日時データは、1年、半年などある期間に区切って処理することがあります。
そこで、標準日付形式、または、標準日時形式のデータを丸めて、または切り捨てて標準日付形式で返却する機能を提供します。
日時データを丸める場合、以下の日時関数を指定します。
round_date関数
round_datetime関数
ポイント
丸めとは
丸めとは、数値を一定の規則に従って、近似値で表現することです。
丸め指定可能な単位とその結果については、“A.10.8 round_date関数”を参照してください。
日時データを切り捨てる場合、以下の日時関数を指定します。
trunc_date関数
trunc_datetime関数
切捨て指定可能な単位とその結果については、“A.10.10 trunc_date関数”を参照してください。
例1
日付2を半期で丸める場合
round_date($日付2,"HALF") |
結果
"2008-07-01" |
例2
日付2を半期で切り捨てる場合
trunc_date($日付2,"HALF") |
結果
"2008-01-01" |
例3
日時2を四半期で丸める場合
round_datetime($日時2,"QUARTER") |
結果
"2008-01-01" |
ポイント
標準日時形式を指定する場合には、時間部分は切り捨てて処理されます。
例4
日時2を四半期で切捨てる場合
trunc_datetime($日時2,"QUARTER") |
結果
"2007-10-01" |
例5
日付3を半期で丸める場合
round_date(convert_date($日付3,"DY MON DD YYYY"), "MONTH") |
結果
"2008-02-01" |
例6
日付3を半期で切捨てる場合
trunc_date(convert_date($日付3,"DY MON DD YYYY"), "MONTH") |
結果
"2008-01-01" |
参照
日時データの丸め・切捨て関数の詳細については、以下を参照してください。