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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

8.5.3 レプリケーション機能を利用したバックアップ/リストア

10.4.1.1 複製ボリューム情報設定コマンド(swsrpsetvol)の設定で、双方向に定義したボリュームペアに関して、複製先ボリュームから複製元ボリュームへデータをリストアすることができます。

リストアは以下の手順で実行できます。

  1. リストア対象のボリュームにECセションが存在する場合は、10.4.2.4 複製解除コマンド(swsrpcancel)を実施します。

  2. 複製元ボリュームと複製先ボリュームの指定をレプリケーション実行時とは反対にして10.4.2.2 複製作成コマンド(swsrpmake)を実施します。QuickOPC/SnapOPCを使用したバックアップ運用の場合は、-Tオプション、-Cオプションを指定せずに複製作成コマンドを実行します。

注意

SnapOPC+では、複製先ボリュームから複製元ボリュームへのレプリケーション機能を利用したリストアはできません。リストアが必要な場合、複製先ボリュームから手動でコピーしてください。

図8.47 SnapOPC+の場合のリストア