Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.5 リストア手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)

4.1.5.13 Interstage HTTP Server資源のリストア

 Interstage HTTP Server資源のリストア手順について説明します。

■リストアコマンド

 Interstage HTTP Server資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

 C:\Interstage\bin\ihsrestore.exe


 /opt/FJSVihs/bin/ihsrestore

 ihsrestoreコマンドは、Interstage HTTP Serverが停止している状態で実行する必要があります。

■リストア方法

 バックアップ先パスがX:\Backup\IHSの場合の操作例を以下に示します。

 ihsrestoreコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage HTTP Server資源をリストアします。(注)
  ihsrestore -d X:\Backup -t all

 バックアップ先パスが/backup/FJSVihsの場合の操作例を以下に示します。

 ihsrestore コマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage HTTP Server資源をリストアします。(注)
  ihsrestore -d /backup -t all

注)

ihsrestoreコマンドの-t allオプションは、環境定義ファイル(httpd.conf)の他に、パスワードファイルおよび公開用ルートディレクトリ(環境定義ファイル(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブに指定したディレクトリ)を対象とする場合に指定します。なお、ihsrestoreコマンドの-t allオプションを指定する場合は、ihsbackupコマンドにおいても-t allオプションを指定しておく必要があります。

■注意事項


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