Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
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付録F Ajaxページエディタ> F.10 クライアントフレームワーク連携編集

F.10.2 イベント処理定義

イベント処理定義では、画面部品にイベント処理を定義します。

設計ビューで画面部品を選択し、コンテキストメニューの[イベント処理定義]コマンドを選択すると、[イベント処理定義]ダイアログボックスが表示されます。
[イベント処理定義]ダイアログボックスでは、以下の方法でイベント処理を定義することができます。

なお、設計ビューで選択した画面部品にIDが存在しない場合は、画面部品に直接定義する方法だけが選択できます。選択した画面部品にIDが存在する場合は、すべての定義方法を選択することができます。

イベント処理定義で定義した内容は、ソースビューおよびプロパティビューに反映されます。

FragmentContainer部品で使用するHTML/JSPファイルでは、画面部品に直接定義する方法だけが選択できます。その場合、新しく定義した関数は、画面部品のプロパティに関数名が設定されるだけで、<script>タグ内にソースは生成されません。


FragmentContainer部品で使用するHTML/JSPファイルかどうかは、[Ajaxページエディタ設定]ページの[編集時に指定したCSSファイル、JavaScriptファイルを読み込む]をチェックしているかどうかで判定します。

画面部品に直接定義

以下に、[イベント処理定義]ダイアログボックスで、イベント処理を画面部品に直接定義する例を示します。[イベント処理定義]ダイアログボックスでは、イベント処理定義を編集および削除することもできます。

以下に、[イベント処理定義]ダイアログボックスの項目を説明します。

項目

説明

画面部品ID

選択した画面部品のIDが表示されます。IDが指定されていない場合は、何も表示されません。この項目は編集できません。

イベント名

画面部品で発生するイベント名が表示されます。

関数名

画面部品で発生するイベントに対して呼び出される関数名が表示されます。

定義方法

イベント処理の定義方法を選択します。
ここでは、“画面部品に直接定義”を選択します。
“画面部品に直接定義”を選択すると、イベントオブジェクト名およびイベント登録名は入力不可となります。

[追加]ボタン

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスを表示し、ダイアログボックスで指定されたイベント名、関数名を追加します。

[編集]ボタン

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスを表示し、選択された行のイベント名、関数名をダイアログボックスで指定されたイベント名、関数名に変更します。

[削除]ボタン

選択された行を削除します。

[ジャンプ]ボタン

ソースビューのキャレットを選択された関数に位置付けます。

上記の[イベント処理定義]ダイアログボックスで[追加]ボタンをクリックすると、[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスが表示されます。

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスで、以下の項目を指定します。

項目

説明

イベント名

画面部品で発生するイベント名が候補として表示されるので、その中から選択します。
なお、追加済みのイベント名は表示されません。

関数名

JavaScriptに定義されているすべてのfunction名(関数名)が候補として表示されるので、その中から選択します。

この例では、イベント名に“click”を、関数名に“search”を選択します。

上記の[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、設定したイベント名と関数名が以下のように[イベント処理定義]ダイアログボックスに反映されます。

画面部品ごとに複数のイベントを一括して定義

以下に、[イベント処理定義]ダイアログボックスで、イベントオブジェクトに画面部品ごとに複数イベントを一括して定義する例を示します。[イベント処理定義]ダイアログボックスでは、イベント処理定義を編集および削除することもできます。

以下に、[イベント処理定義]ダイアログボックスの項目を説明します。

項目

説明

イベントオブジェクト名

イベントを登録するイベントオブジェクトを直接入力して指定します。

イベント登録名

イベント登録名を直接入力して指定します。

画面部品ID

選択した画面部品のIDが表示されます。
この項目は編集できません。

イベント名

画面部品で発生するイベント名が表示されます。

関数名

画面部品で発生するイベントに対して呼び出される関数名が表示されます。

定義方法

イベント処理の定義方法を選択します。
ここでは、“画面部品ごとに複数のイベントを一括して定義”を選択します。

[追加]ボタン

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスを表示し、ダイアログボックスで指定されたイベント名、関数名を追加します。

[編集]ボタン

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスを表示し、選択された行のイベント名、関数名をダイアログボックスで指定されたイベント名、関数名に変更します。

[削除]ボタン

選択された行を削除します。

[ジャンプ]ボタン

ソースビューのキャレットを選択された関数に位置付けます。

上記の[イベント処理定義]ダイアログボックスで[追加]ボタンをクリックすると、[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスが表示されます。
[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスの指定項目は、画面部品に直接定義する場合と同じです。

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、設定したイベント名および関数名が以下のように[イベント処理定義]ダイアログボックスに反映されます。

画面部品とイベントの組ごとに定義

以下に、[イベント処理定義]ダイアログボックスで、イベントオブジェクトに画面部品とイベントの組ごとに定義する例を示します。[イベント処理定義]ダイアログボックスでは、イベント処理定義を編集および削除することもできます。

以下に、[イベント処理定義]ダイアログボックスの項目を説明します。

項目

説明

イベントオブジェクト名

イベントを登録するイベントオブジェクトを直接入力して指定します。

イベント登録名

イベント登録名を直接入力して指定します。

画面部品ID

選択した画面部品のIDが表示されます。
この項目は編集できません。

イベント名

画面部品で発生するイベント名が表示されます。

関数名

画面部品で発生するイベントに対して呼び出される関数名が表示されます。

定義方法

イベント処理の定義方法を選択します。
ここでは、“画面部品とイベントの組ごとに定義”を選択します。

[追加]ボタン

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスを表示し、ダイアログボックスで指定されたイベント名、関数名を追加します。

[編集]ボタン

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスを表示し、選択された行のイベント名、関数名をダイアログボックスで指定されたイベント名、関数名に変更します。

[削除]ボタン

選択された行を削除します。

[ジャンプ]ボタン

ソースビューのキャレットを選択された関数に位置付けます。

上記の[イベント処理定義]ダイアログボックスで[追加]ボタンをクリックすると、[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスが表示されます。
[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスの指定項目は、画面部品に直接定義する場合と同じです。

[イベント処理定義の追加]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、設定したイベント名および関数名が以下のように[イベント処理定義]ダイアログボックスに反映されます。


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