Interstage Application Server 運用ガイド |
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第2章 マルチサーバ管理機能 | > 2.3 設計方法 |
トランザクションサービス(OTS)は、データベース連携サービスが提供するOTSシステムおよびJTS用リソース管理プログラム(JTSRMP)を含んだトランザクション機能です。サイト内に複数配置することが可能ですが、サーバグループに配置することはできません。
トランザクションサービス(OTS)は、各種アプリケーションで分散トランザクション機能またはグローバルトランザクション機能を利用する場合に必要になります。各種アプリケーションとの連携方法は、スタンドアロンサーバと同じです。
トランザクションサービス(OTS)は、単体運用の管理対象サーバのみに作成することができます。
トランザクションサービス(OTS)は、各種アプリケーションにおけるグローバルトランザクション連携で必要となるOTSシステムが含まれます。そのため、グローバルトランザクション連携を利用する場合は、サイト内にトランザクションサービス(OTS)を配置してください。通常、トランザクションサービス(OTS)は、サイト内の複数台のサーバに作成する必要はありませんが、サイトを以下のような構成にする場合、複数のサーバに配置する必要があります。
トランザクションサービス(OTS)をサイト上で新規作成する場合、“システムのモード”が“sys”でセットアップされます。
マルチサーバ環境におけるトランザクションサービスの運用モデルは、トランザクションサービス(OTS)とトランザクションサービス(JTSRMP)が分散された形態になります。ただし、スタンドアロンサーバと同様、トランザクションサービス(OTS)に含まれるJTSRMPを利用し、リソースを共存させた形態を利用することは可能です。マルチサーバ環境を有効に使う場合は、リソース分離型を推奨します。
IJServerワークユニットは、トランザクションサービス(JTSRMP)が配置されたサーバグループ上で動作させます。アプリケーションを分離して配置した場合は、EJBアプリケーションを配置したサーバグループが対象になります。
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