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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

1.5.3 VxVM(VERITAS Volume Manager)配下のボリュームについて

AdvancedCopy Managerでは、以下の単位でVxVM配下のボリュームをバックアップ/レプリケーションすることができます。

VxVM配下のボリュームのバックアップ運用については、「4.9 VxVMボリュームの運用」を、VxVM配下のボリュームのレプリケーション運用については、「7.9 VxVMボリュームの運用」を参照してください。

1.5.3.1 ディスクグループを構成する物理ディスク

論理ボリュームが使用しているサブディスクが存在するVMディスク(物理ディスク)を管理単位とします。

図1.7 VxVMの構成例

AdvancedCopy Managerは、VMディスク全体をコピーするため、サブディスクとなる共有領域だけでなく、VxVMの内部構成情報が格納されている占有領域もコピーされます。

したがって、バックアップやレプリケーションを行う際には、VxVMの構成情報の整合性を保ってコピーを行う必要があります。

AdvancedCopy Managerに指定するデバイス名は、以下の形式です。

/dev/vx/dmp/hdisk#

注意

VxVMにおけるエンクロージャーに基づく命名規則の運用下での動作はサポートしていません。

注意

クラスタ構成で運用する場合、クラスタを構成する全てのサーバにおいて、ディスクグループを構成する物理ディスクのデバイス名(/dev/(r)hdisk#)が同じであり、デバイス名が指すETERNUSのディスクも同じである必要があります。