Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU -
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まえがき

■本書の目的

本書は、埋込みSQLを利用したデータ操作のためのプログラムの開発方法について説明します。

■本書の読者

本書は、Symfoware/RDBのデータベースを利用する方およびSymfoware/RDBのデータベースを処理するアプリケーションを開発する方に読んでいただくように書かれています。本書を読むには、以下に示す技術および知識が必要です。

グローバルサーバ上のデータベースを利用する場合には、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)グローバルサーバ連携”を参照してください。

■本書の構成

本書の構成と内容は以下のとおりです。

アプリケーション開発の概要

埋込みSQLを利用したアプリケーション開発の概要を説明します。クライアント・サーバモデルの概要およびアプリケーション開発作業の流れを説明します。

アプリケーションの設計

埋込みSQLを利用したアプリケーションの設計時に考慮すべき点について説明します。コネクション、文字コード系およびトランザクションと排他制御について説明します。

アプリケーションの作成

埋込みSQLを利用したアプリケーションの作成方法を、言語別に説明します。C言語およびCOBOL言語のプログラムにSQL文をコーディングする場合の規則、コーディング位置およびSQL文の実行結果の確認の方法について説明します。

ルーチンを利用するアプリケーションの作成

プロシジャルーチンおよびファンクションルーチンを利用するアプリケーションの作成方法について説明します。

アプリケーションのコンパイル・リンク

埋込みSQLを利用したC言語またはCOBOL言語のアプリケーションを、コンパイルおよびリンクし、実行可能ファイルを作成する方法について説明します。

アプリケーションの実行

埋込みSQLを利用したC言語またはCOBOL言語のアプリケーションの実行方法および動作環境のチューニング方法について説明します。

C言語のサンプルプログラム

埋込みSQLを利用したC言語のサンプルプログラムを記載します。

COBOL言語のサンプルプログラム

埋込みSQLを利用したCOBOL言語のサンプルプログラムを記載します。

SQLSTATE値

SQL文の実行結果としてアプリケーションに通知されるSQLSTATEについて説明します。

定量制限

Symfoware/RDBの定量制限の一覧を示します。

システム表

Symfoware/RDBのシステム表で出力される情報の一覧と、その意味について説明します。

動作環境ファイルのパラメタ一覧

アプリケーションの動作環境をチューニングするために、動作環境ファイルに指定できるパラメタの一覧を示します。

環境変数

アプリケーションの動作環境をチューニングするための環境変数について説明します。

資源の見積り

ソート作業域およびメモリの見積りについて説明します。

アプリケーションおよびRDBコマンド間の排他

アプリケーションおよびSymfoware/RDBのコマンドが同時に動作した場合の排他制御について説明します。

SQL文の使用範囲

Symfoware/RDBがコンパイル・実行時にサポートするSQL文の使用範囲について説明します。

ファンクションルーチンのパラメタのデータ型と対応するデータ形式

ファンクションルーチンのパラメタに指定されたデータベースのデータ型に対応するデータ形式について説明します。

■本書の読み方

本書に記載するアプリケーションおよびSQL文の記述の例は、特にことわらない限りC言語での記述を使用します。COBOLの記述と特に異なる点については、“アプリケーションの作成”で説明します。

■関連マニュアル

本書に関連するマニュアルは以下のとおりです。

平成19年 5月  初版
平成19年 6月  第2版
平成20年 11月  第3版


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