本ソフトウェアで必要となる資源について説明します。
本サーバにテープマネージャーを導入する場合は、テープマネージャーに必要なディスク資源の容量を合計する必要があります。詳細については、「第7章 テープマネージャーのインストール」を参照してください。
本ソフトウェアを新規にインストールする場合には、各ディレクトリに以下のディスク容量が必要です。必要があれば、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。
項番 | ディレクトリ | ディスク所要量 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
Solaris | Linux | |||
1 | /$DIR1 | 580 | 580 |
|
2 | /$DIR2 | 0.2 | 1 |
|
3 | /$DIR3 | 0.2 | 1 |
|
4 | /opt | 150 | 120 | インストール時に指定するプログラムディレクトリ名が/opt以外の場合 |
“$DIR1”は本ソフトウェアのインストール時に指定するプログラムディレクトリ名です。
“$DIR2”は本ソフトウェアのインストール時に指定する環境設定ディレクトリ名です。
“$DIR3”は本ソフトウェアのインストール時に指定する可変データ格納ディレクトリ名です。
本ソフトウェアを以下の運用で動作させる場合には、各ディレクトリにはインストールに必要な「2.2.3.1 静的ディスク資源」に加えて、以下のデータベース領域(参考)が必要です。(ディスクの増設が必要となる場合があります。)
【データベース領域の見積もりについて】
「2.2.2.5 データベース領域の見積もり」を参照してください。
項番 | ディレクトリ | ディスク所要量 | 運用内容 |
---|---|---|---|
1 | /$DIR2 | (a+35×b)/1024 | 本サーバでバックアップ運用を実施し、Symfowareをバックアップしない場合 |
2 | /$DIR2 | ((a+35×b)+(b+0.5×c))/1024 | [Solaris版の場合] |
3 | /$DIR2 | (1.1×d)/1024 | 本サーバでレプリケーション運用を実施する場合 |
4 | /$DIR2 | 0.4 | 必ず必要です。 |
5 | /$DIR3 | 13 | 必ず必要です。 |
6 | /$DIR3 | 13+4×e | クラスタ運用を実施する場合 |
7 | /var | 106 | 必ず必要です。 |
“$DIR2”は本ソフトウェアのインストール時に指定する環境設定ディレクトリ名です。
“$DIR3”は本ソフトウェアのインストール時に指定する可変データ格納ディレクトリ名です。
a:バックアップディスクの個数
b:業務ディスクの個数
c:バックアップ対象となっている全データベーススペースのDSI数
d:レプリケーション運用に使用する複製元/複製先ボリュームのペア数
e:業務数(ローカル業務を含む)
本ソフトウェアを以下の運用で動作させる場合に使用するメモリ容量を示します。
項番 | メモリ所要量 | 運用内容 |
---|---|---|
1 | 150 | 全体128パーティションを業務ボリューム16パーティション、バックアップボリューム60パーティションで運用した場合。 |
2 | 10 | 業務ボリューム16スライス、バックアップボリューム60スライスの環境で1スライスのバックアップコマンドを実行 |
本ソフトウェアを以下の運用で動作させる場合に必要なスワップ容量を示します。システム提供のスワップ領域を超える場合は、スワップ領域を拡張してください。
項番 | スワップ容量 | 運用内容 |
---|---|---|
1 | 300 | 全体128スライスを業務ボリューム16スライス、バックアップボリューム60スライスで運用した場合。 |