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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

12.6.7 Exchange運用状況表示コマンド(swsrpstat_exchange)

指定されたストレージグループの運用状況を表示します。

  1. 指定方法

    プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpstat_exchange  [-Xdevmap Device-Map-File ]
                                                   -sgname Storage-Group-Name
  2. オプションの説明

    オプション

    説明

    -sgname

    ストレージグループ名を指定します。
    スペースを含むストレージグループ名は、二重引用符(" ")をつける必要があります。

    -Xdevmap

    ストレージグループの配置ボリュームとバックアップボリュームの組を記述した、デバイスマップファイル名を指定します。デバイスマップファイル名は絶対パスで指定してください。
    本オプションを省略した場合は、指定したストレージグループの全ての複製ボリュームに対する運用状況を表示します。

  3. 終了ステータス

    =0:正常終了
    >0:異常終了

  4. 実行例

    ストレージグループFirstStorageGroupの運用状況を表示します。業務ボリューム(ストレージグループ配置ボリューム)とバックアップボリュームの対応が記述された、デバイスマップファイルがK:¥STG¥DEV.mapであるとします。

    C:¥> C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpstat_exchange  -Xdevmap K:¥STG¥DEV.map  -sgname FirstStorgeGroup
    Server    Original-Volume  Replica-Volume   Direction Status     Execute
    EXCHG-SVR g1d1p1@EXCHG-SVR g1d11p1@BKUP-SVR regular   equivalent 100%
    EXCHG-SVR g1d2p1@EXCHG-SVR g1d12p1@BKUP-SVR regular   sync        83%
    C:¥>

    表示される内容および注意事項については、「12.4.2.3 運用状況表示コマンド(swsrpstat)」を参照してください。

注意

実行状態(“Status”欄に表示される状態)が以下の場合は必要に応じて対処を行ってください。

Status表示

対処方法

failed

ハードウェアトラブルです。ハードウェアトラブルの原因を取り除いた後、12.4.2.4 複製解除コマンド(swsrpcancel)を用いて運用を停止してください。

halt

筐体間レプリケーション運用中のハードウェアトラブルです。ハードウェアトラブルの原因を取り除いた後、12.4.2.4 複製解除コマンド(swsrpcancel)を用いて運用を停止してください。

?????

コピー情報が取得できませんでした。再実行しても同様の結果になる場合はハードウェアトラブルです。ハードウェアトラブルの原因を取り除いた後、コマンドを再実行してください。

注意

次のような場合は、運用状況を表示できません。

  • 指定した複製元/複製先ボリュームが複製ボリュームとして設定されていないとき。

注意

次のコマンドの実行中は、本コマンドは実行できません。