視を行うソフトウェアです。
本章では、業務サーバ上でのコマンド操作およびネットワーク管理マネージャとしてSystemwalker Centric Managerを使用した場合の性能情報の表示操作について説明しています。
※2) MIB
Management Information Baseの略です。システム情報、TCP/IP情報を管理するために、定義された管理情報領域のことです。
性能監視ツールは、性能情報を採取する性能監視ロガーと各種コマンドにより構成されます。
性能監視ツールが提供するコマンドは、以下のような構成になります。
性能監視ロガー:性能情報の採取と性能ログファイルの作成、ネットワーク管理マネージャへの性能情報通知(Windows (R)、Solarisのみ)
ispmakeenvコマンド:性能監視環境の作成と性能監視ロガーの起動
ispdeleteenvコマンド:性能監視環境の削除と性能監視ロガーの停止
ispstartコマンド、ispstopコマンド:性能監視の開始、停止
ispstatusコマンド:性能監視状態表示
ispreportコマンド:性能ログファイルのレポートを出力
ispsetagtコマンド、ispunsetagtコマンド:性能監視ツールのSNMPサービスへの登録、削除
ispsetautostartコマンド、ispunsetautostartコマンド:性能監視ツール自動起動定義の登録、削除
ispinfautodefコマンド:性能監視ツール自動起動定義の表示
目次
索引
![]() ![]() |