VxVMボリュームをバックアップ対象とする場合、VxVMボリュームを構成する物理ディスク単位にバックアップを行います。
バックアップ運用は、ディスクグループとしての整合性を保つ必要があることから、ディスクグループ内のすべての物理ディスクで、同期をとって操作しなければなりません。
ポイント
同期を取る必要がある物理ボリュームを確認する方法については、「9.3.10 デバイス情報表示コマンド(stgxfwcmdispdev)」または『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「同一のコピー領域を使用するデバイスの表示」を参照してください。
注意
通常ボリュームの基本的運用を理解した上でご利用ください。
注意
物理ディスク単位の運用では、スナップショット型での運用を推奨します。同期型での運用の場合、全面コピー中および差分コピー中は複写先に対しVxVMのコマンド等のディスクへのアクセスが生じるコマンドは実行できません。
注意
クラスタ構成で運用する場合、クラスタを構成する全てのサーバにおいて、ディスクグループを構成する物理ディスクのデバイス名(/dev/(r)hdisk#)が同じであり、デバイス名が指すETERNUSのディスクも同じである必要があります。