Interstage Job Workload Server 解説書
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第4章 導入から運用まで> 4.1 導入から運用までの流れ

4.1.1 システム設計

システム設計を行います。

■業務の設計

◆業務内容の明確化

システムが実行する業務の以下の内容について明確にします。

また、業務の内容に伴い、実際のシステム構築とアプリケーションの設計に関連する要素を抽出します。

 

◆バッチアプリケーションとバッチジョブ定義の設計

業務設計した内容を、実際に動作するアプリケーションの設計とアプリケーションの連携パターンであるバッチジョブ定義にマッピングします。


バッチアプリケーションとバッチジョブ定義の設計方法は、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”を参照してください。

 

◆アクセス権限の設計

以下の3つの権限について、アプリケーション開発時および運用時にどのユーザに権限を与えるかを設計します。


Windows(R)では、Interstage運用グループはありません。システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)でバッチシステムの運用を行います。

アクセス権限の設計については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”を参照してください。

 

■システムの設計

◆ハードウェア環境の設計

業務の設計で抽出した要素にもとづいて、ハードウェアを選定します。また、業務を開発するサーバと業務を運用するサーバを個別に構築する場合は、それぞれのサーバの設計を行う必要があります。

 

◆ソフトウェア環境の設計

ジョブを運用するためのジョブキュー、イニシエータ、バッチワークユニットなど、Interstage Job Workload Serverの環境を設計します。


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