Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 マルチサーバ管理機能> 2.9 プロビジョニング機能(Systemwalker Resource Coordinator連携)> 2.9.5 プロビジョニング運用

2.9.5.1 マスタイメージの作成

 Systemwalker Resource Coordinatorによるサーバ追加操作を行う場合には、事前に追加対象のサーバグループに所属する管理対象サーバのマスタイメージを作成します。サーバグループへのサーバ追加操作を行う際には、本マスタイメージが追加サーバ上に反映されます。
 マスタイメージは、サーバ上の情報(Interstageの定義情報やアプリケーションなど)を更新した場合などに作成します。それ以降、新たに資源の更新を行うまでは、マスタイメージを作成する必要はありません。
 Interstage Application Serverの情報は、マスタイメージの作成の操作を行うことで、自動的に採取されます。マスタイメージの作成の詳細については、Systemwalker Resource Coordinatorのマニュアルを参照してください。


 マスタイメージの作成時には、Interstageが一時的に停止し、マスタイメージの作成が完了すると、Interstageおよび自動起動設定のIJServer、ワークユニットが起動します。業務運用中にマスタイメージを作成する場合などは、Interstageが停止する点を考慮して作業を行ってください。
 また、起動および停止処理に関連するメッセージとして、情報メッセージおよびエラーメッセージ(od10727、od15017)が出力される場合がありますが、対処の必要はありません。


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