Interstage Application Server 運用ガイド
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第3章 アプリケーションの運用> 3.1 ワークユニットの設計

3.1.8 最大キューイング機能

 キューイングされる要求の最大数が指定できます。これにより、サーバアプリケーションに一定以上の負荷が掛かった場合に、クライアントからの要求を制限することができます。
 クライアントからの要求が指定された最大キューイング数を超えた場合、クライアントへ以下の例外が通知されます。

システム例外:NO_RESOURCES
マイナーコード(16進表記(10進表記)):0x464a0894(1179256980)

 なお、サーバアプリケーションが現在処理中の要求は、キューイングされている数には含まれません。サーバアプリケーション上で処理中の要求を除いた、処理待ちの要求の最大数が指定できます。

 最大キューイング機能については、ワークユニット定義で設定します。
 最大キューイング機能については、CORBAアプリケーション、J2EEアプリケーション、EJBアプリケーション、トランザクションアプリケーションおよびラッパーワークユニットで使用可能です。(ラッパーワークユニットはWindows(R)版、Solaris版のみ)
 クライアントへ通知されるエラーの詳細については、CORBAアプリケーション、EJBアプリケーションについては、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を、トランザクションアプリケーションの場合、“アプリケーション作成ガイド(コンポーネントトランザクションサービス編)”を参照してください。


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