接続パス情報一括登録コマンドで使用するCSVファイルについて説明します。
以下について説明します。
CSVファイルの記述形式
CSVファイルの項目
CSVファイルの例
CSVファイルの記述形式は以下のとおりです。
接続パス,ホスト名,ポート番号,LU名,グループ名,端末タイプ,英数カナ変換,キー1,値1,キー2,値2,キー3,値3,キー4,値4,キー5,値5
各項目をカンマ(,)で区切り、1接続パスを1行に記述してください。行の先頭が「#」で始まる行は、コメント行とみなされます。
CSVファイルの項目の一覧は以下のとおりです。
項目名 | 説明 |
---|---|
接続パス (※) | 接続パス名を指定します。 半角1~12文字以内で指定してください。 「,」、「¥」、「/」、「:」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、半角カナは使用できません。 英小文字は英大文字に変換されます。 |
ホスト名 (※) | 接続先のホスト名、コンピュータ名またはIPアドレスを指定します。EONFゲートウェイと接続する場合は「localhost」を指定してください。 半角1~46文字以内で指定してください。 「,」、「"」、「¥」と、半角カナは使用できません。 |
ポート番号 (※) | 接続先のポート番号を指定します。 範囲:0~65535 |
LU名 | 接続先のLUを特定するLU名を半角249文字以内で指定します。 この項目は省略できます。 「LU名」と「端末タイプ」は合わせて半角1~250文字以内になるように指定してください。LU名設定の可否および実際の動作は、通信相手の使用により異なります。 半角の「,」、「"」、「¥」と半角カナは使用できません。 |
グループ名 | グループ名を特定する場合に指定します。 1~12文字以内で指定してください。 半角の「,」、「"」、「¥」と半角カナは使用できません。 |
端末タイプ | 接続先に登録されている端末タイプを指定します。 半角1~250文字以内で指定してください。 「@」、「,」、「"」、「¥」と半角カナは使用できません。 省略した場合は「FUJITSU-6680-00」が設定されます。EONFゲートウェイと接続する場合は省略できます。 |
英数カナ変換 | 入出力データのコード変換規則を指定します。 以下の数値で指定してください。 0 : EBICDICカナあり 1 : EBICDICカナなし 2 : EBCDIC-ASCII 省略した場合は「0 : EBICDICカナあり」が設定されます。 |
シナリオ変数 キー名1~5 | シナリオ変数のキー名を指定します。 1~32文字以内で指定してください。 半角の「$」、「[」、「]」、「=」は使用できません。「"」はエスケープして使用されます。 ※JIS2004の機種依存文字は未サポートです。 |
シナリオ変数 値1~5 | シナリオ変数の値を指定します。 0~80文字以内で指定してください。 「"」はエスケープして使用されます。 ※JIS2004の機種依存文字は未サポートです。 |
(※)は必須項目です。
参考
CSVファイルは以下の例を参考に記述してください。
LOCAL0,localhost,23,,,FUJITSU-6680-00,0,,,,,,,,,,,
LOCAL1,localhost,23,LU1,group1,FUJITSU-6680-00,0,key1,val1,key2,val2,,,,,,
注意
記述する情報にシフトJIS範囲外の文字を使用することはできません。
記述する情報の項目位置(記述順)は変更しないでください。
テキストエディタを利用してCSVファイルを作成する場合は、値を設定しない項目があっても区切り文字(カンマ)は省略しないでください。
Microsoft(R) Excelを利用して編集をする場合は、各項目をダブルクォートで囲まないでください。
テキストエディタを利用して編集をする場合は、各項目をダブルクォートで囲まないでください。
また、各項目にカンマ、ダブルクォートは使用できません。
ただし、「シナリオ変数 キー名」、「シナリオ変数 キー値」については、以下の記述に従ってください。
項目値でカンマ、ダブルクォートを使用する際は、項目の両端をダブルクォートで囲みます。
CSVファイルのひな型を以下に格納しています。運用環境に合わせ編集してご使用ください。
[インストールフォルダ]¥conf¥template¥template_ihaspath.csv