集計結果は、OutFileパラメタで指定したファイルに出力します。
出力ファイルタイプごとに説明します。
集計結果は、グループ式と集計式に指定した順に出力します。
グループ式でグループ化の階層を指定した場合、グループ単位の集計結果を先に出力します。すべての入力データを集計した結果は、最後に出力します。
1レコードの項目は、以下の順に出力します。
グループ式で指定された項目
集計式で指定された項目
"Kbn","Kname","Number","Nname","Code","Name","Val" "01","設備","1000","第一開発部","AAA","ブロックA","1000" "01","設備","1000","第一開発部","BBB","ブロックB","1200" "01","設備","1000","第一開発部","CCC","ブロックC","800" "02","事務","1000","第一開発部","AAA","ブロックA","500" "02","事務","1000","第一開発部","BBB","ブロックB","200" "01","設備","1001","第二開発部","AAA","ブロックA","100" "01","設備","1001","第二開発部","BBB","ブロックB","500" "02","事務","1001","第二開発部","AAA","ブロックA","5000" "02","事務","1001","第二開発部","BBB","ブロックB","3200" "01","設備","1002","第三開発部","AAA","ブロックA","1500" "01","設備","1002","第三開発部","BBB","ブロックB","1000" "02","事務","1002","第三開発部","AAA","ブロックA","1520" |
グループ式でグループ化の階層を指定した場合、上位の階層のグループに対する集計結果は、下位の階層のグループの集計結果のあとに出力します。すべての入力データを集計した結果は、最後に出力します。
出力ファイルタイプがXML形式の場合、出力結果はグループ化の階層に対応した階層でグループごとに出力されます。また、集計結果全体を取りまとめるルートタグ名も指定できます。
以下に、XML形式の集計結果の構造を説明します。
集計条件にRootTagNameパラメタを指定した場合は、出力結果を指定したルートタグでまとめた1XML文書になります。RootTagNameパラメタを指定しない場合は、グループ式にて指定した最左端のグループ項目のラベルがルートタグ名となり、最左端のグループ項目値のパターン数分のルートタグを持つ複数のXML文書がOutFileで指定したファイルに出力されます。
グループ式にて指定したラベルが各グループ階層のタグ名となります。グループ値は、このタグ内のテキストノード値として出力します。
集計式にて指定したラベルが集計結果のタグ名となります。集計値は、このタグ内のテキストノード値として出力します。
グループ項目の定義に閉じ中括弧(})を指定した場合には、そのグループ項目の階層の終了タグ前に、その階層のグループの集計結果を出力します。この集計結果のタグ名は、3.の集計式指定ラベルと同一とし、集計結果の値はこのタグ内のテキストノード値として出力します。
RootTagNameパラメタを指定した場合は、XML宣言が先頭に付加されます。
"AA","BB","CC","YY","ZZ" "a1","b1","c1","1","1" "a1","b1","c2","1","1" "a1","b1","c2","1","1" "a1","b2","c3","1","1" "a1","b2","c3","1","1" "a1","b2","c3","1","1" "a1","b2","c3","1","1" "a2","b3","c4","1","1" "a2","b3","c4","1","1" "a2","b3","c4","1","1" "a2","b3","c4","1","1" "a2","b3","c4","1","1" "a2","b3","c5","1","1" "a2","b3","c5","1","1" "a2","b3","c5","1","1" "a2","b3","c5","1","1" "a2","b3","c5","1","1" "a2","b3","c5","1","1" |
以下に、RootTagNameパラメタの指定有無例を示します。
集計条件
・・・ # グループ式 GCondition } $AA A}, $BB B } , $CC C # 集計式 RCondition count() X , sum($YY) Y , sum($ZZ) Z # RootTagNameパラメタ RootTagName result ・・・ |
集計結果
注意
実際の集計結果は、グループ間の改行は無く、1行に出力されます。
本マニュアルでは、集計結果を解説するために改行を入れて表記しています。
集計条件
グループ式 集計式 | } $AA A}, $BB B } , $CC C count() X , sum($YY) Y , sum($ZZ) Z |
集計結果
コマンド利用時は、集計条件ファイルのRootTagNameパラメタで指定します。
C API利用時は、AsisExecuteAnalyze関数のRootTagNameパラメタで指定します。
注意
実際の集計結果は、グループ間の改行は無く、1行に出力されます。
本マニュアルでは、集計結果を解説するために改行を入れて表記しています。
参照
指定書式の詳細については、以下を参照してください。
コマンド利用時は“B.3.2 集計条件ファイル”
C API利用時は“C.3.3 AsisExecuteAnalyze”