Interstage Application Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 マルチサーバ管理機能> 2.6 Interstageの運用> 2.6.3 CORBAワークユニットの運用

2.6.3.2 操作


 マルチサーバ環境でワークユニットの操作を行う場合、各管理対象サーバに管理サーバのInterstage管理コンソールにログインしたユーザと同名のユーザを事前に登録しておく必要があります。ユーザ名は8バイト以内にしてください。

■ ワークユニットの起動

 ワークユニットの起動は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
    でワークユニットの起動操作を行います。

 何らかの原因で、一部管理対象サーバ上のワークユニットの起動に失敗した場合、起動に成功した管理対象サーバでは運用を開始します。起動に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを起動する場合、異常原因を取り除いた上で、再度上記操作を実行してください。起動に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットが起動されます。
 また、以下の画面から、管理対象サーバ単位にワークユニットを起動できます。

■ ワークユニットの停止

 ワークユニットの停止は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
    でワークユニットの停止操作を行います。

 何らかの原因で、一部管理対象サーバ上のワークユニットの停止に失敗した場合、停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットは運用を継続します。操作に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを起動する場合、異常原因を取り除いた上で、再度、上記操作を実行してください。停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットが停止されます。
 また、以下の画面から、管理対象サーバ単位にワークユニットを停止できます。

■ ワークユニットの復元

 ワークユニットの復元は、統合管理画面より管理対象サーバ単位に以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
    で、ワークユニットの復元操作を行います。

 また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
で同様の操作が行えます。

■ CORBAアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除

 CORBAアプリケーション(インプリメンテーションリポジトリID)のキュー閉塞/閉塞解除は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    でキューの閉塞/閉塞解除操作を行います。
  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    でキューの閉塞/閉塞解除操作を行います。

 また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブで
同様の操作が行えます。

■ CORBAアプリケーションのプロセス多重度変更

 CORBAアプリケーション(インプリメンテーションリポジトリID)のプロセス多重度は、以下の手順で変更します。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    でプロセス多重度変更を行います。
  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    でプロセス多重度変更を行います。

 また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
でプロセス多重度変更を行います。

■ オブジェクトのキュー閉塞/閉塞解除

 CORBAアプリケーション(インタフェースリポジトリID)のキュー閉塞/閉塞解除は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    でオブジェクトの閉塞/閉塞解除操作を行います。
  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    でオブジェクトの閉塞/閉塞解除操作を行います。

 また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
で同様の操作が行えます。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2006 FUJITSU LIMITED