Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド |
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第3章 通信フレームワーク | > 3.7 イベントログ機能 |
ログのレベルは、ログの詳細度を表します。特定のレベル以下のログだけを出力するように設定して、不要なログを抑止することができます。
クライアント側で以下のように設定すると、設定されたログレベル以下のログ情報がサーバに送られます。
RCF_config = { eventLogLevel: "[ログレベル]" } |
TRACE | INFO | WARN | ERROR
レベルは、左が高く、右が低くなります。
例えば、“WARN”を指定した場合、“WARN”と“ERROR”のログが出力されます。
サーバ側の設定値(logLevel)との対応関係は、以下の表のとおりです。
クライアント設定文字列 |
サーバ設定数値 |
---|---|
TRACE |
20 |
INFO |
10 |
WARN |
7 |
ERROR |
3 |
eventLogLevelプロパティを宣言しない場合、または、eventLogLevelプロパティにnullを指定した場合、ログ出力の関数呼出しがあっても、ログはサーバに送られません。
イベントログの出力先や出力レベルは、Apcoordinatorのログ定義ファイルで制御します。
ログ定義ファイルは、WEB-INFフォルダ直下に配置します。デフォルトのファイル名は、logConf.xmlです。また、イベントログで出力するログに対するApcoordinatorログライブラリの管理名は、"acf_client"です。
以下に、イベントログを出力する場合のログ定義ファイルの記述例を示します。
以下の記述例では、ログレベルが“WARN"および"ERROR"のログが出力されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <logConfig xmlns=http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf xmlns:xsi=http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance xsi:schemaLocation="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logconf.xsd"> <config> <version>7.0</version> </config> <logComposer name="acf_client"> <level>9</level> <output name="clientOut" type="stdout"/> </logComposer> </logConfig> |
ログ定義ファイルについては、“Apcoordinator ユーザーズガイド”を参照してください。
イベントログAPIを利用したサンプル(eventLog)については、“サンプルアプリケーション”を参照してください。
イベントログ機能が通知する例外については、“イベントログ機能に関するメッセージ”を参照してください。
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