Interstage Application Server 運用ガイド
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第1章 Interstage管理コンソールによるInterstage運用> 1.5 Interstage管理コンソール動作環境の設定

1.5.1 ログインユーザの権限

 Interstage管理コンソールの利用者は、以下のとおり2種類の権限を持つユーザに分類されます。この分類のことをロールと呼びます。ログインユーザの権限によって操作可能な機能範囲が異なります。

権限の強さ

ロール

与えられる権限

分類方法

強い

Administrators

[管理者権限]
すべての運用操作を行うことができます。
Configuratorsに加えて、サービス/システムの構成変更/運用操作ができます。
マルチサーバ環境ではサーバの追加/削除、サーバグループの追加/削除、ユーザリポジトリの設定変更/参照も可能です。

管理者権限ユーザ

Administratorsグループ所属のユーザ

root

弱い

Configurators

[参照権限]
アプリケーション/サービス/システムの構成と現在の状態を参照できます。また、各種ログ情報も参照できます。
[運用操作権限]
ユーザアプリケーションの運用操作(起動/停止/キュー閉塞解除など)ができます。また、ユーザアプリケーションが利用するリソース(イベントチャネルなど)の運用操作もできます。
[定義変更権限]
アプリケーションの新規作成/構成変更/配備などができます。また、アプリケーションが利用するリソース(JDBC、JavaMail、JMS、connector)の新規作成/構成変更ができます。

すべての一般ユーザ

 ユーザ情報の登録方法については各OSのヘルプ、またはマニュアルを参照してユーザ情報を登録してください。
 上記以外に特別な権限が必要な操作があります。権限がない場合、以下のエラーが発生します。上記以外の操作を実行して以下のエラーが発生した場合には、Interstage管理コンソールのヘルプを参照して必要な権限を確認してください。

IS: エラー: is20767:発行した要求に対する権限がありませんでした


 同じロールに複数のユーザが登録されている場合、ユーザごとに操作を制限することはできません。


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