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 Kシリーズ端末エミュレータFAXサポート V7.1 使用手引書

3.3.3 印刷モードの設定

「印刷モード」タブでは文字フォントなど、印字処理の制御について設定します。

図3.18 K端末FAXサポートの設定(「印刷モード」タブ)


■ANKフォント

1バイト系文字のフォントを指定します。

ANK文字用

ANK文字はANKフォントを使用します。

半角漢字用

ANK文字は半角漢字フォントを使用します。

OCR-B

ANK文字はK端末エミュレータに添付されているOCR-Bフォントを使用します。OCR-Bフォントをシステムに登録していない場合は、「2.5 OCR-Bフォントの登録について」に記載されている手順でシステムに登録してください。

SMED帳票時半角

標準メッセージ定義体(SMED)を使用して作成されたページの印刷には、半角漢字用フォントを使用し、それ以外の方法で作成されたページの印刷にはANK文字用フォントを使用します。


参考

ANKコードは3種類のEBCDICコード[カナ文字系(デフォルト)、英小文字系、ASCII系]に対応しています。

ホスト側からの指定により自動的に切り替わります。

■OCR-Bエリートのフォント

ANK文字状態が、OCR-Bフォントでエリートピッチ状態となったときの動作を指定します。

パイカピッチは、1インチあたり10文字、エリートピッチは、1インチあたり12文字のANK文字を印字するピッチ指定です。

OCR-B

OCR-Bフォントで印字します。

半角漢字用

半角漢字フォントで印字します。


■漢字未定義文字

未定義の漢字コードを認識した場合の印字パターンを指定します。ただし、未登録の利用者定義文字はベタパターン(■)です。また、拡張漢字/非漢字コード内の未定義文字はスペースとなります。

非印字

未定義文字が、スペースになります。

未定義マーク印字

未定義文字が、文字サイズの4点パターン ( ) となります。


■7ポイント文字指定動作

7ポイント文字が指定されたときの動作を指定します。

有効

7ポ状態へ遷移し7ポとして文字を配置します。

無効

7ポ検出時に、9ポ指定として9ポ状態へ遷移します。
したがって、9ポで文字を配置し印字します。


■9ポイント文字指定動作

9ポイント文字が指定されたときの動作を指定します。

有効

9ポ状態へ遷移し9ポとして文字を配置します。

無効

9ポ状態のまま、10.5ポのフォントで印字します。


■12ポイント文字指定動作

12ポイント文字が指定されたときの動作を指定します。

有効

12ポ状態へ遷移し12ポとして文字を配置します。

無効

12ポ検出時に、10.5ポ状態へ遷移します。
したがって、10.5ポで文字を配置し印字します。



注意

実際に使用されるフォントは、ホストから通知されるフォントの指定とK端末FAXサポートの設定の組合せにより、決定されます。

詳細については、「付録F 文字フォント」を参照してください。