Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.5 リストア手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)

4.1.5.12 Interstage シングル・サインオン資源のリストア

 Interstage シングル・サインオン資源のリストア手順について説明します。

■リストア方法(リポジトリサーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの資源をリストアする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatcsvの場合の操作例を以下に示します。

 xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcsv\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf


 バックアップ先パスが/backup/FJSVssosvの場合の操作例を以下に示します。

1. cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssosv/conf /etc/opt/FJSVssosv

2. リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■リストア方法(認証サーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンの認証サーバの資源をリストアする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatcagの場合の操作例を以下に示します。

1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcag\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\conf

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\template

 バックアップ先パスが/backup/FJSVssoacの場合の操作例を以下に示します。

1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoac/conf /etc/opt/FJSVssoac

2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoac/template /etc/opt/FJSVssoac/pub

3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■リストア方法(業務サーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をリストアする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzagの場合の操作例を以下に示します。

1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatzag\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatzag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template

 バックアップ先パスが/backup/FJSVssoazの場合の操作例を以下に示します。

1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoaz/conf /etc/opt/FJSVssoaz

2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoaz/template /etc/opt/FJSVssoaz/pub

3. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■リストア方法(Javaアプリケーション)

 Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をリストアする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzag\javaの場合の操作例を以下に示します。

 copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
 Javaアプリケーションの格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合
  copy X:\Backup\ssoatzag\java\Javaアプリケーション資源ファイル C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample (注)

 バックアップ先パスが/backup/FJSVssoaz/javaの場合の操作例を以下に示します。

 cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
 Javaアプリケーションの格納ディレクトリが/home/jaas/sampleの場合
  cp /backup/FJSVssoaz/java/Javaアプリケーション資源ファイル /home/jaas/sample (注)

注)

 Javaアプリケーションを開発する場合にリストアしてください。
 Javaアプリケーション資源ファイルとは、ユーザ指定の任意のディレクトリ配下にある以下のファイルです。

■注意事項


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